意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

あの馬鹿編集者を何とかして下さい (アニメ感想)

2015-02-09 23:31:00 | アニメの感想2015年Season1









アブソリュート・デュオ 第5話 
位階昇華/レベルアップ △(+)










ガッコの授業サボっておデートとか、ナメとるねえw
あと上級生をいきなり全員倒して「自分が相手だ!」とか
ナメとるねえ、ナメまくってるねえ。
まああれっすよね「レベルアップ」が「注射」によって
為される画を提供してるのがよろしくないわな
「日々の訓練」をないがしろにしているわけで、つまり
その場である「学校」もその存在意義がうたがわしくなるわけだ。
まあ「こういうもの」ってことはさんざんくたくた書いてはいるけど
「『成長』を描かないおはなし」ってのはそのおはなし自体の
「成長」が疑わしくなるわけで、まあここ20年当邦も「成長」から
遠のいていたからもうそのメソッドも遠い空の彼方みたいなものに
なってしまったのかもしれんね、あるいはそういう風に「鍛錬」を
積んでいるような「勝ち組ゲーム」に参加している人等は
そもそもこういう「時間の浪費」に付き合ってないのだろうけど(卑屈)














銃皇無尽のファフニール 第5話「禍焔のムスペルへイム」 △










あれっすね背景がぺかぺかとしすぎて折角の「水着」も
ゆっくりと愉しめないような、そんな印象。
「背景」とかそんなに造り込まなくてもいいようなハナシだけどね
いっぱいいっぱいなんでしょうかね。
ツンデレ金髪キャラが妙に新人に面倒見がよくて優遇されてるような
まあ「とりあえずいじっとけ」的なテンプレキャラだけどさ
一方で「脅威」が単純破壊の「ドラゴン」だけでなく
なんかやや知性のありそうな「人間」っぽい敵キャラもでてきて
大ざっぱな展開よりはいいのだけど、果たして上手く消化できるのか
ここまでの様子をみてると不安も大きい。














新妹魔王の契約者 第5話  朝の妹の魔王無双 △+










にーく、にーく








肉汁あふれる展開にもっていくのが強引ですねw
あんまし乗り気でない妹キャラをやむなく「調教」するたのしみ
ただ、この展開をもってくるためにキャラ同士の「関係性」が
ちょっと複雑に仕上がっているね「勇者と魔王」というのが筆頭で
腹に一物ありそうなサキュバスとか、勇者の幼なじみとか
魔族の男友達とか、そういうねじれが事態を複雑にさせ
おはなしとして味をつけて、そして妹を「無理矢理」調教する
のに正当性をもたらしているような、そんな味わい。
しかしまあエロ修正が過剰になりすぎて
笑いの域にまで達しそうになるって、どんだけなんだw















聖剣使いの禁呪詠唱 第5話  We Are The・夏 △(+)










あれっすね「旅行の行程」まで「瞬間移動」でかっ飛ばすのが
それっぽくて笑いをさそうw
なんだろう、この「速さ」に対する信仰のつよさは
「速さ」が戦闘を有利にする程ややこしい「バトル」を
しているわけではないからサツキのがんばりもむくわれないようなな。
セクハラ先輩の悪目立ちぶりが非道い、ひどすぎるw
あれだよね、ここまでほとんどスポットがあたってない先輩方に
急にキャラをたてようとしていて、見る側の気持ちがおっつかないなあ
貧乳先輩ぐらいならまあまだ許容可能だけど
いきなり尻に食べ物を突っ込んでくるようなのは胸焼けがする
中の人のうまさもあいまって、余計なw













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プリキュアを覚え直す時期 (アニメ感想)

2015-02-05 15:46:39 | アニメの感想2015年Season1









蒼穹のファフナー EXODUS 第4話  継承者たち △++











機体が揃ったので今度はパイロットの番、というわけで
新世代は新世代で優秀ってのが「世代交代」の味わいやね
と、同時に僕達が知っているカズキ達は教える側にまわっているのが
あって、その「教える側」としてまだ半人前なのがほほえましい
まあこれだけなら「恒例行事」で済むのだけどそれが
「赤紙招集」って事態ということで、送り出される側ののん気さとは裏腹で
送り出す親の側の定番でありながら悲痛な想いには胸をつまらされるね
神社で「お守り」を渡しながらその境内には遺影がビッチリつまっている
という事実がそのことを残酷なぐらいに裏付けるという
そういう当邦だと現実に70年前にあったことを仮構のお話で見られるモノにしあげる
物語の強靱さにまあ呆れるというか、見事というか。














DOG DAYS″ 第3話「決戦!竜の森」 △++










あれですね、今まで積み上げてきたものを出し惜しみしない態度が心地よい
英雄の力をベッキーとナナミにもきちんと付与してるのが
まあ「事態」をよく理解していてかつ重要な3話目に相応しいかと
あと、今までの「戦興業」が「こういう事態の為」って生きてくるのが
よい展開だとおもう、ここまで考えてハナシつくってきてたのなら見事という他ない。
多方面、広範囲の「戦」だけあってごちゃごちゃとした感じだけど
しっかりと描ききっている時点でなんも言うことがなくなるね
戦闘の後の脱衣はまあ「お約束」ってことでw
そしてそこからはいつものキャラクター同士のスキンシップということで
ほんとうに「しょんぼりすること」ってのがカケラもないおはなしやね
知見の人を満足させつつそう多くは無さそうな「一見さん」にも
そのことは充分に理解してもらえるようなそういうデキの切り出しだったかと。















