意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

何でもないこの世界が今、愛の意味求めている (アニメ感想)

2015-03-12 22:27:54 | アニメの感想2015年Season1









アイドルマスター シンデレラガールズ 第8話
「I want you to know my hidden heart.」 △++










さて、「デレマス」に代替わりして10年前にはなかった概念
「ロシア娘」や「働いたら負け娘」や「ぽちゃ娘」やそして
今回のメイン「中二病」の娘が新規参入しているわけで
そして中の人もそれに併せてモデルチェンジしているという。
ここまでの話しでメインのやや王道キャラっぽい3人は安定飛行に入った
ってことで、他のキャラにもライトをあてていくという方向。
「中二病」―現実に対抗するためのセカイの別の切り取り方―
を選んでいる娘を充分に発揮しつつ、花を愛でたりハンバーグが好き
だったりとか「あたりまえ」の所をチャームポイントにしていく
ギャップ戦略が功を奏しているね。
あと蘭子の会話を一生懸命理解しようとしてたり
他の娘ととの壁を低くしていこうとするPさんも好印象
現実のプロデューサーさんのある意味分身である彼をこのおはなしは
実に丁寧に扱っており、さすがにわかってるなあとおもう。















探偵歌劇 ミルキィホームズ TD
第9話  カジノ・思いやる △+











「カジノ」と言えば金に汚いことで定評のミルキィさん達の出番だw
例によってあぶく銭を儲けて、そして全部はき出すお約束。
ただ考えると、彼女たち「能力(トイズ)」を使えばいくらでも卑怯なことをして
儲けられるのね、でもしない。それは「探偵」っていう正義の味方ってのもあるし
そもそも「アニメ版」においては「能力モノ」って概念を
当作品においては徹底的にブチ壊しているフシがあるのね
前期、「フェザーズ」を扱った時はある程度それにスポットがあたっていたけど
まあ、やっぱりそういう「いい子」はそこまでの評価だったような気がする。
茉莉音ちゃんが「ギャンブル」で次々に勝ち続ける姿はいんちき臭いとも言えるけど
そもそも「芸能」の世界において「当たり外れ」ってのには「運」がからむわけで
そこでは「自分」を信じて何度も投機し続けるのが当然なのだから
ある種これも「アイドル」の正しい姿といえるのかもしれない
さて、次の投機「アイドルの課金モノ=トイズドライブ」にブシロードは
勝利を収められるのか、それは神のみぞ知るといったところ。















純潔のマリア 第9話 「CUM GRANO SALIS ―一つまみの塩を―」  △++











「魔女」だから乱暴してもいいし石を投げてもいいっていう
当邦の今のアニメ基準をある程度曖昧にしているのが刺激的だね
とてもアタマのよいやり方ではある。
おばあちゃんの主観視点が描かれるのがすごい
マリアとの想い出や教会の恫喝、老眼と涙でかすれる視点が
一緒くたになってひとりの人間の混沌が鋭敏に描かれているよ。
あとはまあベルナールさんやな、このおとこもアタマが良くて
ひとりで勝手に理解し、そしてマリアの言葉から神の摂理を
勝手に理解するというまあある種の号外不遜さ、それを櫻井さんは
的確に演じているね、というか最初からこの人しかいないってかんじ。













ユリ熊嵐 第9話  あの娘たちの未来 △+










このおはなし「カコ」とかあるいは「死者」が平気で顔をだすのね
「もういない」彼女たちが今ここにいる人間やクマを悩ませる。
それは「恋」を知っている人間(クマ)がそのことに捕らわれている
ということがどういうことかを如実に表現しているともいえよう
もちろんウソ臭いまでに抽象性の高い世界観が構築されているからこそ
この「妄想」にひたりきったセカイも何とか理解できているのだけど。




















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アニメ無しでは生きてゆけない (アニメ感想)

2015-03-08 21:38:25 | アニメの感想2015年Season1









弱虫ペダル GRANDE ROAD 第20話  今泉vs御堂筋 △+










今泉と御堂筋クン、競り合いというか舌戦にちかい印象
「御堂筋をぶっ潰す」っていう執念から解放されてようやく
互角に戦えるっていう矛盾があるよなあ。
最近のスポーツものだと「ゾーン」的な卍解状態にもっていくべく
さまざまな手段で盛り上げていくのがひとつの手法になっているけど
どうだろうそういう「悟り」的な境地にもっていくのって
ある意味「いれ込み」にも近い状態からいろいろ削り飛ばして
無駄なところを無くしていくのが定石になっているようなね
最初から勝負に拘りがないようなのは「ゾーン」じゃなくて
単なるやる気のないやつってことだから、同じ様子でも全然違うという。














夜ノヤッターマン 第8話 「クッシャロデッシャロ湖のクッシー」 △(+)












