ご注文はうさぎですか?
第10話 「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」 ○
水着とスク水は別腹
「水着」は「解放」してるって感じがあるけど
「スク水」は「解放」していながら「拘束」しているっていう
相反した魅力がよいのだと個人的にはおもってます
スク水でもこれだけの攻撃力があるリゼと青山ブルマさんは凄いねw
なんというか「デフォルメ」したキャラでこんだけ
ぼんきゅっぼーんなんだから「現実的」に描いたら
どんだけグラマラス、っちゅーかもう奇妙に見えるのだろうねえ
「かわいい」かつ「エロい」っていうのを極めていくとこういうのになるのかも
シャロが千夜のことを大切にしている気持ちがたいそう愛でたい
そしてそれをココアに「え、聞こえない」って言うわれて
恥ずかしがるのがまあなんだこれーってぐらいかわいいね。
内田真礼さん的あぅあぅ娘はこちらのココロを鷲づかみにするねえ。
マンガ家さんとアシスタントさんと 第10話
「せなちゃん危機一髪」「応援します!」「雨トーク」 △+
閉じ込められたり、締め切りだったり、雨だったり
「日常」にあるちょっとしたピンチで三者三様
「放尿」を巡っては男女差があるよねえ
男共ってのは基本的に「どこでもやっていい」って考えなんでw
女性は逆に「カタチ」や「シュチュ」にこだわるわけで
積極性と慎重さに別れて担当しているかんじ。
「しんどい状況」で「エロス」ってのは不思議な働きをするね
力がわくのだけどそれをストレートにぶつけることが出来ない
そういう妙なリビドーが体にめぐるというか、そんな感じ。
足須さんとの恋バナ、学生時代もちょこちょこ絵を描いてたりして
あんましエンジョイしてなさそうなそういうスクールライフが
目に見えるようで、なんとなくほほえましい
「恋」したかったら何か「間違い」をせにゃならんわけで
そしてアシスタントをしている今はその「間違い」ってのが
高校生時分よりは多いのではないかな。
ラブライブ! 2期 第11話 「私たちが決めたこと」 ○
まあそもそも「スクール」アイドルって枠づけ自体が「終わり」っていう
要素を含んでいるわけで、ガクエン生活はいつか終わらなければならぬのよね
ただまあいつかは終わりがあるものを延々と続けて商業的に「延命」してる
作品も少なからずあるからねえ、ま、いちがいに否定するワケではないけど
ただ、ここまでハッキリと「やめます」という事に「うやむや」だらけの
ご時世に一抹の清々しさを感じないではないね。
こっちが当作品に関わったのは大概の人と同じようにアニメとして提示された
1年前から、たった1年とも言えるけどそのあいだ彼女たちは
その映像と魅力で「生きた(ライブ)」存在として僕たちを楽しませ続けたとおもう
そして今「生きている」娘たちが涙を流すからこそその涙は「美しい」のだとおもう。
彼女がフラグをおられたら
第11話 「みんなで踊るまでもない、ここは俺一人が踊れば十分だ」 △(+)
泡沫のセカイとその「おしまい」
「ヒロインを毎回増やす」とかやってたのはこういうことだったのね
まあそれに相応しい「お手軽さ・ちょろさ」は充分に提示されたかと
「セカイが泡のようなもの」という結論は「エモーション」に関わることではなく
「悟り」のようなそういう「身も蓋もない」結論ではある
「アニメーション」っちゅう前にずんずん進んでいく力が強い媒介だと稀なオチで
まあ昔の富野作品やエヴァとかにそういうオチの時があったけど
それを「ロボット」ってフォーマットじゃなくて「ギャルゲー」っちゅう媒介で
試してみたようなそんな印象はある、そしてまあ確かにいくばくかの寂寥感を
おぼえるほどの乱痴気騒ぎであったことはたしかだったかと記憶する。
そしてそういうあり方は深夜にあびるような量のアニメを消費している
僕たちについての「自己言及」をしていると言ってもいいかもしれないね
