ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】ラーメン 福来軒 西岡店 [ラーメン@札幌]

2010年10月05日 22時05分11秒 | 外食記録2010
▲閉店 営業の気配無し [2018.1.31記]
ラーメン 福来軒 西岡店(らーめん ふくらいけん にしおかてん)[ラーメン@札幌][食べログ]
2010.8.29(日)15:45入店(初)
注文 豚生姜セット 980円

  
・札幌市西岡の水源池通と羊ヶ丘通が交わる大きな交差点の一角にあるラーメン店。『イオン』(スーパー)の羊ヶ丘通をはさんで向かい側のビルの二階で、一階部分が駐車場になっています。
 
・カウンターのみ10席ちょっと、といったような小さな店を想像していたのですが、入ってみるとかなりの奥行きがあり、ずいぶん広い店なのでびっくりしてしまいました。座席は厨房を取り囲むように続くカウンター約15席にイス席約5卓、こあがり3卓。札幌に支店が数店あるチェーンでしたが、その存在をはじめて知りました。

・メニューは各種ラーメンに加えカレー、ギョウザ、定食など。今回はラーメンセットのメニューより、豚生姜焼きのセットを注文。注文してから5分ほど、驚くような早さでお盆が登場。
  
・ハーフサイズのラーメン。セットのラーメンは正油味限定です。具はチャーシュー1枚、もやし、長ネギ、ゆで卵半個、メンマなどで、麺はプツプツと歯切れよい西山製麺製の麺。スープは昔ながらのチェーン店風味で、味が舌の細胞に染み透ってこないような少々表面的な味です。
 
・焼肉は食べ応えある大きな豚肉が三枚。真空パックに入った既製品のような雰囲気ですが、ご飯の進む味付けです。つけあわせのキャベツがやたらパリパリとした食感。
 
・ご飯とたくわん。

 
[Canon PowerShot S90]
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【本】アラビアのロレンス [改訂版]

2010年10月05日 19時06分34秒 | 読書記録
アラビアのロレンス [改訂版], 中野好夫, 岩波新書(赤版)73(R19), 1963年
・『アラビアのロレンス』という耳にしたことはあるけれど、その実態については何も知らないフレーズを目にして思わず手にとった書。「第一次世界大戦の最中、トルコの圧制に抗して立ち上がったアラブ人を率い、疾風の如く砂漠を馳駆して闘った冒険児」だそうで、その活躍を描いた映画が非常に有名なようですが、私は見たことがありません。
・読めども読めども先に進まぬ、ぬかるみに足をひきずるような読書感で、読んでいて非常に疲れる苦手な文章です。1963年に公開されたその映画をきっかけに改訂再版したとのことで、どうも既に映画を見ていくらかの予備知識を持った読者を想定しているような節もあり、そんなところにも読みづらさの原因があるのかもしれません。
・「非常に面白いことは、この青少年時代ばかりでなく、生涯を通じて、彼が一切の団体競技類を極度に嫌悪したことである。これはイギリスの、ことにオックスフォード大学生活などではきわめて異常な生活態度だが、フットボール、クリケットなど、いずれも彼自身やらないのはもちろん、見ることもしなかったといわれる。」p.7
・「さらに前述アカバ攻略行の途中、バイルから遊撃隊を率いて鉄道破壊に出たときも、一度彼等はお誂え向きの好餌になるトルコ兵の一隊を見出している。だが彼は、好機とばかりにはやり立つアラブ人を抑えて、第一にまずいくらの死傷を見方に予想しなければならないかを質している。しかもその答が、少数ながら犠牲者の出ることは覚悟しなければならないというのであったとき、彼は「こんな単なる示威のために五、六人を失うことは、よし計算の上では利益であろうとも、愚かであり、いや、それ以上である」(第五十章)として、ほとんど暴力に訴えてまで制止しているのである。この生命に対する彼の観念は、ゲリラ戦指導者としてロレンスの行動を終始一貫する一つの原理であったといってよかろう。」p.100
・「鉄道破壊がロレンスのお家芸であったことは、今日ではあまりにも周知の事実になった。ロレンス自身が手ずから爆破装置を施したものだけでも、叛乱一年余にわたって七十九回に達しており、彼等仲間の指導者たちが行ったものを合せれば、おそらく想像以上の莫大な数字にのぼっていたであろう。」p.103
・「ロレンスを指して架空の嘘つきであるいうものはないが、同時に、彼に一種の見え坊からする誇張癖、神秘化傾向のあったことも、まず疑いがない。」p.126
・「たとえば人間ロレンスの秘密を解く鍵の一つは、まず彼の中にいた完全に相対蹠的な二人のロレンス――いいかえれば、かなりの自己露出癖と、反対に、ときには病的なまでの自己隠蔽性とが、異常に交錯し合って彼の中に存在していたことにあるのではあるまいか。しかもこの交錯の異常さが、とうていわれわれの論理的、常識的分析を許さないものであるかぎり、依然として彼が「神秘の人」、「人間カメレオン」であった事実に変りないであろう。」p.228
・「では、なにがかくも彼等の心を捕えたのであろうか。第一には、もちろん最初にも言った、彼の文明人離れのした肉体力であった。彼の耐久力がよく土民を凌ぐものであったことは、最初にも言ったが、その他、彼等と全く同一の衣食に堪え、しかもあらゆる風土を克服し、食いだめ、眠りだめまでできたということは、驚くべき肉体的異常さであった。ことに戦傷だけでも九度(『智慧の七柱』の中ではうち五、六回しか記載がない)、一生に経験した航空事故七回、骨折に至っては子供のとき以来三十三ヵ所、肋骨だけでも十一回というのだから、これはもはや文化人の想像を絶したものであろう。  だが、もとよりその一面に見逃すことのできない秘密は、アラブ人心理に対する周到な洞察、研究にもあった。」p.250
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【写】扇が原展望台(鹿追)

2010年10月05日 08時04分15秒 | 撮影記録2010
扇が原展望台(鹿追) 撮影日 2010.3.5(金) [Yahoo!地図]

・鹿追市街から然別湖に向かう途中、湖の5kmほど手前の山の中腹にちょっとした駐車場があります。
 
・車をとめてみると雪の中に『扇が原展望台』の看板が立っていました。
 
・展望台からの眺め。雪のために視界が悪く、あまり遠くまでは見渡せません。眼下の平地では所々整然と木が並んでおり、牧場が広がっているようです。
 
・駐車場脇にはトイレも設置。案内板らしきものもありましたが、雪に埋もれて見えず。
 
・駐車場の全景と、山の斜面の様子。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS, EF-S10-22]
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