今朝起きたら、大規模補修工事で殺伐とした家のテーブルに、花が飾ってあった。
昨日会った教え子からプレゼントされたものだ。
昨日、久しぶりに大泉学園にいった。駅周辺は大きく様変わりしていて、驚いた。
それもそのはず、私がそこにいっていたのは、新卒時代で、50年も前のことになる。
ひょんなことから、当時の教え子、F君とK君と会食をすることになった。
一緒にいったのは、当時の教師仲間、ひろみさんとIさん。今でも、三宅島から出てくると、たいてい会う間柄だ。
教え子のF君に、Iさんとひろみさんと会ったよとメールすると、F君がこんど僕も誘ってください、という。
私は2人の、1、2年の担任だったが、Iさんは、5、6年の担任で、卒業時の担任だった。
今年の正月のことだ。正月は、まだ骨折したばかりで、遠出は無理。歩けるようになったら、連絡することにした。
ということで、昨日の夕方、大泉学園の「梅の花」で待ち合わせた。
いつもよく会うIさんと私が、同じ子たちの担任をするなんて、当時6クラスもあった学校では、かなり確率が低い。
ひろみさんは、当時、私のとなりのクラスの担任だった。思えば、2人とは長い付き合いだ。
ちなみに、私が新卒時代、Iさん、ひろみさんと三宅島にいったら、偶然6歳だったF君に会ったり、F君の親戚が、私の家がある三宅島の伊ヶ谷に今も住んでいたりと、けっこう不思議なご縁を感じる。
交流が復活したのは、私が三宅島に移住した頃だ。Facebook(ブログ)で友だちになったりして、ときどきメールのやりとりをした。
親戚はうちから5分のところに住んでいるので、三宅島にきたら、寄ってよ、といったけど、なかなか来ない。
そして、昨日、満を持すという感じで、大泉学園で会食することになった。
話し始めたら、昔教師も生徒もなく、話しが弾んだ。とくにどんだけ悪さをしたんだ、という話しがつぎつぎ飛び出し、笑いっぱなしだった。
低学年のときはともかく、高学年になってのヤンチャぶりに、Iさん苦労したでしょといえば、怒ってばかりいて、しじゅうゲンコツをおみまいしたという。
でも、ヤンチャだった2人が、57歳になった今、心優しく、おもしろく、頼もしいおじさんになっていて、感動しきりのスペシャルな一夜だった。