SHIROBAKO 第16話  ちゃぶだい返し △++










原作者と「画」でモメるとか、最初に何とかしておかないとねえw
まあでもやっぱり「そういうこともある」んだろうね
「実際にやってみる」とどんなトラブルでも発生するものね
まあその事態に拍車をかけているのはあの無能編集なんだけどな♯
ああいうのは何かの間にはさまって美味しいとこだけもってくっていう連中で
先々週あたりでもそういった手合いがでていたけど
何か大きいことをやろうとすると「本気じゃない」人等が出てくるという
そういう事態が生々しく描かれているとおもう。
息抜きのバッティングセンターのシーンはなかなか興味深い
往年の名選手のトレースをしながら「動き」で魅せてる
エンゼル体操もそうだけど「製作」っていうともすれば「動かない」ことが
仕事になる職業で「アニメーション」としてどう成立させるかっていうのを
「つまりの解消」というのを兼ねて「動き」で解決しようとしているのが
有為だとおもう、ことにこの作品が「アニメーションのアニメーション」なのだから、尚更














夜ノヤッターマン 第4話  湯けむり露天風呂紀行 △+









温泉回なのにほっこりできねえw
ここでも「赤紙招集」、そして善意を木っ端微塵にする
貧困と抑圧が寒々しいねえ。
あれですね、馬鹿みたいに繰り返される「ヤッターヤッター」の連呼と
判で押したような大量の同機種の機体によるゴリ押しとか
強い圧迫感を受けるね、「地獄だ」と言えるほどに
それはタツノコがかつて「自分達が生み出した罪」だと言わんばかりだ。
そして例のごとく負けてそれでもドロンジョ様は高らかに笑う「悪党は涙をみせない」と
心は泣いてそれでも笑う、その気高さ、その姿に涙するがいい。














ガンダムビルドファイターズトライ 第17話  亡霊城の罠 △+










こういう「フィールドに強く依存する」対戦相手だとまあ
都合良く「そういうフィールド」がくるよね
まあ以前「水戦型オンリー」のチームが瞬殺されとったがw
フミナにスポットをあてんが為に「抑制型」の戦略のチームが相手
ガチバトルだけでなくこういう相手も混ぜておくと幅が広がる。
まあ主人公達が強くなるとその「抑制」の為にしようする
手段がなんか卑劣なぐらいに強くなりがちだけどな
今回だと粒子放出抑制装置とか、ゲームバランスを壊すのではないかw
同機種3種なんで「合体」は想定内やね、まあなんか異様に流行ってるみたいだけどw
「ガンダム」における「合体・巨大兵器」ってのは火力の増強と同時に
「怨念」を肥大化させた姿として顕れてくるって伝統があるわけで
あとはその怨念をころすだけだ。















ユリ熊嵐 第5話  あなたをヒトリジメにしたい △+










「熊」が「衝撃(SHOCK)」なら「透明な嵐」は「歯車」やね
バッといくかジワジワいくかの違い。
最初は「衝動」で誰かをスキになりその特別さが「生きるあかし」になる
そういう「特別」に対して「平坦な悪意」が「生け贄」に選ぶのは
まあなんというか「イジメ」の構造ともとれ、ちょっと興味深い
そしてそういう「くらだないモブ」を「熊」が捕食してしまってもよい
という「アニメーション」的にはジャスティスな行為が
鋭く現前してるといえんくもない。そして「熊」には
「サプライズ」がないと熊は簡単に捕らえられるというそういうことだろう
調度いろいろ銀子が「過去語り」をして、動機が分かって
キャラクター的な「強度」が弱くなり出したのと一致するとこ。







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ロクな学園長がいない (アニメ感想)

2015-02-02 23:16:50 | アニメの感想2015年Season1











アブソリュート・デュオ 第4話「特別/エクセプション」 △(+)











一度でいい事を二度言わなけりゃあいけないいけないってのは
そいつが頭悪いってことだからです










ウサミミ先生がしれっと戻ってくるw
折角「サプライズ」(上手くはないけど)で裏切ったんだから
そのまま退場させればっておもうけどねえ
この作品に限らず「教師」ってのが全く存在感がないのが
当世のラノベにおける「教師」ってものに対する価値観というのが覗えるね
「東京レイヴンズ」の大友先生ぐらいに大活躍させろとは言わんけどさ
というかあの作品、周りの大人が主人公達の出番を完全に喰っておったなw
さて、当作品にハナシを戻すと金髪がアプローチをかけてきて
銀髪とおデート回といった体、ま「デート回」なんで基本楽しくないわけがない
もしそうでないならこの作品の視聴そのものが向いてないとおもうw
ま、逆に言えば「やっときゃいい」ので腕の見せ所も必要としないともいえる。
しかしまあ金髪の娘が見せる「特別」の相手がそこらへんのチンピラ相手ってのが
情けないというか、瞬間移動とかレールガンとかチンピラ相手にふるってた
某学園都市をおもいだすなあ














銃皇無尽のファフニール 第4話「竜人のティア」 △











うーむ「ロリ担当」的なキャラが来襲したが
そもそもキャラデザがせいぜい中学生ぐらいに見えるので
そんな違和感がないというか、まあ子供の「餌付け」的なとこだ
悠に対してティアを一目惚れにする為にエピソードをこさえたけど
「やっぱり何もしないで逃げ帰っちゃいました」とか間抜けすぎるとおもう
ある印象を与える為にある程度の質量のエピソードをつくって
そしてそれがまた新しいキャラクターの側面やハナシを生み出すのが
小説の醍醐味のひとつだとおもうけれども、このおはなしは
あるしょーもない目的をはたさんが為に世界観を意図的に
抑制しようとする傾向がある気がする
全ては女の娘とイチャイチャパラダイスせんが為にという宗教
ただ、それは有り余ったリビドーによる世界の増長をもたらさず
「これで満足しましょう」という欲足の教義














新妹魔王の契約者 第4話 「悲しみがゼロになるまで」 △(+)











こっちはまだ昔ながらにフロシキを広げようとしてんね
まあ上手くまとめられるとは思えないけど(ひでえ)w
いろいろなファンタジー設定があるけれども要は
「兄ちゃんが妹をチンピラから守る図」ってのを見られる程度に
いじくったってところか、そしてそれが納得できるぐらいの
アニメーションとしての質はあったようにおもう
私だったらもうちっと杉田声の滝川にエロいことをさせていたけどね
まあもうちっといい奴でかつオツムをよさげなキャラにしたてたかったってのがあったのかもね。
このおはなし、エロいことをしようとする時はあんまし意表をつかずに
「これからエロいことをしますよー」ってのを露骨に提示するよね
お優しいこととも言えるけど、ちょっと寂しいかも。













