しつこくレンズ豆だが、名前の由来はレンズに形状が
似ているからと思っていたが、どうやらレンズ豆が先
で、レンズがレンズ豆に似ているからレンズとつけた
というのが真相のようだ。
フランス語だと「Lentille」(ランティーユ)で、扁豆
(かた豆つまりレンズ豆)とレンズそのものの意味も
あるらしい。
いろいろ勉強になる。
で、例の「レンズ豆のカレー」だが、前回レンズ豆の
量が多すぎて味的にはちょっとであったと書いたが、
その後、塩味も濃いこともあり、薄めるために生クリー
ムを大匙一杯ほど足した。
すると、今ひとつかなと思った「レンズ豆のカレー」は
劇的に変化して(大袈裟)、充分美味いカレーに変身
した。
生クリーム少々でここまで変わるか、と正直驚いた。
インドでいうと、北だか南だかどちらかがそういうク
リームなどを使うカレーらしいが、そのどちらかのカ
レーになったのだ。
それにレンズ豆そのものも、初日より3日後のほうが
旨味を増しているように思う。
ここでカレー理論の訂正をしないといけない。
カレーは出来たてが美味いという理論だ。
注として、レンズ豆のカレーにおいては必ずしも当て
はまらないと。
しかし、こういうものは実践しないと分からないもの
だ(知らなくても全く困らない知識ではあるが)。
経験してこそつかむ真実。
「日々是勉強」、なんてね。