とある魔術の禁書目録
第10話「お姉様(みさかみこと)」 △
妹いっぱい幸せいっぱい?
ああ、ビリビリが当麻クンのこと
気に入らないのは(あるいは気になるのは)
自分が「努力」でのし上がってきたのを
根っこから否定するインチキ「能力」を
もってるからだったのねー、ようやく合点。
にしても女のコのほうが活動的で努力してる
ってのはいかにも現代的といおうかなんというか
それとまた猫「拾った」ねえ
毎回毎回なにかを拾って、そこで話が進んでく
出てくる「異人」も「努力」ではなく
天与(ギフト)によるところが大きい
それがいいコトなのかわるいコトなのかは
ちょっとわからないけれど
魍魎の匣 第10話 「鬼の事」 ○
京極堂、御出座―
インチキな奴をあふれる知性と啖呵と言霊で
もって調伏していく様はいかにも
ミステリ、あるいはこの時間帯のアニメ
ならでは。楽しいっ・・・
「匡」をめぐるフェチッシュなおはなし
なのだけど、和風テイストにすると妙に
トチ狂っていてもしっくりくるから困る
バラバラ殺人事件とか平気で受け入れている
自分がこわい。
ケメコデラックス! 第10話「花火」 △
ケメコの「笑い」とMMの「恥じらい」を
ギャップに盛り上げようとしてるのかも
しれないけどねえ、なんかチグハグなのよ。
「笑い」を話のエンジンにして時折フッと
シリアスになるのが常套手段だと思うのだけど
ケメコっていつでも離脱可能だから単に
分裂症ぎみな話になっちゃっている
そして分裂症であることに対してもそんなに深刻じゃ
ないから見ててエモーションがうごきづらい。
とらドラ! 第11話
「大橋高校文化祭(前編)」 △+
しかしまあホント腹の読みにくい人たちである。
メインの連中はもちろん、今回の大河パパなんかも
ホントのとこはとうてい結論はだせず
いいパパかもしれないし、あるいは。
なんか芝居っ気のある御仁なので信用は
できないのだよね。
いっぽうで、学園祭のお祭りさわぎが下手すりゃ
三文芝居になりそうな大河の家族周りの話を
影から支えているといううまいやり口
文化祭編はあと2話残っていてまだ楽しませて
くれるつもりのようで、いやあ心強い。