あれですね「ロードムービー」って体が固まってきたね
ロケーションとしては冬の「でっかいどう」は向いているともおもえる
ただ、どうだろう、そういう「形式」に対する「甘え」はこの作品には
似つかわしくないんじゃないかとも思える。
かつての「ボカン」シリーズはほぼ最初から「スタイル」が固まってしまっていて
その地獄のようなマンネリと戦い続けた歴史があるわけで。
こういう「いいハナシ」に当作品のモチベーションである「母⇔子」の
要素がかさなって、とてもあんまーい仕上がりになっていたとおもう
確かにまあたまにはあっていいのだろうけど、考えればもう3月
春は確実にせまっていて、そしてアニメも「次期」を意識しだすころだ
「1クール」という非常に限られた中でここまで悠長でいいんかってのはある。















ガンダムビルドファイターズトライ 第21話 「蒼き翼」 ○









この「ビルドファイターズ」において「ヨーロッパの選手」との戦いは
「技能や性能は圧倒的に優れているけどモチベーションが低い」ものとの戦いって
センでいってますね、とはいえその戦いはけして退屈なものではなく
むしろそれゆえに絢爛で華麗なる戦いが展開されるというしかけ。
互いに手札の豊富さとその扱いの上手さが尋常ではないので
戦場において次々とアイディアが蕩尽されていて
こういう戦闘の描き方もあるのかって魅了されますね
でも、そうであるがゆえにやっぱり最後は「気合い」で
勝つんだろうなあってとこがあって、そして最後は「アイディア」と「気合い」を
両方兼ねたモノ達同士が決勝で相争うことになるっていうことなんだろうかと。
さて、次戦は大阪モンとの因縁に決着をつけるわけだけど
今度は「ビルダー」としていずれが相勝れるかってとこが焦点になりそうで面白いね
ただ、「ファイター」として「ビルダー」的な要素はどこまで要るのか
それも注目して視聴したいところ。















冴えない彼女の育てかた 第8話  当て馬トラウマ回想モード △++











ツンデレ幼なじみの煽り方










漫画とか作る時も頭でつくっちゃう人もいれば
「モデル」を必要とする人もいて、なかなか面白いよね
英梨々ちゃんは後者で、まあ逆に自分自身だけではなかなか
「実地」にいかないタイプともいえよう。
当作品は恵ちゃんっていう「素人」のヒロインをすえて
「オタク」的なものと距離を適切にとっているがゆえに
その視点はみずみずしいのだけど、ここでまた妹キャラの
新キャラを投入してフレッシュさをアッピールしてきたねえ。
そういう2人を見て「幼馴染み」の英梨々がやきもきするのが
まあ「それっぽいなあ」というおはなし。
倫也と、その繋がりである「リトラブ」そしてオタク道
その歩調は長くて近いけれど、「本当にしたかったこと」はできてなくて
そしてそのキモチだけはずっと瑞々しいという金髪ツンデレ幼馴染みとのひとまく。















艦隊これくしょん -艦これ- 第9話 「改二っぽい?!」 △+











長い不在











さて「改」っていうと当然のことながら「善いこと」だからするわけなんだよね。
私は当作品のゲーム版には触れたことがないからその是非は不明だけど
ただまあ「アニメ」においては例えば「ポケットモンスター」のように
単純な戦力の増加を喜ばない傾向の作品もあって、一概ではないよね。
吹雪はその軽コストとモチベーションの高さゆえにアニメーションだと
こういう便利屋的扱いになってるんだろうねえ、それはそれで立派なことなんだけど
そこを誉めてやるべき「提督」が存在していないことが当作品の
腰のすわらなさになっているかもしれない。
まあ、逆にそうであるがゆえに戦場には緊張感がもたらされ
また「艦むす」達を公平に扱ってやれるってとこもあるのだけど
どうだろうこの「公平に薄い」メソッドに艦むす達に愛情を注ぎ込んでいる
諸提督のかたがたは納得してるのかしらん。














蒼穹のファフナー EXODUS 第9話 「英雄二人」 ○











「早すぎた接触」の後始末が残酷で、苛烈や
よく「失敗してもいいからやってみろ」ってオトナはいうけど
その失敗した時の痛手に関する無頓着さが鋭敏なコドモには嫌なわけで
ここではその「失敗」とその「始末」が圧倒的な存在のもとに描かれている
敵味方ともに「相手を取り込む能力」と「能力を無効化する能力」っていう
身も蓋もない能力の行使で、それはもうヒトの持ちうるチカラではなくて
悪魔と黄金の悪魔のアーマーゲドンのような様相になっていたかと。
ま、皮肉なことだけど人類にザインとニヒトのような戦力があってはじめて
「交渉」なんていうまどろこしくて不満たらたらな手段に応じることができるのかもねえ
そういう「軍事抑止論」的なありかたとかもうんざりなんだけど
ヒトが虫みたいにぷちぷち殺されて初めてわかるヒトの愚かしさってのはあるね。


































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うまい店のベスト10が全てうどん (アニメ感想)

2015-03-06 15:13:02 | アニメの感想2015年Season1










アブソリュート・デュオ 第9話「神滅部隊/リベールス」 △(+)










