ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

単独登山

2013年05月02日 | 生き物 自然

 

去年整備されたという、大見山の登山道に初めて挑戦。登山道と大袈裟ではあるが、実際はハイキング程度の山道だ。飲み物と昼食用のケバブサンドを入れたリュックと共にいざ出発。時刻は9時15分。登山道の入り口までは家から約20分ほど。登山道の始点は、地元の人間であれば直ぐ分かるエプソンの本社があるちょっと上。その辺りからいよいよ坂道が始まる。

エプソン本社

坂道の始まり

 

天気は良いのだが、気温が低い。歩いても体は中々暖まらない。途中登山カード投入箱などと言うものがあったが、そこまでするほどのものではない、と思う。暫く行くと、登山道での本日初めての人間に遭遇。向こうは下りて来たのだが、手に今時珍しい捕蝶網を持っていた。年は70近い。足の運びが今一滑らかではない。退職して暇とお金があり昔の趣味を復活したという典型と見た。そのオジさんは目の前で網を振り下ろした。どうやらシジミ蝶を狙ったようだ。ところがおじさん、狙い通り網に入れたのだが、それを取り出すときにもたもたやって逃がしてしまった。慌てるおじさん。シジミ蝶はあっという間に飛んでいく。何やらコントのような光景であった。「スギタニルリシジミ?」と聞くと「そう」と残念そうに答えた。

下っていくおじさん

暫く行くとそのスギタニルリシジミ(当然別の)に遭遇。水辺に来る蝶で、この時期だけ見られ、数はあまり多くない。

 

その後、大分登った所で本日二人目の人間に遭遇。今度は単独ハイカー。同じ登り組みなのだが、立ち止まっていたので追いついたのだ。何をしてるのかと思ったら、前方に熊がいて動けないとのこと。その熊がいる場所は30メートルほど前方の道から5メートルほど上がった斜面の藪の中。ハイカーが言うには、じっとこちらを見て移動しないとのこと。よく見ると確かに動物が蠢いている。実際周辺には熊がいるし、出現してもおかしくない。が、よく見ると、地面の草を食べている。カモシカじゃないのか。逃げずに人間をじっと見るというのも熊にしてはちょっとおかしい。そこでもう少し近付いてみてみると、案の定カモシカであった。それにしてもあのハイカー、こちらが来なければずっと足止めをくらっていたのか?

 

カモシカのいたところから頂上までは15分ほどだった。遂に登頂、というほどの大袈裟なものでは勿論ない。時刻は11時15分。家からほぼ二時間だった。因みに家の標高は760メートルほど。

 

つづく

 

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