紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

昨日はスペシャルな日

2025-03-08 12:38:52 | 19.友人との時間

今朝起きたら、大規模補修工事で殺伐とした家のテーブルに、花が飾ってあった。

昨日会った教え子からプレゼントされたものだ。

昨日、久しぶりに大泉学園にいった。駅周辺は大きく様変わりしていて、驚いた。

それもそのはず、私がそこにいっていたのは、新卒時代で、50年も前のことになる。

ひょんなことから、当時の教え子、F君とK君と会食をすることになった。

一緒にいったのは、当時の教師仲間、ひろみさんとIさん。今でも、三宅島から出てくると、たいてい会う間柄だ。

教え子のF君に、Iさんとひろみさんと会ったよとメールすると、F君がこんど僕も誘ってください、という。

私は2人の、1、2年の担任だったが、Iさんは、5、6年の担任で、卒業時の担任だった。

今年の正月のことだ。正月は、まだ骨折したばかりで、遠出は無理。歩けるようになったら、連絡することにした。

ということで、昨日の夕方、大泉学園の「梅の花」で待ち合わせた。

いつもよく会うIさんと私が、同じ子たちの担任をするなんて、当時6クラスもあった学校では、かなり確率が低い。

ひろみさんは、当時、私のとなりのクラスの担任だった。思えば、2人とは長い付き合いだ。

ちなみに、私が新卒時代、Iさん、ひろみさんと三宅島にいったら、偶然6歳だったF君に会ったり、F君の親戚が、私の家がある三宅島の伊ヶ谷に今も住んでいたりと、けっこう不思議なご縁を感じる。

交流が復活したのは、私が三宅島に移住した頃だ。Facebook(ブログ)で友だちになったりして、ときどきメールのやりとりをした。

親戚はうちから5分のところに住んでいるので、三宅島にきたら、寄ってよ、といったけど、なかなか来ない。

そして、昨日、満を持すという感じで、大泉学園で会食することになった。

話し始めたら、昔教師も生徒もなく、話しが弾んだ。とくにどんだけ悪さをしたんだ、という話しがつぎつぎ飛び出し、笑いっぱなしだった。

低学年のときはともかく、高学年になってのヤンチャぶりに、Iさん苦労したでしょといえば、怒ってばかりいて、しじゅうゲンコツをおみまいしたという。

でも、ヤンチャだった2人が、57歳になった今、心優しく、おもしろく、頼もしいおじさんになっていて、感動しきりのスペシャルな一夜だった。