聖剣使いの禁呪詠唱 第4話  白騎士強襲 △(+)













まああれだよね「戦闘シーンとかぬるぬる動く」とかハナから
期待していないのだからいいのだけど、それにしてもまあ
「動き」の中から生まれる緊張感的なものの欠如ぶりよなあ
たぶん原作の戦闘描写のぞんざいさとアニメーションとして
負担がかかるところを節約したいってのが奇妙に一致した結果が
こういう台詞ばかりたれる魔法合戦になる戦闘シーンを生むのだろうねえ。
一方で静乃役の悠木碧さんの熱演ぶりが際立ちまくるねえ
妹役の竹達さんぐらいおちゃらけていてこの作品には調度いいとおもうけど
キャラクターもあってかむやみに独り立ちしていた印象が強い今話だった
ちょうど沢城みゆきさんが「ご愁傷様二宮くん」っていう
1話目からヒロインがパンチラするしょうもない作品で
青いヒロインの娘を担当していて、作品を圧倒して目立っていたのを
ほうふつとさせるような、そんな印象














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情勢を考慮して (アニメ感想)

2015-02-01 11:40:14 | アニメの感想2015年Season1








↑戦争・犯罪モノほとんど無理ぢゃん














弱虫ペダル GRANDE ROAD 第15話  鳴子!真骨頂! △++










「関西弁の目立ちたがりキャラ」っていうのをとことん煮詰めたようなな
「こういうキャラ」ってのを出すのはいいけどそれをどう
「生かす(あるいは殺す)」かが問題なんだろうねえ。
「一瞬の花火になる」=「捨て石になる」って決断はまあ妥当と言えば妥当
反則スレスレなぐらいにギャラリーも巻き込んで、ぶいぶいいわしとったね
その一方で体は悲鳴をあげていて、視界ももううつろ、という正反対の状態の描写
鳴子の体型は「山」も攻めれるから「山もイケるスプリンター」っちゅう
勝負事としての納得がいく前提があり、それは調度この作品の華やかさと
スポーツものの地味なしんどさの両輪を同時に提示していたかと。














神様はじめました◎ 第3話 神様、黄泉におちる △(+)












あれやね、ふわっとした画風だからアレだけど
ペーペーの神様を「黄泉」に送るとか、明らかに殺しにかかってる。
あそこは国生みの伊弉諾(イザナギ)のような神様でも命からがら逃げ帰ったような
デンジャラスゾーンなんだよね、まあそういう場所でボディガードを
見つけるっていう寸法だ。こんな感じで奈々生ちゃんは明らかに
「不相応」なアブないこと自分でやろうとしたり、あるいは
押しつけられているってとこがあってそういうあぶなっかしさは
今時の情報がむやみに氾濫しているこざかしいご時世では貴重な個性
といえるのかもしれない、そして巴がいつもやきもきしてイライラ
してるのもまあ無理からぬことともいえよう。














夜ノヤッターマン 第3話 俺たちは天使じゃないけど天使のフリをする △++









この作品「スピンオフ」なんて言いながら「ぬるくない」よね
例えばガリナの「サイコロ」とかな、あれは毎回ロボットシャッフルする為の
「都合上」のものだったとおもうのだけど(本当にサイコロで決めていたかもだが)
今回はドロンボーと、そして自分達の運命を決めるための存在感のある
ガジェットに仕上がっていた。他にも口から次々と生み出されるロボット兵の
不気味さとか「負け」の爆発で脱出する賢さとか、「違う視点」ってのが
現代の技術でもって見事に表現されているといえよう。
それはただ単に「敵役を主人公にしました」ってだけで満足しているような
水増し作品とは志の高さがまったく違うわけで、そういうのに
「枯れてからの初心」のような魅力を感じるね
と、いいつつちゃんと「風呂」のシーンがあるというw
ただこの場合は風呂に入る必然性があり、かつライトが無い
「生っぽい」たのしみだったかと、これも「夜」の功徳かもねん。













冴えない彼女の育てかた 第3話 クライマックスはリテイクで △++










1度目は偶然、2度目は必然









「ヒロインが家族と旅行」とか膝をかっくんされたような展開
それをマトモに創作したこともない高校生が何かをしようとしたら
まあ、だいたいこうなるっていうことで、私も心あたりはありまくる
というか君の姿は僕に似すぎているw
それに対する英梨々・詩羽せんぱいのダメ出しもまた容赦なく
まあ創作者のモチベーションのコントロールってのは「基礎練習」みたいな
もので、目立たないけど大事なことって印象ではある。
ってここまでやって最後に肝心なシーンの「再演」とかやってみせるのが
とてもよくわかっていると思わされる。
あれだねその再演されたシーンも一生懸命練習した上でそれでも
「芝居になりきれない生っぽさ」的な魅力があったかと思う。
ある題材に不可分に接しながら決してそれ自体でない「創作活動」と
「いかにも」なヒロイン⇔「冴えない」ヒロイン達による
刺激的な物語がこの3話まででも充分にみてとれたとおもう。












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中の人が予想と違った時の敗北感 (アニメ感想)