あれだな、折角のスピードも相手が守備力が高すぎるってなると
それを突破する火力を出すだけの簡単な展開になって面白くないね
それも「能力」や「状況」をいろいろ工夫して利用した末の高火力ってんならともかく
「感情の暴走」だけでカタをつけようとするのは綾がないねえ。
ここはどうせなら殺された父親のようにトールも
体を貫かれるぐらいの演出があってもいいんではないか。
敵側に走ったみやびと解放された校長の扱いも唐突感が否めず
それでいてあと一歩でユリエ達をぶっ殺せるとこで
「帰還命令」に忠実に従う悠長さが同居していて
いろいろ緩急のバランスが悪い。















銃皇無尽のファフニール 第9話  絶海のフロントライン △(+)











折角の温泉回だけど「覗きに行こうぜ!」って悪ノリする男友達すらいないから
女の娘のほうから誘いがかけられるのが、まあご時世なんだろうなあ。
温泉回をテンプレどおりにこなす一方で「時間を何万年も進める破壊光線」を
使うインチキ臭いドラゴンがでてきてて、まあどうせいつもどおり
「思い...出した!」で倒すんだろうけど(違う)
なんというか「準備万端伏線を張る」→「くつがえされる」→「それでも倒す」
っていう3段論法的カタルシスとか、贅沢品になったのかもねえ
大口を叩いた大人がまるで役にたたないとか久しぶりに見た
どうせなら彼等も全滅してしまえばいいのにとおもうけど
どうもこのぬるいおはなしではそういうのは法度らしいね。














新妹魔王の契約者 第9話  主従の功罪 △(+)












幼なじみにも「契約プレイ」の回ですがなまんがな。
あれだねえ対抗心があるのだから「2回目」はもっと過激にして
それにまた先に契約した妹が対抗して・・・っていうのがうれしいのだけど
それだともう明らかに偉い人から怒られるだろうから、できないねw
このおはなしは「家族」っていう軸と「エロ」っていうそれに反する軸の
対抗が魅力なんだろうけどそのエロに「配慮」がかかってるから
なんかそれに対応する「家族」って側面もなんとなく温度が低く感じるねえ
あと、ゾルギアとかいう悪魔が澪にエロいことをしようとしていたけど
ここでも魔王とかいう奴の電話の横やりが入って未遂に
「抑止」もいいけどこの規制かかりまくりなおはなしだと
単なる「出し惜しみ」にみえるのよね、そういうのを捨ててかかってこいよ!
って言いたくなる。







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↙→↘↓↙←↘BC (アニメ感想)

2015-03-03 21:57:49 | アニメの感想2015年Season1









デュラララ!!×2 承 第8話 色男、金と力はなかりけり △+










「悪ガキチーム」に「ロシア」とかうろんさが爆発せんばかりw
どちらも「現実」に今ひじょーにキナ臭い状況で
それは今ヤバいからじゃなくて常時ヤバいから今たまたまそうなだけで
ね、なんだろう、「純血のマリア」でいうところの「地のおこない」ってとこか。
いずれも「衝動」にもとずく人間のあり様を提示しているわけで
ただ、そいつらは「物語」においては「つまらん日常」を破壊してくれる
カンフル剤ともいえるわけで、まあカンフル剤だからね「一時的」にはすぎないのだけど。
デュラララ!!はそういう「血のたぎり」みたいなのが活きている気はするね
短慮で馬鹿馬鹿しくてそしてそれゆえに愛おしいような、そんなの。
って達観するのは部外者だからだけどいざそういう「人間の嵐」に
巻き込まれた時は嫌なんだよねえ、「嵐」だから仕様がないんだけど
いっそそれを愉しんでみる?竜ヶ峰くんみたいにさ















DOG DAYS″ 第7話 小さな王子と伝説の英雄 △+












こっちは全くイヤなことを考えずに済むのでありがたいw
新加入のショタ王子をいろいろいじりたくて仕方がないらしいね
まあいいキャラができると動かしたくなるのはわかる
あれだよね「練習試合」の良さがこの作品にはあるね
「命をかけた戦い」とは違うガンプラバトルのような真剣さといったとこ
それはまさしく「平和」であることの「刺激」と「恩恵」であって
そういう性善説的なのでもここまでガッチリやればひとつの芸術になることを
当作品はほとんどオンリーワンで提示しているといえんくもないね
品行方正な子供のようにもっと評価されてもいいかもよ、この作品
















SHIROBAKO 第20話 「がんばりマスタング!」 △++











あれっすねえ武蔵野さんとこもなにげに人材が揃ってるねえ
ここ最近は社長の丸川さんとかエリチカじゃなくて
矢野さんとか、高評価ですね、そういう人がいるからこそ
タローとか平岡とかがいても「何とかなる」ってとこはあるわなあ
この作品はその「何とかなってない」とこも描かれているので
それがどれだけ恵まれた環境なのか、よくわかる。
ま、「人間」っすよね、最後は。「キャラクター」じゃなくて
こんだけアニメの中で「人間」を見つけるのは近年稀な経験ではあるね
そうでありながら妙な「リアル志向」とかに堕さず
「おはなし」として愉しめるうまいラインをとっているから
この作品それじたいも「いい仕事してます」って褒めちぎっちゃうよ、僕。




















