紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

今週、来週

2015-12-18 06:06:40 | 2・仕事の周辺
三宅島から帰ってきてから、すぐに北海道ニセコにスキーにいった。
ここで、エネルギーの補充。
バタバタと、あちこちで生活するというのは、どこに行くにしろ、その場所に慣れるまでに時間がかかる。
ニセコでは十分に満足し、エネルギーがわいてきたところで、今週、来週は、やらなくてはならないことに追われている。

めったにないことだけど、自信がないままに、短編の依頼を引き受けた。今月いっぱいで仕上げなくてはならない。
いくつか書いて、その中からいいのを選ぼうと思ったが、やっと2編、なんとか書き上げられそう。

その他に、誰に頼まれたのでもないが、自分で書きたいもの(長編)を書いている。これも、当分書き終わらないまでも、さわりのところくらいは、今月中になんとかしたい。

一番気になっていた、今進行中の仕事は、3月から本格的にとりかかればいいといわれ、ちょっとホッとした。
来年には本になる予定。
1月に行く広島では、多分仕事はできないでしょう。

趣味の連句も、今週巻き終わり、ホームページにアップした。次は3月にスタートする。

それ以外でも、大掃除はしたいし、三宅島のことを知らせるために、年賀状も書きたい。
昨日は、ようやく市役所にマイナンバーを受け取りにいった。

先日は、近くの友人の家で飲み会。
歩いて5分なので、帰りが楽だし、気心も知れているので、楽しい時間だった。



作っていった料理は、夫が三宅島から送ってくれた野菜で作った。
白菜は虫くいだらけ。無農薬で安全な証拠。




晴れた日は、干し芋を作った。今回のはすごくおいしくできた。さつまいものせいかと思われる。




まださつまいもがあるので、晴れた日は、できるだけ作る予定。

今日は、吉祥寺の歯科で健診を受ける。最近では、調布に帰る度に、健診を受けている。
やはり、歯は大事だから。

できれば、年内高尾山くらい登りに行きたいが、時間があるかどうか・・。




今日から10月

2015-10-01 07:40:26 | 2・仕事の周辺
昨日、無事に毎日小学生新聞の連載が終了した。
コーディネーターのU路さん、毎日小学生新聞のD水さん、毎日絵を添えてくれた佐藤真紀子さんには、大変お世話になった。
ところで、こういう時本名を書いていいかどうか、いつも迷うのよね。
とくにU路さんには、去年の暮れに声をかけてもらわなかったら、これは生まれなかった話しなので、とてもありがたいと思っている。

その頃は、鳥海山の空の上からを出版し、頭が空っぽのときだった。
なので、すぐに物語が生まれるとは、自分でも思えなかった。
それなのに、数日後には、突然書いてみようと思ったのだから、不思議だ。

そして、今日から10月。
三宅島は冬でも、気温10度というので、暖かいかと思っていたら、もう今でも寒い。

昨日は、山形から紅玉が送られてきたので、ジャムや、焼きリンゴを作った。
とても幸せな香りに包まれた。







塩山のw月さんの家では、今年もサツマイモがたくさんとれそうだという。
でも、ダンナさんによると、三宅島は干し芋には向かないかもしれないという。。
しめった潮風だと、乾燥する前に、かびるんだそうだ。ショック。
むいているのは、太陽と空っ風。
そうなると、多分オレンジピールもダメかも。
調布に帰った時に、作るしかない。うまくタイミングが合うか?

昨日は夕方おそくにウォーキングにいった。




伊ヶ谷の浜。



こんなにおそくにサーフィンをしていたのに、ビックリ。








これからやりたいこと

2015-09-26 16:38:50 | 2・仕事の周辺
調布から戻って4日が過ぎた。

昨日は、こちらは雨で、暇なので、夫がブログを立ち上げたいというので、その手伝いをした。

ここでの、畑のようすを綴っていくつもりのようである。

最初は、こんな原野だった。




それが、今では・・。




その間、私は何も手伝わないの? という質問があったが、手伝わないのである。
手伝うのは、その食材を使って料理をすること。
早くいろんな野菜を使って、料理をしたい。

私のやることは、島でも、調布でも、どこでも、大半は本のことだけ考える。
というと、ずいぶんまじめみたいだけど、残りは、これからやってくるスキーシーズンのことも考えている。

9月30日には毎日小学生新聞に連載していた「ぼくらは鉄道にのって」が終了する。
その前に書いたのも、来年あたりには、本になる予定である。

となると、次の本をどうするかを考えないとならない。
今から考えて、構想を練ったりして、書き上げるのに3年もかかることもある。3ヶ月ということもあるけど。
それを、今は考え中であるが、どうしても取材が必要なので、次に調布に帰る10月末から11月初旬にかけて、やらなくてはならない。
資料も図書館にいって、調べて、購入しないとならない。ネットで本を買うのは、三宅島でもできるので、何を買うかだけ調べてくる。

そのほかにもしたいのは、三宅島をぐるっと自分の足でまわってみたい。チャリでも、ウォーキングでも。
なんせアップダウンが激しいので、ふつうのチャリでだいじょうぶか?