2015-01-27 21:51:40 | アニメの感想2015年Season1









冴えない彼女の育てかた 第2話  フラグの立たない彼女 △+










「ちょっと可愛い以外に特徴が無いなんてどうすりゃいいんだ!」とかな
世にいる「ちょっと可愛い」ですらない人を大勢敵にまわす台詞w
あれですよねラノベ的には「性格が良い以外何の特徴も無いツッコミ気質の主人公」
ってのを「ヒロイン」に据えているのがこの作品のヒネり方ってやつやね
「自宅」に訪問・招待、ってのは立派な「イベント」だとおもうのだけど
そこでただギャルゲーを夜通しプレイするとかフラグをべきべき折る展開がたのしいw
これって「野郎同士」の正しい夜通しの遊びだよなあ。
まあ、「その手」のゲームでも「よい友達」的なキャラって味付けで
そういう関係を愉しむっていうパターンがあるけど
恵ちゃんの場合愉しんでいるのかどうかがイマイチはっきりせんのよな
まあ、つまんなかったら普通に嫌がるだろうけど、なんというか
年頃のオトコノコの部屋にあがりこんで延々とギャルゲーのレクチュアを
受けつつそれを夜通しする男女の異様さが型どおりでない興味を惹くな、と
あるいはもし、何かの間違いで押し倒したらどうなるんだろう、とか
童貞のオトコノコが女の娘に抱くようなエモーションを喚起するような
そういう画だったかと。そしてそういう型どおりでない「無印」のヒロインの
恵ちゃんこそ現代の新しい「ヒロイン像」なんかもしれない。















幸腹グラフィティ 第3話  ショクショク、トロッ。 △+










ご飯ものふたつでボクの副交感神経の活動も活発になるよw
特にオムライスね、「試食」と称して何杯食べておるのか(分けてよ)
まあ、「それぐらい美味しい」ということなのかもね、くそっw
面白いのは「美術でうまくいかなかった」ことを励ますために
「食べ物」を用いる状況なのね、色の無い「静物画」を
色付き味付き香り付きの食べ物で復讐するということ。
そして3人の女の娘が舌鼓を打ちつつ喋りつつ蕩けつついただく
っていう過剰な幸福をお裾分けしてもらうということなのね
それは「芸術」が本来持つ「伝える」って行為をぞんぶんに達成
しているということでもある、「料理番組」とかだとあまりにも安易に達成
できるから陳腐化しているその行為が「アニメーション」っていう
1歩離れたところだと精彩をはなつ不思議さがある。














艦隊これくしょん -艦これ- 第3話 「W島攻略作戦!」 △+










これは訓練ではない―









あれですね最近のアニメーションの「つくりかた」だと
どうしてもデフォルトで「ゆるふわ」な空気があって
まずはその「壁」を突破するのが「シリアス」な話の最初の試練ってのがある。
当話もそのあたりの境をたゆたっていたけれども「轟沈」のあった今話で
ある程度の志向は示せたかと、過剰に「ゆるふわ」なコミュニケーションが
いわゆる「死亡フラグ」の味わいとなっている方式
そして「空中」から攻撃してくる相手に対する艦娘達の苦戦ぶりとの対比
如月が眠るように海に沈んでいくシーンの悲しさとうつくしさ
「壁」を突破するには十分な質だったかと思う
そしてこれぐらいなければ「史実通り」って展開を成し遂げられないのかもな。














アイドルマスター シンデレラガールズ
第3話  A ball is resplendent, enjoyable, and... △++











本番が始まる前のレッスンのつらさと直前の静けさ、不安
そしていざ本番が始まった後の興奮と満足感のコントラストは
芸能ものの醍醐味といったところ、この基本的な構造は強い。
そしてこのおはなしも「失敗するかも・・・」と思わせるぐらいに
充分に準備期間を丁寧に造り込まれているね、もちろんただ不安に
させるだけでなくそこに他のキャラクター達がからんできたりして
意識を紛れさせることも充分に配慮されている
こんだけ綿密に準備しておかないと「やってみなければわからない」とか
言えないのだろうねえ、未央が弱気になるとこも凛ちゃんの強さも
そしてステージのきらめきも最後は「やってみなければわからない」のだ。















デュラララ!!×2 承 第3話  泣き面に蜂 △+










驚くほどの個性を持った2人(特に男女)が一筋縄ではいかない会話をして
ハナシが進行していくのがこの「デュラララ!!」の持ち味だとおもうのね
リアクションの薄い男に殺人鬼のアイドルが馬乗りになってする会話とか
上述の「冴えない彼女~」とのあまりの性質の違いにため息がでる。
個性のつくり方が上手いよね「造形師→モンスター」みたいな逸脱
その逸脱がチンケな正義とかを越えて物語と池袋に活力を与えている。
イベントと会話が数珠のように繋がって実に豪勢な首飾りになるのが
当作品の特徴といえよう、もっともその作品のヒロインには「首」が無いというw













蒼穹のファフナー EXODUS 第3話 「対話の代償」 △+









生命・闘争・金属










このおはなしは「金属」と「生命」の戦いってセンで進んでいるのね
「生物同士の戦い」ってのよりもさらに過剰な「対話」ではある
今話でもそういうのはきっちり描かれておりこちらの神経もちょっと
「金属」のように冷たく繊細になるしかけ。
そして「増強された戦力」が「ハナシを盛り上げるための仕掛け」を離れて
「厄介者扱い」されていることがただの「ロボット」ものとの差異やね
ロボットものらしく厄介な専門用語でボクら(少なくとも私)にも
負担を強いるけど、その負担こそが作品の「存在証明」とも言え
それはロボットものが根源に持っている「選別」することのあらわれ
ということなのかもしれない。

























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こんな絵でいいんですか? (アニメ感想)

2015-01-25 21:04:53 | アニメの感想2015年Season1










アブソリュート・デュオ 第3話「復讐者/アベンジャー」 △(+)










うーむ、「ゴールに直進」とか分かり易くていいやね
軍隊で上官に具申したらその場でファックされそうだがw
せっかくの「模擬演習大会」だから他のキャラとかいろいろ
チラ見せしたり、フラグをたてたりとかできそうだけど
そんな余裕はどうもないらしい。
まあ、おっぱいの娘を保健室におんぶで運んだり、月夜の下
ユリエの背中の傷を確認したり、視聴者が喜びそうなことを
ひとつはやろうってかんじがして、何もないよりはよほどよい。
「アイ」って言葉をきっかけにコンビネーションでウサミミ先生を
倒すのはなかなか、ただ単に「かっこいいから」外国語を用いるのでなく
それをハナシの中に意義のあるかたちで用いるのもまたよし
また、そうすることで「異国人」と同居しているってことに説得力が生まれる。
このおはなしは「何かに裏切られる呪い」にでもかかっているのだろうか
まあ「アベンジャー(復讐者)」であることが「動機」らしいね
おおよそ「復讐」ってことばにそぐわないサラッとしたハナシだけど
これから粘性をおびてくるのかね、1クールでそんな余裕はないだろうけど
