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決戦兵器は負けている側が使うもの (アニメ感想)

2015-02-28 01:02:00 | アニメの感想2015年Season1









探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 第5話  キャロルの身代金 △+











5話目には遅すぎる










内容を見る限り件の人質事件を慮る必要はなさそうだけど
まあいらんトラブルを避けるってことか、作品の内容とは随分異なる大人の対応やなw
まああれですよね「天才子役」って単語の縛りの強さだよねえ
これって「子供のうちはいいけど大人になってそのことに苦しむ」っていう
教訓と凡百の大人になった世人のルサンチマンが入り交じった単語。
まあ、そのあたりの事情に先手を打って「大人になりたくない!」って
やるのが有為かとおもわれる、芸能関係の人だけあって「自作自演」もソツがない
なにより「ミルキィホームズ」が探偵として役に立っている!
とまあ非常にまっとうに見られる1話だったのだけど
「ミルキィホームズ」という作品としてはどうなんっていう一抹の違和感がないでもない
まあアホな人でも千に一つぐらいはマトモなことを言うっていうことかもなあ(ひでえ)














純潔のマリア 第7話 「BELLUM SE IPSUM ALET ―戦争は戦争を食う―」 △+











戦争でモブの人達が傷つけたり殺し合ったりすることと
エゼキエルがマリアを槍で刺し貫くことのどこに差異があるのか
いうところの「地(血)の行い」、欲望がめぐり権力と名誉という
人あらざるところのものに翻弄されることと
そういうものから逸脱したもの同士の抑止劇。
この「地の民」と「物語の人物」とのあらそいってそれこそ「聖書」の
頃から変わらない形式で、それが手塚治虫っていうすごい人を通して
当邦の「漫画」ってところに根付いて、そしてそれが「アニメーション」にまで
その息吹を伝えているってことなんだろう。
「地の行い」ってのは相手が沈黙するまで決着しないけど
「各個とした個人」ってのは相手も認めるに値する個であるならば
「許す」ことができるってことなんだろうとマリアとエゼキエルが
抱き合うシーンをみているとそう強く思えるね
そして芸術は人を「地の行い」から解放する一法であるということを
認識させられる、この作品をみてるとそういう気分になる















冴えない彼女の育てかた 第7話 「敵か味方か新キャラか」 △+










「作品を愛している」派と「作品を通して自己を愛でている」派か
確かにいるよね、作品よりも自分を語りたがる人って(自分もか)
多くの人達はそのあたりの境が曖昧なままに埋没しちゃうけど
そこは仮構のおはなしのキャラクターなんで、ばっちり提示してきた
その「妹キャラ」もハナシにからむのがはやい
メインヒロイン(英梨々)に関係してハナシをつくっているから
そういう「新キャラ」が無理なく導入できるわけだし
また英梨々のキャラクターも掘っていけるという物語の基本的な進め方ではある。
英梨々にとって「創作活動」っていうのは素直になれない自分のキモチを
解消するものって側面もあるんだろうね、「創作活動」ってのには
そういう自己を解放するたのしさも確かに存在する
ただ、そういうかりそめの満足感は真に求めるモノをいっそう浮き彫りにするという
撞着があることもまた真理。














幸腹グラフィティ 第8話 「ほくほく、はぷっ。」 ○











おべんとうはすきです。でもきりんさんはもっとすきです。










あれですよねここ最近増えた「グルメ漫画」って
一方的に「食べる側」なんですよね、「創る側」は意外と薄い。
対して、当作品は「食べる」だけでなく「創る」たのしみも提示しているのがよい
そしてそこには「成功」も「失敗」もあるわけでそういう決着主義的でない味わいがある。
町子さんのクラスメイツや椎名さんの反応と町子さんの笑顔の対比が
きりんに対する愛情の深さの違いってやつで、そういうやり方で
愛情が描けるんだなあって感心させられることしきり。
なんかね、何でも例えば「百合」とか「味」とかそういうものに
一方的によりかからないのがいいんですね、僕達カタギ(?)の
人達にも無理なく幸福をおすそ分けしてもらえるような
そういう美質が当作品にはあるとおもう。














艦隊これくしょん -艦これ- 第8話 「ホテルじゃありませんっ!」 ○











遅れてきた弩級









大和の「秘密主義」「高燃費」ってのを正面から打ち出してきた1話
ここに限らないけど金剛がハナシをリードしてスピードがついてるね
箸休め的なとこだったのだけどそれゆえに柔軟なハナシづくりが
できたのがよかったかと。併せて長門さんの秘密と魅力もオープンに
なっていろいろお得なかんじ。
駆逐艦3人娘が大和を曳航する姿が凛々しいね、欠点が美に変わる
吹雪が1~2話目で海上で苦労していたのがここのおはなしで報われてる
「大和型一番艦、大和です!」が出だしと〆で違う意味を持つのがきれい
当邦の「大和」に対する想いを充分に昇華した1話だったかと。




