ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ギル.エヴァンス

2008年02月11日 | 芸術


マイナス10度が、どうやら窓ガラスに氷の結晶がで
きるかどうかの境目のようだ。
ということで、本日もマイナス10度を下回った。
ピークはとうに超えたというこちらの読みは、大きく
外れてしまった。
完全に真冬真っ只中である。
湖の 氷は解けず まだ寒し byニイタカヤマノボル。

T君話の続きだが、東京で結局五枚ほどのCDを買っ
てきたそうだ。
その内の二枚を借りてきた。
一枚は、「ホルガー.シューカイ」。
よほどのプログレ好きしか知らないと思うミュージシャン
だが(こちらも最近知った)、「can」というグルー
プの元メンバーで、そのソロアルバム。
マニア向け中古レコード屋じゃないと、まず発見でき
ないと思われるCDだ。
聞くのを忘れたが、多分下北沢の店だろう。

そしてもう一枚は、何故か「ギル.エヴァンス」。
「ビル.エヴァンス」ではなく「ギル.エヴァンス」。
ジャズのアレンジャーとして有名だが、個人的には、マ
イルスの「スケッチ.オブ.スペイン」というアルバ
ムで知っているだけだ。
そう言えば、以前、ギル.エヴァンスの何とかというCD
アマゾンに無いですかと聞かれたことがあった。
マイルスだったらまだしも、ギル.エヴァンスに関し
ては殆ど知識ないし、じゃあちょっと調べてみるとい
うことになって、結局その時は見当たらないという結
果になって残念でした、であった。
どうやら、そのお望みのCDだったようだ。
これは、下北沢ではなく、中央線沿線のどこかの中古
屋であろう。
特に荻窪、高円寺辺りが臭い。
まあ、そんなことはどうでも良い。
それより、お目当てのCDを発見できて喜ばしいのだ
が、一体何がT君を惹きつけたのか、それを知りたか
った。

本当は、最初に調べた時に聞いていたのだが、それは
ある曲が入ったアルバムということであった。
そのある曲が何であったか、完全に忘れていたのだ。
そこで、今回のCDに入っている曲を、一つ一つ確認
してみた。
サックスは「フィル.ウッズ」と「ウェイン.ショーター」
かふむふむ、他にも「サド.ジョーンズ」「ポール.チェ
ンバース」とか有名どころがごろごろいるぞ、という
のは今回関係なかった。
曲曲。
それは直ぐにみつかった。
タイトルを見た瞬間思い出した。
「ラスベガスタンゴ」という曲だ。
当時、「ラストタンゴ.イン.パリ」だったら知って
いるが、などと言った記憶も蘇ってきた。
これこれ。

そして、改めてその「ラスベガスタンゴ」を聴いてみ
る。
それは、確かに他の曲に比べて印象深い曲であった。
というか、最初にざっと聞いたときに耳に残ったのが
偶然にもこの曲であった。
ということは、プログレ好きの感性に訴える何かがこ
の曲にあるのか。
今度、T君にこの曲の謂れを聞いてみないと。
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