銃皇無尽のファフニール 第3話  咆哮のファフニール △(+)










折角「龍退治」をするのなら龍ごとに「特殊能力」とか持たせても
よさそうなものだけどね、これだとただの巨大質量が女の娘との
好感度を上げるイベントのために襲来しているようにしか見えないやね
まあ、「それが目的なンだ」と言われれば、返す言葉もないけれど
さんざん形骸化してはいるけどそれでも今まである程度のアニメの視聴目的であった
「戦闘行為」がただのハナシを進める為だけの「かきわり」になっていることに
時勢を感じるというか、そういうところはある
まいて、ラノベにおいて「血湧き肉躍る戦闘の描写」なんてのは
「ただのウゼー自己主張」になってるってことなんだろうねえ
さっこんの「魔法ぶっぱなした→勝った」「剣・刀で切った→勝った」的な
決着パターンの思考停止ともおもえる単純さの氾濫がこの作品では
そのままに体現しているかのよう。















新妹魔王の契約者 第3話「再会と信頼の狭間」 △(+)












すっかり「草」が主食になったオトコノコ達に対して
時折思い出したように「女どもを征服せよ!」的な露骨な
ポルノグラファイアな作品がでてきますよねえ
「もうご時世じゃないよねえ」という感じはうけるけど
完全に捨て去る程にも達観していないから、まだこの
「率直さ」を微笑みながら受け入れるぐらいの余裕はある。
屋上で魔物をけしかけてきた「仮面の男」が明らかに
転向してきて初めて声をかけてきた杉田声のやつなんだけど
小説だと誤魔化しがきくところもアニメだと1000%ばれてて
そういう所もまあ微笑ましいっちゃあそうかもなあ
そして小説で描かれているHなシーンはアニメだと謎の光によって
邪魔されるという「見たくないものが見え、見たいのは見れない」という
面白くない状況が「アニメ化」によって発生するという
まあ「活字」→「動画」になってるだけでも功徳があるんだろうね。















ISUCA 第1話  邂逅 △











折角の「出だし」なんだから「魔物」に襲われたら
ションベンちびらせて命からがら逃げさせたりするのが定番だと
おもうけどね、それすらしないやる気のなさがどうか
そのほか何というか全てが「ふってわいた」ように何もかもが
襲来しているような、そんな印象やね
「アニメーション」として必要な最低限の「時間の流れ」的な「間」が
マンガのようにかっ飛ばされているような、そんなとこ
そりゃまあ女の娘とかひん剥きたいですよ、もちろん
だけれどもここまではしょっちゃうともう「生動」するセカイだって
騙される気すらおきなくなるというか、そういう萎えさ加減。
















聖剣使いの禁呪詠唱 第3話  冥府の魔女 △(+)










先週モメてた生徒会が早速空気化しててワロタw
なんかあれですよね、くだんの戦闘シーンの「謎呪文」によるワンパターンな決着とか
妖しい外国語を使う「時使い」とか、ツッコミどころの宝石箱や~ってな
折角の「魔王の記憶」なんだから罪なき人々をぶっ殺しまくったりとか
していてもいいと思うのだけどねえ、まあ面倒だからしないわな。
氷の城で女の娘とぼっちとかイメージの貧困さが微笑ましいというか
ただその「貧困さ」と「なるべく経済的に仕上げよう」っていう
作り手側の思惑が一致しているようにもとれ
ならば見る側も「経済的」に視聴しようということになりそう
まあ、そうなったら「視なくてもいい」ってなりそうだがw
















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戦争が無くならないのはアニメを視ないからだ (アニメ感想)

2015-01-22 21:14:28 | アニメの感想2015年Season1









夜ノヤッターマン 第2話  ヤッターマンにデコピンを △+










「ドロンボー」に「なろう」としてまずは口調から始めるのがほほえましいなあ
というか「ドロンボー一味」のかけ合いがこの作品では極めて重要だったなあ
なんて今更感じるとこがあるね、ああそうそうやたら下品なことも言ってたなw
ね、なんだろうかそういう「ゆるい流れ」のままに「悪いこと」をやっていたような
そういう昔っぽい「悪」に対する「おおらかさ」みたいのがあったかもなあ。
新生ドロンボー達は最初から「おしおき」の状態なんでなんというかそういう
「ゆるっと悪に染まる」ってのが無いね、厳しいからこそ泥棒もできぬ、という
動画的にはロボット戦とダムでのダイブ、そして幼ドロンジョ様が脱いでる時点で
満足がいくデキやね、現代の動画の質ってのが「ボカンシリーズ」が当時
できなかったこととどう関わっていくのかっていう愉しみもある。















純潔のマリア 第2話  CONTRA MUNDUM 世界に対す △+









大天使ミカエル様が人間達の悲喜こもごもを「地の営み」って
切り捨ててしまうところが「皆に公平で無慈悲」な「正義」って感じでビリビリきますね
でも大人の人は最低限これぐらいの「この世のあり方」を知っていてほしいか
そしてそれを知っているからこそ逆に「処女のマリア」が子供みたいに
逆らうことにも応援したい気持ちが生まれるってところもあるね
「肝心な部分がぼやけてる」インキュバスとか「男色」とか
「ギリギリだけど面白いとこ」っていうのを攻めるのがうまい当作品
その空気と「百年戦争」っていうキリキリした空気のシンクロ率は高かろう













ガンダムビルドファイターズトライ
第15話 「新生!トライファイターズ」 △+










お約束の「新機体」ですね、火力重視の攻め攻めなチューンで
見た目にもあざやか、これで完成ではなくて多分もう1回ぐらい
「進化」させてくるんだろうねえ、セイくんはそうしてたし。
併せてミライさんも別の意味で全国デビューw
「戦場の偶像(アイドル)」は高嶺の花じゃなくちゃなという
あとはライバル達の動向をちょこちょこって感じ
関西弁のキャラの「強敵オーラ」の無さ加減は異常w