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知るかボケ泥水でもすすってろ (アニメ感想)

2015-02-25 01:12:09 | アニメの感想2015年Season1








アブソリュート・デュオ 第7話
銀色の髪 黄金色の髪/シルバーブロンド イエロートパーズ △(+)










「海回」っちゅーと見るべきものは「女の娘」に限られていて
はて、じゃあ野郎共は海に何の愉しみがあったのやら
「スポーツ」でもできるといいんだろうけどね、ナンパもしやすいし
でもまあアニメーションでそれを「視聴」したいかというと
まあ、その、ただの時間の無駄でしかないよね、ぶっちゃけw
さて、「分校」とかいう「救済措置」を出してきたけれど
ぶっちゃけ冒頭のカマシに対するエクスキューズのようにしか受け取れないね
どうせ「裏」をやるんなら恨みのオーラ全開にして殺す気マンマンで
やったほうがいいような気がするけど、どうですかね、理事長。














銃皇無尽のファフニール 第7話「スカーレット・イノセント」 △(+)











思い...出せない








今回のティアの一件をみていると当作品が何を志向しているかが
まあ明け透けになるというかね。
「異形」を「異形」のままに許容するのではなく
「人」の「姿」にそのチカラを付与するということ、そういう手法
まあ本来はそういう「超常」の人も「実際」にいたらすんごい迫害されるだろうけど
そこはまあ「架空のおはなし」ならば「例によって」で済む事態ではある。
ま、別にそんなシナプスに負担のかかるおはなしを求めているわけではないのだけど
「自分は人間じゃない」って娘にスポットがあたったからってのはある。
あとこの作品に限らず「大人・組織」ってのがゴミのように役にたたないね
まあそいつらが役に立つハナシとか強いハナシとか複雑で面白くないのだけどw
全くそれに触れないのもちょっと寂しいものがある。














新妹魔王の契約者 第7話  恩讐の果てに △(+)










思い...出した!









勇者サイドとの戦い、デパートを水浸しにしたり
なかなか頑張った戦闘シーンだったかと
これぐらいなら「過去の因縁」をはさんで戦闘する
っていうちょっとぬるい展開でも尺はあってるとおもう。
あれっすよね「白虎の槍」。「西」だと強いとかそういう
「限定」のやつって型にはまると強いのだけど
いかんせんアニメーションとして「西」にいても「それがどうした」
ってしかならないわけで、本来は「オブジェ」
何らかの建物なり、自然物なりがあって初めて見栄えがするものなのだけど
まあそこまでまわらないわなあ。














聖剣使いの禁呪詠唱 第7話  銀髪の異邦人 △+











あざといぞー(笑)いや、上記の作品群も充分にそうなんだけど
それを踏まえた上でまだもう一押ししてくる強さというか
模擬訓練とかもパンチラなんてもんじゃない、服を破壊する!w
そしてまあ件の新入りのロシア娘やね、「異文化」を使って
誤解そのままにぐいぐい食い込んでくる馬力のつよさが
「外国人」の正しい使用法のようでもあり、またそれによって
「トロイの木馬」的な任務の隠れ蓑ともなる一法。
静乃が「諸葉は顔に傷がついたぐらいで捨てるような男じゃない」とか
言い捨てるとこはなかなか考えさせるとこがあるね
そんなことしたら諸葉を油断させるって目的に支障をきたすし
そもそも今時の「アニメーション」において「女の娘の顔に傷をつける」って
行為そのものが相当な覚悟がないとできない行為ではあるね
そういう2重の意味での安全弁があることが静乃の啖呵から覗えるかと。
まあアンジュさんからすればいずれも「ふざけるな」って甘さにちがいないw










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インドにヨガの修行に行きました (アニメ感想)

2015-02-19 23:16:48 | アニメの感想2015年Season1









DOG DAYS″ 第5話  探検!結晶鉱山! △+










すっかり「異世界旅番組」ってのが板についてきましたねえ
風景を愛で、現地民とふれあい、食品を愉しみ、そして女の娘が脱ぐw
ま、その舞台となる「広大な遊び場」ってのをじっくり確実に提供してきたからね
今は調度「秋」のシーズンらしくその「収穫期」ってことなんだろう
「収奪」することしかできないおはなしとは大分異なる境地ではある
なにせ水樹奈々さんをのんびりしたキャラにあてがうことができる程の余裕。