このところ、興味があるのはモペット自転車。
電動でもペダルでもだいじょうぶというもの。
だれか、モペット自転車の使い心地を知っている人はいないかしら?
できれば、調布に戻った時に、バイクやさん(それとも自転車屋さん?)にいって、調べてきたい。

今日もはっきりしない天気。









もう9月

2015-09-02 15:59:52 | 2・仕事の周辺
あわただしく8月が終わり、もう今年も三分の一を残すだけとなった。

8月10日に三宅島から調布にもどってきたが、まだしばらくはこちらにいる。

当初は、娘達も広島に帰ったので、4日の用事をすませて、5日には島にもどろうと思っていた。
が、その後、9月19日(土)に鳥海山に登りに行くことに決めたので、それまで島に行くのはやめることにした。

三宅島にもどっても、また16日には、こちらに帰ってこなくてはならないからだ。
島民割引きがきいても、1往復3万円の飛行機賃は、けっこう高い。
その間も、夫はせっせと島で開墾を続けている。

今年の夏は、山に登らなかった。三宅島にいると、山がほんとうに遠いと思った。
どこに登りにいくにしても、いったん調布にこなくてはならない。
でも、山もスキーも、いったんしなくなったら、どんどんできなくなると思うので、なるべくチャンスがあったら、出かけたい。

それと、調布にいる方が、仕事はやりやすい。資料もたくさんあるし、調べ物をしようと思えば、図書館も近くにある。

毎日小学生新聞の最後の校正と、次に出る本の直しの打ち合わせがおとといあって、今はそれをしている。
新聞の方は、今日、46回目の校正が出たので、あと10回(10日分)を残すだけになった。




鳥海山登山までには、どちらも、目処がたちそうだ。

ところで、今日こちらのテレビがこわれてしまった。こんな風にしか映らない。
凹凸がはっきりしなくて、顔に島ができてしまう。

このテレビを買って5年。もう少しもっていいと思うが、はたして直した方がいいか、買い換えた方がいいか・・。これまでも、けっこう故障を繰り返している。











明日から連載開始!

2015-07-09 10:02:23 | 2・仕事の周辺
  今日の毎日小学生新聞に、明日から始まる「ぼくらは鉄道に乗って」の予告記事が載っている。

  左は佐藤真紀子さんによるタイトルの絵。

  これを読んだ私が、ほんとうに始まるんだ! 
  と思ってしまったのは、今三宅島にいるからでしょう。
  
  鉄道も通ってなくて、毎日1便の船がくるかどうかが、日々の話題になる島にいる。
  前にも書いたように、飛行機で荷物を運ぶのは不可能。あまりに高い。

  というわけで、船が島の人たちに必需品を届ける唯一の乗り物。
  伊ヶ谷の港に船が寄港すると、出港する時に「ボーッ」と汽笛の音が聞こえる。
  あ~、今日も船が人や荷物を運んだんだ、と思う瞬間。

  それにしても、今日の雨はすごい。
  三宅島には警戒警報が出ているようだ。
  夜も、むちゃくちゃすごい雨が降っていた。
 
  来週台風が来る前に、1度調布にもどりたいと思っているけど、どうなるのか見当もつかない。
  こういう生活もなかなかおもしろい。行動はすべて、お天気任せなのだ。
 
  今日ラジオのニュースで(テレビはまだこない)、1週間前まで住んでいた近くの深大バス停で、5kmの渋滞、というのを聞いて、どこか遠くの国の話のようだと思った。
  ここでは、車で買い出しにいっても、5台くらいの車にしかすれちがわない。
  歩いているのは、通学の小学生らしい子どもたち4人見かけただけだった。




今日から7月

2015-07-01 06:54:02 | 2・仕事の周辺
今朝、朝刊が配達されなかったので、あれっ? と思った。
そして、思い出した。三宅島に行くので、新聞を昨日いっぱいで止めたのだった。

でも、まだ行くわけにはいかない。多分私が行くのは7月3日頃になりそう。

今月、7月の10日から、「毎日小学生新聞」で連載小説をはじめる。
週5日、月曜日から金曜日まで、大体2ヶ月半続く予定である。

連載の話しを書くのは、生まれて初めてなので、少し緊張している。
それなのに、たまたま三宅島の移住と重なってしまった。

インターネットで、校正の原稿が送られてくるので、ネットの環境が整わないと、動けない。
幸い、おととい、三宅島のネットは繋がった。

パソコンは自分で持っていくので、これで行けることになった。

でも、仕事の資料など全部持っていくわけではないので、最初の校正だけは、こちらでやっていきたい。

それともう1つ、免許証など、何か身分証明書の住所変更をすると、新中央航空の運賃が島民割引きで買えるようになる。

往復で5-6千円ちがうので、免許証の住所変更をしてから、行きたい。
住所変更に必要な、三宅島の私宛に送られた郵便物が届くのを待っている。
それがあると住所変更ができる。

昨日の夕方、家から、三宅島に(たぶん)行く飛行機が見えた。ふつうの旅客機より低いところを飛ぶので、離島に行く飛行機だとすぐにわかる。




今日はこの雨だと、飛行機は飛ぶのかどうか?・・
結局、今日は3便とも欠航となった。明日は船も欠航なので、おそらく飛行機も欠航かな。
あさっては、どうでしょうか?????