ユリ熊嵐 第3話  透明な嵐 △+









「百合」も「熊」も出てきたんで後は「嵐」についてか
「透明な嵐」、「在りながら」「無くなる」かのような印象の言葉
現実の世界に生きるわれわれもそれに飲まれるなり戦うなりしていそうではある
当話も「スキ」とそしてこれだけのケレン味のある「物語」と「画」でもって
それに立ち向かおうとしているような気はする、そして極だっているからこそ
「透明な嵐」 ―名前が無造作に並びその中から「生け贄」を「自動的」に決定する
そういうシステムの残酷さもまたこちらの心にブレなく浸透してくるような
そういう鋭さがある。




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アニメ好きの人は絶対に視ないで下さい! (アニメ感想)

2015-01-20 13:50:48 | アニメの感想2015年Season1












夜ノヤッターマン 第1話  世界は真っ暗闇 △+











「ボカンシリーズ」ってのは「勧善懲悪」をそれこそあきれ果てるまでやったんで
ここまで徹底してやった作品っていうとどれぐらいあるんだろうねえ
当邦だと「必殺仕事人」「水戸黄門」ぐらいしか
思い当たらないね、そういう意味でもタツノコが「転向」を描くのは
それだけでも興味がそそられるところだ。
ロシア(と思われる)寒村や銃撃戦を質が高く描くのはさすがで
そういう強くて真面目な態度がドロシーちゃんに試練を与えているってことだし
「ちょっと違う」って印象を抱かせるのに成功しているとおもう
それに併せてボヤッキーとトンズラーが格好良くなっていて惚れる
くわえて「女の娘を守る」っていう大正義付きで「動機」としてはこれ以上は望むべくもない
ドロンジョ(レパード)役のキタエリさんも久々にのびのびと演じている印象で
ただのスピンオフに甘んじるような腑抜けた感じをうけない良い出だしだったかと。















純潔のマリア 第1話  VIRGO INTACTA 完全なる乙女 △++











「異物感」をしぜんに描くのが上手いよね
「中世ヨーローッパ」っていうただれた時代に
「処女」で「戦争が嫌い」な「魔女」とか空気が読めないにも程があるw
さすがに「時代背景」と「戦争」は真面目に描かれていて
それだけでも視聴に値するね、それを「魔女」が魔法で強制的に終了させてしまう
マンガ的な展開がおいしい、何でもアリの「現代・ファンタジー」が舞台だと
こういう力業も「よくある」で終わってしまうけど
「実在の歴史」っていう舞台設定によってとんでもない痛快劇になるおもしろさがある。














アイドルマスター シンデレラガールズ
第2話  I never seen such a beautiful castle △++










今度は「大手」って感じで「こじまりした良さ」とは
うってかわって「場所」の巨大さ「人」の多さによる刺激が満載であることを
卯月たちの好奇心と視聴者への案内も兼ねて提示している。
そしてそれが終わるとそのまま勢をかって残りのメンバーの紹介になだれこむ展開
どの娘も個性的で魅力的で、よりどりみどりといったところ。
なんというか実に目まぐるしい展開だね、アニメ的な「定型」を
越えた贅沢な「説明回」だね、華やかなりし「芸能界」とはそういうもので
あるいはアニメが週に20本もあるなかで「選んでもらう」為には
これだけの蕩尽が必要なのかもしれない。
















ガンダム Gのレコンギスタ 第16話  ベルリの戦争 △+










急に「出生」の秘密が明らかになるのと、それによって
「モヤッ」となるベルリがリアルやね
ある意味で「戦闘」によってうっぷんを晴らしているような画
そしてそんな我が儘を可能にしてしまう「G-self」を評して
「まるでガンダムではないか!」という感嘆はわかるね
当作品、「宇宙と生命と確執」っていう昔の富野作品的なドロッとした
ところからは流石に垢が抜けているいけれどもそのかわりに
人間が普通にもっている「環境や人間に対する違和感」ってのが
不断にまとわりついている気がする、それをちょっとでも何とかしたいと
思うのも人間だし、よりよく生きようとして他人を傷つけるのも人間
それが「G」っていう「魔法」によって劇的に可能になってしまっている
不思議さをどっしりと描いているとおもう。














艦隊これくしょん -艦これ- 
第2話  悖らず、恥じず、憾まず! △+











「風呂」とか「ご飯」とか定型の行動が「艦これ」仕様になっていて
まあ面白いっちゃ面白いかな、逆にいえばそれさえしておけばいいので
普段の風呂シーンとかを弄って遊ぶ面白さはないけれど。
吹雪の「訓練」ってことで1話が費やされるわけだけど
実際のゲームだと「訓練」なんていう大昔のSLG的な要素があるんだろうか
スマホいじってるような人等はそんな面倒なことをしないと思うが、どうか
まあ、そういうならそもそも「アニメを視聴する」ってことすら
「面倒」なことではあるのだけどね、特にこういう「ささいな日常」ってのを
描いている現代のアニメの定型なんかは、カタギの人等には只の時間の無駄
にしか見えないかもしらん、極限までムダを切り捨てたゲームと
そのアニメ化っていうある種の矛盾をはらんだ要素の落としどころってのは
まだ未知な部分が大きいと思う、そういう視点でもこの作品は見ることもできよう。














DOG DAYS″ 第1話  再び、勇者の帰還 △+











シンクは爆発しろ!