SHIROBAKO 第18話  俺をはめやがったな! △+










毎回タイトルを見るたびに不安になるw
しかしまあ、宥めたり、励ましたり、頭下げたりでおいちゃん本当に忙しいねえ
いろんなことがマーチでやってくるこの忙しさってのは「社会人」なら
納得がいくことではある、そして「自分」って役さえやってればいい
アニメーションのキャラはなんて暢気な存在なんだろうって逆説的に気づくわな
そういう状況でも「1つ1つ」が出来るようになってるとこに「うちのエース」って
片鱗がちらほら、あと絵麻ちゃんも後輩ができて「真面目で正確」なのがプラスになっているね
「環境」が目まぐるしく変化してそれに適応していっている。
「学生」よりは大人で、でも「熟年」よりは若い、そういうフレッシュな人達の魅力に
満ち満ちているとおもう。















夜ノヤッターマン 第6話 「冬に咲く花」 △+










春はまだ遠くて冷たい土の中で芽吹くときを待ってたんだ











件の「おしおき時の連結自転車」が離着式になっているのが細かい
こうやって独りになりたい時には外してしまえるのが自然な流れ
「逃走劇」だけあってそれに伴うアクションシーンは流石ってかんじ
まあ、見ている分には逃げるだけだとしんどいので
最後のびっくりどっきりメカでの縦横無尽が顚倒したたのしさがある。
それにしてもここまで「厳しさ」をけして失わなないのが異端
とぼけた調子で楽しくやることもできるだろうにね
レパードを助ける人達がもれなく不幸になるという試練
「誰かを助ければ誰かが不幸になる」という「冬の理論」が
この北の大地では的確かつ残酷に展開されているね
そこでは彩色豊かな花は雪に埋もれていて、寒さに強い地味な植物が
先に目を出す、そしてそれよりも早く金髪の天使が先に
光をもたらすべく立ち上がったのであった。















ガンダムビルドファイターズトライ 第19話 「運命の再会」 △+













だからお前はアホなのだ!











まあここまで「次元覇王流」っちゅういうならなんかインチキ臭い
やり方で勝ち抜いてきたからね、ここらでその魔法を解いておいたほうがいいのは事実
「ピンポイント」に何かに焦点をあてれば自分より優れた使い手は必ずいるわけで
そういった人達にどうやって立ち向かうのかってのは基本的なあり方だよね
今回も裏でユウマやフミナがちゃんと成長をみせており「王道」としての
強さがついていっているのが覗えるね、ただアニメーションとして
彼らの成長ぶりに相応しいような凄い映像が提示できているのか
ここ最近はちょっと微妙なとこだと個人的におもうんで(それでも凡百ではおおよそないけど)
次回あたり、そのあたりの力量を見せるころあいだとはおもう。















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思い...出した! (アニメ感想)

2015-02-18 01:32:49 | アニメの感想2015年Season1









アブソリュート・デュオ 第6話「生存闘争/サバイヴ」 △











あれっすよねえ好感度を上げたい相手とはなるべく長い時間
仲良くコミュをとりたいし、逆にお邪魔者とは短く済ませたい。
分かるけどあんましにもないがしろだとむしろ逆効果になるというか
今回だと「お邪魔キャラ」達のないがしろさだよねえ
ああいうのは「短い間で悪さ加減を印象深く植え付ける」っていう
矛盾した難しい扱いを要求されるのね、小悪党をうまく扱える作品は
概ね評価が高いのだけど、そりゃ当然でそういう創作者は
どんなキャラクターでも変幻自在に扱えるのだから、お察しではある。
「拳を通して交える友情」ってのはそういうことができぬ人達の方便の
ように聞こえるのよね、メインキャラクターしか動かせない人達の
好感度の上げ方のエクスキューズのようなな
また、どうせその方法でやるなら前回のように「邪魔」な先輩方を
一掃したように「邪魔」な機械化兵達を即座に排除してもよかったとおもう
そもそも女の娘ひとりを相手に集団戦を仕掛けるとか、みっともいくないしなあ。
















銃皇無尽のファフニール 第6話「紅翼のティアマト」 △









あれですね「人間」っぽい敵キャラがでないと言葉で苛められないやね
「巨大な敵」はその破壊行為でもって残酷に世界を形作るのだけど
それには作り手側も相当なエネルギーを要求するわけで
この省エネな作品ではハナからそんなことを期待も絶望もできないわな。
折角「新しい仲間・能力」が増えていく方式なんだから
主人公無双だけでなく今回ならイリスとかもまともに活躍させれば
いいのにって思うけどね、何かただのドジっ娘お色気ヒロインに
おとしこもうとしている気配があり。まあ「難しいこと」とか
ヤなんだろうね、たぶん。











新妹魔王の契約者 第6話「募る思いを抱えて」 △(+)











今度は「勇者」の側からの刺客っちゅうことで
青い髪のヒロインの方に葛藤を与えにきているわけで
それならもっとおデートをねっとりしっぽりやって
バサラとの好感度を上げておいた方が良かったかもしらんね。
今回は「魔族」的なやつが勇者の里の連中の実力を示すための
「切られ役」ってやつでああいう扱い方で適切だとおもう
「エロ調教」で強くなるって設定だけど
こっちが納得するぐらいエロエロにしちゃうと規制が入りまくる
っていうジレンマがあるんだよねえw
本当に戦うべきはそういう縛りを創りだしている何かなんだろうけど
ま、戦っても勝ち目はないから、仕様がないw















