ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

トマソン フォール型

2010年04月06日 | トマソン


まあこれも広義においては「原爆タイプ」と 言っても良いかも知れない。名付けて「フォ ール型」。つまり滝のように見える壁の染み のことだ。これが結構多い。経年に拠るとこ ろは以前取り上げた「南画タイプ」と同じだ が、「南画タイプ」のようにその生成過程が 分かるものは、なるほどと思うことができる のだが、同じ壁の作品でもこの「フォール型」 は、今ひとつそこの所がはっきりしない。が、 その作品性というか存在感にはなかなかのも のがある。一昨日の写真にも一部それらしき ものが認められるが、今日のものには叶わな い。今のところの最高傑作である。別名「滂 沱の涙型」である。ああ、家が泣いている。
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