ひさびさに言ったw
さて「レベル30の勇者」の迎え方ってのはなかなか前例が無いかもなあ
「勇者」も、そして「視聴者」も充実の時を迎える時何を提示できるのか
今回は勇者2人を「野生」にいきなり放り込んでみたという
1話らしく元気に飛びはねることができるし、フロニャルドの懐の深さが
提示できるし、なかなかよいやり方だとおもう
あと、シンクとナナミの関係やね、こっちはまだ「未開発」なんで
うまみが十二分にあり、多分こっちをいじってくるようにおもう
もうヒロインがいっぱいいて、6角関係ぐらいになっているけど
そのソフト修羅場もまたたのしみといえようw














SHIROBAKO 第13話  好きな雲って何ですか? △+










なんていうか現状のアニメ作品だと「1クール目」の終わりは
「1つの終わり」的な盛り上がり方をするよね
当作品も例に漏れず、「最終話」の製作状況とその後の歓喜を
リアルにかつ見事に描ききったといえよう。
そしてまた「新しいはじまり」が今回やるべきことやね
「2周目」らしく「1周目」とはハッキリした違いが打ち出されていて
それもまた興味深いね、今度は「原作つき」でしかも結構大きい仕事だ
みゃーもりも重要な仕事を任されて、愉しみ半分、大変だって共感半分ってかんじ
あ、あと朝礼会議で人が5人しかいなかったのがさびしいね
会社だと人はいろんな事情でいなくなったり、また新規の人が入ってくるけど
そういう学生時分だと(あるいは現代のアニメの大半が)それこそ「死」でも
ないと訪れない「別れ」が頻繁にあることもこの作品ではしっかり描けていると思う
あ、あと「つかえねー奴」ってのもな、今話のチャらい編集のやつみたいなの
こういうのっているんだろうねえ、前野以来のイラつき加減w



















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デレるには早すぎる (アニメ感想)

2015-01-17 15:42:44 | アニメの感想2015年Season1










アブソリュート・デュオ 第2話  絆双刃/デュオ △(+)











「うぃ!」→「ヤー」









あれだねえ「仮契約」→「本契約」ってのが目に見えているからね
ここで「だが断る!」ってやれば天の邪鬼だし
もしそうでないならなんかイベントなりで「本気」になることを
説得してやんなきゃなるまい、といったところなんだけど
ああ、あるいは桜の樹の下で彼女を見初めてから既に「本気」だったのかもしらんね。
入学式初日に「あなたがたには殺し合いをしてもらいます」をやった学園にしては
マトモな授業が展開しているという、なんか拍子が抜けるかんじ。
ブルマ装備の乱取りもいいけどここは男塾的な「アトラクション」で
デュオの仲を深めてもよかったんじゃないのかともおもう
まあ、それは後のお楽しみでとりあえず世界観のレクチュアに裂いたのかもね
男性陣にメガネと筋肉がいて「ただのハーレム作品」にちょいと
抵抗しようとしているフシがあるね、彼らにも光があたるといいなあ















銃皇無尽のファフニール 第2話 白のリヴァイアサン △










妹が「仲間殺し」をやったってんなら冒頭のカマシでそれを
やっちまえばよかったのに、って思うなあ
あとドラゴンがもっと人類をぶっ殺しまくるシーンとかあってもいい
別に残虐趣味があるわけではないけれど「死」がそばにあるからこそ
「生(性)」が光をうけるんじゃないかと思うわけで
なんていうか、ガチで興奮しないのよね、いろいろな意味で
胸と尻だけ育った子どもをからかって、あやしているだけのような
そういう印象がある、これは当作品だけでなくいわゆる「萌え系」的に
くくられる作品に総じてそういう惰性があるともいえよう
まあそういうぬるっとした感触がいいのだろうけど
だとするとこの「危機」もぬるっと受け取らねばなるまい
そういう点は「DOG DAYS″」あたりの方がずっと自覚的で
それゆえになにをすればいいのか「わかっている」とおもう。















新妹魔王の契約者 第2話「初めての主従契約」 △(+)











ときおり「ハイスクールD×D」と区別がつかなくなる当作品w
「契約」の名目で義妹をひゃんひゃん鳴かすのが王道でよろしいw
「本番行為」が出来ないのだから代償行為としてありえないぐらい
女の娘の感度をよくしてしだらなくさせ、リビドーを埋めるってのが
当邦のエロアニメの「やり方」ではあるけど
これはそれの典型といってもいいかもね。
あとはまー積極的な「幼なじみ」とかでてきてどうでもいい展開やね
や、でも一点気になったとこがあって「小さい頃はどさくさに紛れて
尻とか触ってきた」とかいうとこ、小さくてもオトコノコはそれなりに助平で
機会があれば触れてみたいってとこがあって、そういう感慨が
「オトコノコ」がやや「聖域」になっている今日ではちょっと思うところがあった。
けして僕が小さい頃から特別に助平だったということではない、はずだw














聖剣使いの禁呪詠唱 第2話  我が剣に宿れ魔焔 △










「妹」がロレツが回らなくなるぐらいポンコツなのがなんというか、いやらしいw
ただまあ、どこにでもいる「妹キャラ」よりは弄りやすくていいかもな
失敗もするけど「イベント」が進めやすいそういうキャラもいてよい
学校内の「組織」とかに与すると主人公が「超強い」とかになりがちよね
基本優秀な人が「生徒会」とかを構成するんで、その中でさらに目立とうとすると
そういう単純な発想に流れがちになる。「戦力が整ってから戦う!」ってのと
「オレが助ける」っていう真面目な対立がなんというかこのアタマが悪いハナシには
相応しくないかもねえ、言っちゃ悪いけど。で、その単身軍隊の主人公が
「前世の記憶2」と「謎の呪文」で勝つんだもんなあ
みんなあの手この手で「強い」ってことを証明しようとするんだけど
どうだろう、ラノベの文章で「それ」ができるのか、難しいとおもう。
基本「文章」は「アタマが良い」ことは描けるけど
「強い」っていう少年漫画的なパワー馬鹿を描くのは苦手だとおもう。

















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1話からパンチラや全裸満載だったくだらないハーレムアニメ (アニメ感想)

