ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

傑作との邂逅

2010年04月15日 | トマソン


全く、暖かくならないにもほどがある。極端 に一日だけ暖かくなるより、程々の安定がほ しいと切に思う。そういう点では、すでに超 保守主義者である。何故そうなったかという と、身体の適応能力が衰えてしまったから。 風が寒いと自転車にも乗る気が起こらない。 そんな中、近場をちょっと歩いた。もうあま り発見もない街場なのだが(この時期だと本 来は自然観察)、何度も歩いたところでも、 方向を変えると新たな発見があったりする。 そのパターンであるが、今回それが傑作との 邂逅をもたらした。そこは何度も通過してい たところだが、今まで全く気付かなかった。 これも原爆タイプなのではあるが、その補修 の仕方が半端ではない。一枚で済むところを この大きさの波板しかなかったのだろうか、 何枚も何枚も重ねて張り付けた。結果パッチ ワークのようになった。見ようによっては菅 木志雄が作った作品のようにも見える。こ れは傑作だろう。実際これを発見したときは、 胸が踊った。
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