ピカビア通信

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危険な関係

2013年05月11日 | 映画

 

ビートルズマニアのS氏が新たなDVDを持ってきた。「危険な関係」というロジェ.ヴァディム(ブリジット.バルドーの旦那)の作品だ。何故に?と思うのだが、その理由はこの映画に使われている音楽にあった。アート.ブレーキーの有名な曲が使われていたのだ。それは確かによく聴いた曲で(タイトルは覚えていない)、間違いなくああこれか、と言うような曲であった。S氏はわざわざこの曲のためにDVDまで買ったわけである。

さてその映画だ。ジャンヌ.モローとジェラール.フィリップが夫婦役で共演という、なかなか豪華な作品であるが、はっきり言って出来は大したことない。ロジェ.ヴァディムが監督であると言った時点で期待もしてなかったが、やはり中身も期待(してないことに関して)を裏切らなかった。出だしの部分は、ルノワールの「ゲームの規則」(これは傑作)を明らかに意識してそうだ。その部分だけは動きがあるが、その後は、唯退屈なお互い公認の不倫ゲームが展開する。この手の話自体詰まらないのだが、大体途中から勝手にやってろという気分になって早送りとなる。

個人的には知らない映画だったのだが、この「危険な関係」という映画そこそこ有名なのであろうか?音楽と映画ではもっと有名なマイルスの「死刑台のエレベーター」がある。そう言えばこれにもジャンヌ.モローが出てた。今調べるとこちらが1957年で「危険な関係」は1959年だった。ロジェ.ヴァディムはルノワールばかりではなくルイ.マルも意識してたのか?と思わず邪推した。

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