山と渓谷4月号

2015-03-14 09:34:13 | 2・仕事の周辺
登山が趣味の私にとって、山に登るときに一番参考にすることが多いのが、「山と渓谷」という雑誌だ。
その4月号(3月15日発売)の著者の声に、1ページで、「鳥海山の空の上から」の本と、著者である私のことを載せてもらった。
一番好きな雑誌に掲載してもらうことができて、すごく嬉しい。




インタビュアーは、吉田智彦さん。記事に書くのと写真を担当してくれた。

いつもは、ともさんと呼んでいる吉田智彦さんのことは、このブログにも何度か書いたことがある。

古い順に、

「熊野古道巡礼」

絵本「山と海をつなぐ川のおまつり」

絵本「おぼん ふるさとへ帰る夏」

「信念 一万日連続登山への挑戦」


初めて出会ったのは、19年くらい前のフィジー島で、そのときのことは、このブログに書いた。


20年近く前に、ライターになるのが夢だといっていたともさんだったが、実際にライターになって、私の著作をとりあげて、1ページの記事にしてもらえたことは、ほんとうに感慨深い。
ブログを読んだみなさんも、ぜひ「山と渓谷・4月号」を手にとってくださいね。

ともさん、山と渓谷に載せてくれてありがとう。
これからも、ますます好きな世界を広げていってください。
インタビューにきてくれた時の、ともさんとのツーショット。(夫撮影)










タカハシ先生が教えるほんとうの小説の書き方

2015-01-14 16:52:07 | 2・仕事の周辺
この本のタイトルは、一億三千万人のための「小説教室」(高橋源一郎著・岩波新書)
だけど、帯の文章の方がインパクトがある。




この本を読むのは2度目である。
1度目の感想はもう忘れてしまった。
2002年9月に重版されたものを買っているので、その頃読んだのだろう。

2度目は、この年末年始から今日にかけて、おもに出かける時に電車の中で読んだ。

初めての形式の仕事に取り組もうとしているわたしには、ビビッとくる文章がいくつかあった。
そういうわけで、仕事が忙しく、あまりちゃんと感想を書くヒマもないので、そのビビッときた文章だけ、忘れないように書いておこう。

◆ 小説は書くものじゃない。つかまえるものだ。

◆ 小説に書けるのは、ほんとうに知っていること、だけ。

◆ 向こうから来たボールに対して、本能的にからだを動かせるようになる。

わたしは今まで、そこにあるもの(自分の中、自分の経験、自分のいる場所から見えたもの)を書いてきたけど、これからは、つかまえにいかなきゃならないんだと、ふと思った。

これはおまけの文章。なぜなら、この段階は、とっくに通り過ぎたから。

◆ 小説を、あかんぼうがははおやのしゃべることばをまねするように、まねる。


この本を読んで、読みたくなった本。

「五分後の世界」 村上龍・著
「会見記」 内田也哉子・著




12月27日のさきがけ新聞・朝刊

2014-12-28 08:56:50 | 2・仕事の周辺
昨日のさきがけ新聞・朝刊で「鳥海山の空の上から」を紹介して頂いた。
その2日前に、本荘支社のOさんから、電話でインタビューを受けた。
本の内容には直接関係のない話しをしたり、あまり要領の得ない話しをしてしまったので、後で心配になったが、とてもよくまとまった記事にしてくださった。

そして、昨日は、さきがけ新聞に掲載されたのを、「鳥海荘」のひろ社長さんからも、矢島を走っている、由利高原鉄道の社長の春田さんからも、以前空き家に泊めて頂いたときの担当の由利本荘支所のOさんからもお知らせ頂いた。
本を書く時にお世話になっただけではなく、出版されてからも、いろいろと気にかけてくださって、ありがたいことである。







魁(さきがけ)新聞

2014-12-25 17:53:53 | 2・仕事の周辺
今日、秋田のさきがけ新報・本荘支社のOさんより、お電話を頂いた。
私の新刊「鳥海山の空の上から」が、秋田の矢島に泊まって、鳥海山に登る話しなので、新聞で紹介してくださるとのこと。
鳥海荘のひろ社長さんが、お話ししてくださったということだった。ありがたいことである。

新聞に載ったときには、またブログにアップしたいと思うが、今日は別の記事をここに載せたい。

2011年にも、さきがけ新聞に載せてくださったと今日うかがって、さんざん、資料を調べたら、やっと新聞の切り抜きが見つかった。
2010年に、東由利の空き家に泊めて頂いたときの記事である。

ブログを探しても、見つからないので、アップしそびれたのだと思う。
だいぶおそくなったが、今日ここに載せておこう。
今もまた別の目的で、地方の民家に興味がある。




このときに泊めて頂いた民家をモデルに、物語りを書かせて頂いた。
当時、東由利支所の0さんと、ここがご実家のMさんには、ほんとうにお世話になった。
いつもだけど、一冊の本を書きあげる間には、いろんな方のお世話になる。
とてもとても感謝している。