聖剣使いの禁呪詠唱 第6話  我ら、救世の剣なり △(+)










ここのおはなしは「クリーチャーの不気味さ」ひとつにかかっていたかと
こいつを造形した人が本当の功労者ではあるね
「救世の剣」も「さすがお兄様」もそれを討伐する敵あってのことだ。
おもしろいのは先週やたらくどく感じていたセクハラ先輩が
戦闘に入るとむしろしっくりくる感じになるってとこがあるとこ
「生存競争」のもとでは「パンチラ」とか「脱衣」とかが
「下品」の領分から「物理現象」になるわけでそういう
「空気の変化」ってのが仮構のおはなしでは手軽に味わえるのがあるのよね
2人のヒロインのうち一方が「魔法使い」なんでもう一方は「戦士型」に
仕上げたい感じをひしひしと受ける、それがこの合宿のテーマの1つ
だったんだろうし、それにはある程度成功していたようにおもう
ただ、「血湧き肉躍る戦闘シーン」とか提示するような作品じゃないと
おもうので、戦士タイプは不利があるような気がするが
まあ・・・がんばれ(適当)
















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万引きしてまで欲しいかね (アニメ感想)

2015-02-15 01:13:44 | アニメの感想2015年Season1










弱虫ペダル GRANDE ROAD 第17話  箱根学園ゼッケン6番 △+










御堂筋クンに「キモくない」といわしめる真波もそうとうなもんだね
彼はどっか違う境地で自転車に乗っているようなフシがあったけど
そういうとこに「独りもの」として共感するところがあったのかと
そして石垣さんも地味に凄いね、よく考えると総北・箱学が
何人もかけてこなしている「アシスト」をたった一人でやりきったんだから
その精神力は半端ないね、御堂筋クンに何言われてもきっちりやりきるしねえ
そういうかんじで御堂筋クンは作中のキャラの精神力をはかる物差しに
なっているってところがあるね。しかし、あれさなあ「精神力」か
確かに大事なんだろうけど、日本人はどうもそれにおんぶだっこになる傾向があるね
海外のアスリートの身体能力にぼっこんぼっこんにされて
ようやく目が醒めるってのが通例だけど、無責任に視聴している側は
「ミエナイチカラ」に責任を押しつけがちになるのよね
「漫画・アニメ」だとその傾向はいっそう顕著になりがちではある。














純潔のマリア 第5話  SAPERE AUDE 勇気を、分別を、 △++









「本格中世まんが」って体で、それだけで見物としては充分だ
「男の世界」ってのはどうしても「力で奪い取る」ってとこがあって
それは「悪」でもあるのだけど同時にやむところのない何かを
提示していわけで、そういうのが覗える一幕だったかと。
マリアはそのあたりも見極めようとおとなしくしていがいいですね
このおはなし、当たり前だけど男女比が5:5である
何を言ってるのだってなるけど、この当然さがあるからこそ
「男の理論」が成立するってとこがあるわけで
まわりの作品を見ているとその比率がえれえ偏っているわけで
「間違っている」「正しい」ってのではないのだけれど
残酷な「地の営み」ってのは「歴史・ファンタジー」のチカラを借りなければ
ぬるま湯につかりきった僕達の「倫理」には耐えられないってのがあるかもしれない。














冴えない彼女の育てかた 第5話  すれ違いのデートイベント △+










「通りのいい作品」と「心から望む作品」を巡ってのやりとりが真剣
それを黙って受け入れる霞ヶ丘詩羽せんぱいはプロの精神やね
「プロデューサー」にはそれを言う資格があるわけで
詩羽せんぱいはそれを深いところで信じているというのが覗える。
さて、いっぽうの「冴えないヒロイン」、恵ちゃんとのお買い物デートも
なかなか見るところあり、「下着」とかそういうハレっけのあるとこでなく
「メガネ」とか見に行くのがそぐわしくてよい
このおはなし、「染まってないヒロイン」を使ってなるべく
「それっぽい」展開になるのを避けているフシがあるのよな
それには「おおらかで偏見が無くてでもそれでいて変人ではない」っていう
それはそれで希少な個性のキャラクターをメインに据えなければならないわけで
それによって間合いをとることと、「魔法合戦・エロ合戦」とは
違う方向性に舵を切ることに成功しているとおもう。














蒼穹のファフナー EXODUS 第6話  祝福のとき △+









「死」≒「祝福」って状況がおそろしいね
いや、真におそろしいのはそれに納得せざえるを得ない迫力というか
ロボットものの力でもって「非常事態」を推し進める酷薄さが懐かしい。
ただ、実際の戦時だとそういう「英雄」「勇者」そして「祝祭」という
言葉が氾濫するのは歴史の証明するところで
「仮構のおはなし」に対して馬鹿がつくぐらいの真剣さで
それにあたっているのがこのご時世だと極めてまれなはなしではある。
「人類が鉱物と馴れ合えるかっ!」って側のご意見もまあわかるね
昔のSFなんか馴れてる人だと結構おさるさんの容姿とはかけ離れた
異人やそれらの人々と人類とのハイブリットなキャラクター達が
よう登場していたけど、すっかり「変わらない日常」に馴れきって
「正しい生き物の容姿はこう」ってのが固定化してるってのはある
なにせ「戦艦」まで「人間」の姿に引っ張ってくる傲慢さだものね
いわけない女の娘を「都合」の為に無理矢理「成長」させてしまう
今回のおはなしはそういう「キャラクター像」ってのに
一石を投じているともいえよう。


















