おちゃつのちょっとマイルドなblogさんでやっている企画です
今年もたくさん視たなーって振り返るための恒例行事になってますw
最優秀作品賞
進撃の巨人
ま、「強さ」ちゅうことならこれしかないっしょと旗を揚げるしかないね
原作のおそろしさもさることながらアニメーション製作的に3DCG技術的なのが
力をつけてきて、それもあってこの作品が成立していたのかもしれない
まあ「時代」ですよ「時代」。それが目の前に現前していた、彼らにとって「巨人」が在るように
「ちはやふる2」 100枚の宇宙をめぐる攻防劇、圧縮された心理劇
「ラブライブ! 」 歌ったり、踊ったり、泣いたり、笑ったりする青春の瑞々しさ
「ガールズ&パンツァー」 「女の娘たくさんでてくるモノ」のひとつの到達点
「たまゆら~もあぐれっしぶ~」 「ARIA」よりもずっと近くにある「とてもすてきなもの」
「のんのんびより」 田舎に流れる時間のここちよさ
「境界の彼方」 「巨人」と戦わない人達のたたかい方の最先端
特別賞
イクシオン サーガ DT
おそらく原作のオンラインゲームの宣伝には全く貢献していないはずw
まーそういうのを許可したカプコンが太っ腹なのか、製作がうまくやったのか
わかりませんが、こうやってファンタジーを正面から否定する態度が
今時はちょっと珍しいというか、「女の娘4~5人出して駄弁らせる」ってのと
「ハレーム王に俺はなる!」ばっかになったご時世では硬派かもしれんね
「GJ部」 「いごごちのよい密閉空間モノ」のはえぬき
「ゆゆ式」 「いごごちのよい空間」での女の娘の楽しい観察
「よんでますよ、アザゼルさん。Z」 現代において「汚いモノ」を描くということ
「戦姫絶唱シンフォギアG」 (我が儘に)「みんなと手を繋ぐコト」をやった作品
「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」 「立体で面白く描く」ことへの意欲
男性キャラ部門
エレン・イェーガー
(進撃の巨人)
「巨人を一匹残らずぶっ殺してやる!」とか言ってることはとても
「当たり前」なことなんですね、「母親を食われる」とか「条件」さえ整えば。
彼に限らずこの残酷な世界では「条件」さえ整えばみんな「当たり前」の
ことをやっている・言っている、のにすぎないのかもしれない
そういう意味では一番平凡な主人公ってことなのかもしれないなあ
あるいは彼らこそ「正常で」それを眺めている僕たちの方こそ「異常」なんかもね
女性キャラ部門
新垣あやせたん
(俺の妹がこんなに可愛いわけがない。『2期』)
「かわいくて」「嫉妬深くて」「けなげで」そして「ちょろい」という
「2次元の嫁」としてはまことに申し分ない資質ですよね
俺の妹が~のヒロイン陣は「中二病」「幼なじみ」「アイドル」「お嬢様」
そして「妹」と2次元的には最強の布陣を敷いてきてるわけで
その中で「物語を紡いでいく」ってのがどういうことなのかってのをやりきったかと
そうなんだよ「みんな」は「選べない」のよ、「ゲーム」じゃないんだから
OP部門
紅蓮の弓矢
(進撃の巨人前期OP)
「紅白」出ちまったからねえ、ただ映像あっての完成品ってとこが
水樹奈々さんとは違うところではある
このOPとか視ていると「実写」とか到底実現不可能そうな夢物語に思えるけど
少なくとも「やってみたい」ってパッションを湧かせるほどにはこの作品には
魅力があったはず「儲かりそうだから」なんてヌルい理由でないことを祈ろう
(「僕は友達が少ない」はもう諦めてるw)
ED部門
Enter Enter MISSION!
(ガールズ&パンツァーED)
いやはや「戦車」で始まって「戦艦」で終わった1年でしたねェ
この作品作り手側が作品のことを無尽に愛していて
だからこそ多くの人が作品のことを好きになってくれたのだと思う
このEDを視てそんな感想を持ちました
「戦う道具」を扱った作品を愛でる神経ってのはミリタリニズムの顕れだと
思う人もいるけど逆だとおもう、平和な国だからこそ「好き」って
想いでそういう作品が創れてそれが愛されるんじゃないのかと
じゃなければ「戦車道」なんて真に受けられるワケがないもの
ただ願うのはこういう作品が愛でられる平和な世界であります
過去の分はこちら↓に関連動画はリンクが切れちゃっているけど
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