2015-01-10 21:17:24 | アニメの感想2015年Season1








探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 第1話 「妖精たちは森に隠れる」 △+











あれですねえ当作品「前期」のキャラが毎回超ぞんざいに扱われる傾向があるw
怪盗帝国しかり、G4しかり(ついに声すら無くなったw)
そして今回はフェザーズがその毒牙にかかってしまったw
ハナシの中身もあれですよね「異能アクションもの」と「ギャグ」をいったりきたり
っちゅう落ち着きのなさがまあ当作品のもち味というか
もう2年ぐらいの付き合いになったから「新しい何か」ではなくて
単なる4色のキャラ達を視るために視ているようななw
まあもう「しなければならないこと」てのは無いのだから何でもすればいいのね
「アイドル」っちゅうこれまた流行ものの形式に寄ったのだから
それっぽく歌って踊るってことはあるかもしれんけど
基本は4匹のうるせえ妖精とこころちゃんがぎゃーぎゃー騒ぐってとこだろうから
今更そこがブレるともおもえんし。














神様はじめました◎ 第1話 神様またはじめました △(+)










奈々生ちゃんはそんなに「できる娘」ってワケじゃないのね
「神様だけど半人前」ってのが当話でもよくわかるはず
だが、それゆえに「保護」と「失敗」がハナシの中に盛り込みやすい
ってのはある、きっと昔の漫画とかはこういう「等身大の主人公」
ってのが「ありえないハナシ」ってのをさぞ当たり前のように
やっていくのを自然に受け入れるのがあったのたろうけど
こんだけ物語が飽和してくるとそれに中毒したような「主人公」「物語」が
幅を効かすようになってくるわけで、それが現代ってことなんだろう
そういう中で当作品は奇跡的に「なつかしいにおい」がするそういう感じをうける
アクはないけどまあ「神様」だからねえ、そういうものだ。












ユリ熊嵐 第1話「私はスキをあきらめない」 △+











あれだな「侵略」とか「食事」とか「性欲」とかそういう
「汚いもの」を全部「熊」におしつけたらこんなトンチキな世界になったようなな
それを馬鹿正直に現前させてみせること、というホント先の読めない物語への心中が
いっそ潔いというか、それも「百合」っていう「きれいないもの」を
こちらは手慣れた手つきで提示しながらだ。
階段を上った先で「裁判(決闘)」が行われるのも相変わらずの迫力
とまあこんな感じで幾原邦彦さんの完成された個性はあるわけで
でもそれを「ぶっ壊す」っていう荒々しさが「熊」にはあるかもしれんね
なにせ「熊」だもの、仕方ないね。















アブソリュート・デュオ 第1話  焔牙(ブレイズ) △(+)









ナイスカップリング









いきなり「君達には殺し合いをしてもらいます」からスタートw
心底驚いたっちゅうワケでなく「そういう設定」レベルの演出だけど
あれっすね、それぐらいに「ラノベ原作の学園ラブコメもの」ってのは
あふれかえっているわけで、その「生存競争」という風に見立てれば
半分、なんて生ぬるくて全滅しかねないような状況ではある
いっそこういう「カマシ」ではなくていろんな「テンプレ」を
どんどん半減させていって最後何も残らなくのとかやればいいのにね、とかちょっとおもう。
「赤・ピンク髪の妹・幼なじみ」と「金髪のツンデレ娘」の次の選択肢
「銀髪の不思議キャラ」が今回のヒロインというわけで
これもだいぶん弄られているけど可も無く、不可も無くといったとこ
リアクションが薄いけど妙に(性的に)積極的というたのしみやね
あれっすねこういう形態だと「他の漢キャラ」ってのまで手が回らないよね
「味のあるキャラ」ってのは「テンプレ」では描きにくいし
「世界観」が「多数の人間の関係よって支えられている」っていう「厚み」を
求めていないってのもある、そういうのが好みの人は「デュララララ!」でも
見ていろ、ということだ。














銃皇無尽のファフニール 第1話「竜園のミッドガル」 △








あれだな、ここまでいろんなどっかで見たような設定をツギハギすれば
できてしまうような状況だとなんかもう「工業製品」を見ているようなかんじだな
これみてるとあんま好きではない「俺Tueeeeee!」主人公的なラノベでも
まだ見られるとこがあってマシに思えるから不思議だなあw
要は「ドラゴンのつがい」になるのを妨害する為に派遣された
「唯一のオトコノコ」が女の娘にナニをすればいいのかってことやね
初等教育を受けた人間なら誰でも答えが出せそうだけど、どうか













新妹魔王の契約者 第1話「妹ができた日」 △










もしかすると「新妹(まい)」って単語が思いついただけで
このハナシは始まってしまったのかもしれないw
もしそうならまあ呆れる才能の持ち主なんか、ただのアホってことなんだろうけど。
「魔王」とか「ドラゴン」っちゅーとファンタジー世界においては
BIP待遇の「敵キャラ」のはずなんだけどねえ
当邦だとあんましにも出番が多すぎて「よくある」ものになっているという
人類に味方したり、最弱であったり、そして「妹」だったりな
存在が「決定的」なモノではなくて「変換可能な便利屋」になってるね
それが僕達にとって彼らの「リアル」な存在感であるといえよう。
主人公の「お兄様」が抵抗力を持っているのが救いがあるね
でないとえんえんと「説明」と「魅了」に終始してしまうからね
もっともこの先どんぐらい「抵抗」できるのか、定かではないけど。













冴えない彼女の育てかた 第0話  愛と青春のサービス回 △+









そうね「1話からくだらない展開」ってのを避ける為に「0話」でやってるのねw
それぐらいの自意識は「普通の人間」には当然備わっているわけで
あるいはこの「ノイタミナ枠」ていうのはそういう「テンプレ」に
ただ乗っかるのことをよしとしない傾向はあるね
そういう「くだらないプライド」と「読者への媚び」ってのが
ないまぜになったようなのがこの「0話」ってことなのかもしれない
「サービス」と「説明回」を押しつけただけあって女性陣がだらしないw
そういう中で「アクの強いヒロイン陣の中でメインが目立たない」ってのを
的確にやっていたのは確か、そして「スター」ではない人が「スター」の
ように振る舞わざるを得ないってのは現代的なヒロイン像である、ともいえよう。

















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