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理想は遠くて現実は近くて (アニメ感想)

2015-02-11 14:41:48 | アニメの感想2015年Season1










幸腹グラフィティ 第5話  ぢゅるるんっ、ごくん。 △+










なにげに「よい母ちゃん」ってのを描くのがシャフトはうまいのね
開放的で理解がある僕達オタクには有難い理想像の提示。
このおはなしだと忙しい時にやとったお手伝いさんが
自分や娘とよく似ているところから何となく「よい母ちゃん」だとうかがえる。
「変な食べ方をしているのはうちの娘だけじゃないのね」とか
なんとなくおかしいw この妙に艶っぽい食べ方がチャームポイントだものね
おしむらくは季節、「冷たいものを口に流し込む」ということが
欲望として視聴者側に共有しにくいということぐらいか
その分、ブラウン管の中のキャラクター達には幸福になってもらうこととしよう
きらきらな女の娘、燦々と輝く太陽、白々としたそうめん、美しい。












アイドルマスター シンデレラガールズ
第5話  I don't want to become a wallflower △+










夢のあとさき










まあいちおう「ユニット」なんだからね、ひととおりみんな歌わせるはず
と、分かっていてもやっぱり「先」に行く人がでると不安感をおぼえるのもわかる
プロデューサーさんが軽々しく「この後があるから」
と言わないのも大人の慎重さでそれもわかる、という
そういう「納得ずく」のことでもいろいろと人間だから(ましてや未成年だ)
あれやこれやがあるというのがリアルですね、しかもそれがけして
暗いハナシにならないように仕上げるのが見事かと
こうやって見ると「アイドルになりたい!」っていうことに対して
皆さんいろいろな態度があるのが、当たり前だけれども感じるとこがあるなあ
まあ、中には「週休4日希望」とか言ってるのもいるがw
なぜお前はここにいるのだ(笑)













艦隊これくしょん -艦これ- 第5話 
五航戦の子なんかと一緒にしないで! △+










上(提督)は何を考えているんだ








「混成軍」ですね、そういう趣味の御仁もおられよう
効能は固定された集団の風とおしと新しい可能性の発掘。
デメリットは・・・まあ御覧のとおりかとw
ちょうどこの「アニメーション」ってのは「艦これ」の
「新しい」挑戦というわけで、それを敷衍すれば「これから」が
本番ってことなんかもしれない。
「五航戦の子なんかと一緒にしないで!」というフレーズには
部活もので名門校から弱小高に転校してきたキャラのような響きあり
こういうバラバラな状況は物語的にも吹雪に相応しいかと
できあいのものを借りてくるのではなく自分が創っていくという心意気。














デュラララ!!×2 承 第5話  一寸先は闇 △+








「埼玉」VS「池袋」とかたいへんアタマが悪い状況w
まあなんだろうね、「地域性」とかとは全然関係なくて
ヤンキー同士のなわばりを巡るただの記号同士の争いのくだらなさというか
でもそのくだらなさに一抹の悪ガキ魂的なたのしみがあるのよなあ
当話は「群像劇」の最たるおはなしなわけでそれを潰そうとする
「数の暴力」はおよそ容認しがたい「敵」なのね
それに「暴力」で対抗するのはどうも「ダラーズ」のやり方に
そぐわない気がするんで、まあなんとかうまいことするんだろうね
解決の鍵は正臣が握っている気がするよ。














探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 第6話 すべてがF5になる △+









「動画サイト」と「ニセモノ」と「F5」とか
なかなかキャッチーな話題を提供してくるよね
「アイマス」が「ホンモノ」の輝きを模索しているのとは逆に
「無くなった何か」をおちゃらけながら探索する姿が興味深い
あれですよね「ダメダメホームズ」ってのが「トイズ」の欠如に
よるものではなくてそもそも「アイドル」っていう畑違いのことに
首をつっこんでいることによる駄目さかげんと無茶ぶりだから
嫌味がないよね、そう考えるとなかなか上手い落としどころに
おちついたものだともいえるかもしれないね
まあ武士道的な制作側としてはそろそろ「カードゲーム・ミルキィホームズ」
から「課金スマホゲーム・トイズドライブ」の方に重心を移したいってのが
本音なのかもしれない、この作品はその調度はざまにある
ようにも見て取れる、探偵でない探偵と、アイドルでなくなったアイドル
その間にある顚倒の狂騒劇。















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