このニヒリズムの終わるときに何が残るのか、それが「最終回」で分かるのであろう。
ピンポン THE ANIMATION 第11話 血は鉄の味がする とまとめ ○
話のイントロ部分がそのまま芸術的な凄さのOPに繋がっていく時点で
もうお手上げ。もはや「卓球」をやっている感じじゃないね
それを通して超高速で語られる青春の情景、スポーツマンの
いや、若人の「うねり」がここにはある。
後半の「10年後・・・」的なラストはここまで加速してきた世界を
最後に止めてみせたということなんかねえ、それゆえまた印象深い。
しかしまああれだよなあぶっちゃけ画なんてベコベコに歪んでるし
台詞とかみんな言いたい放題言ってるよな、中国語まである
途中ワケのわからんアンちゃんの話とか入ってきたり
僕たちが普段享受しているアニメとはまるで違う方向性やったな
そういう滅茶なヤツを「アニメーション」として見事に描ききったことに
まあ感心するやら呆れるやら、いややっぱり感心するか、そうおもう。
「原作付きアニメ」がプリンを食べるように当たり前になっている中
こういうチャレンジができるのは「ノイタミナ枠ここに在り」といったところだ
最後はこう言えばいいのか「じゃあな卓球小僧ども、愛してるぜ!!」
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第11話 八真重護が決める覚悟 と中途半端なまとめ △++
すこぶる面白かったけど「え?これで終わり」っていう感じはあるなあ
まあ最近はそういう作品がすくなくないけれども
もはや一応体裁ではあった「ひとつの完成したハナシを提出する場」ではなくて
あくまでもメディアミックスっちゅう「商法」の一環になったのかもね
まあ、それこそ慈善事業じゃないんだから足りないならイベントに参加するなり
記録媒介を100個購入するなりすればいいのだけど。
さて、この作品は「ライトノベル」の出自らしく極めて「人工的」な「設定」で
出来ているのね、「学園」で「孤島」で「不思議アイテム」がある、と
凡百なやつだとその「設定」をありがちなキャラに「説明」だけさせて
あとはうにゃむにゃと終わってしまうことがしばしばあるのだけど
当作品は「活劇もの」としても「探偵もの」としてもそして「アニメーション」としても
その存在感を失っていなかったとおもう、多分「キャラクター」のイキが良かった
のがその理由。重護とか天災とか他のみなさんも一本スジの通ったかんじで
てごわい感じがしてた、「設定」に振り回されるのではなくて「自分のしたいことをする」
ってところがなんか懐かしい匂いのする作品になっていたような気がする。
まあ幽霊になった七々々ちゃんですら「自分ルール」をきびしく守っていたからねえ
そういう感じでとっぴな「設定」さえ出せばそれでいいみたいなヤツとは
随分趣の違う世界を端正に描き出していたのではないだろうかとおもう。
僕らはみんな河合荘 第12話 近づきたくて とまとめ △+
こんなに綺麗な画なのになんでこんなに下品な会話をしてるんだろうと
おもうことしばしば(笑)、まあ当初の狙いどうりだったかと
ただこの「下品な会話」、明らかにおつむがいい人じゃないとできないやつやね
そのせいか麻弓さんのトークとか聴いててもまったく不愉快にはならなかった
それに対する宇佐くんの突っ込みも的確、さすが「変人処理班」w
「オトコノコとオンナノコ」の関係をめぐるハナシなんだけど
それを周りの人達が正しい意味で「応援」(邪魔)してくれるという
ある意味とても幸福な環境のおはなしなのね
「最も親しい他人」達がまわりにいることのしあわせさを
まあ存分に味わったような、そんな感じね
まあ見てる側が「ぼっち」だとこのまぶしさがつらくなるかもしらんけどな(T_T)
突っ込みが入れられる相手がいることの有り難さは一人暮らしをすれば分かるということで
まあまとめとしては宇佐くんを「こいつ12話かけてメアド交換しただけwww」
って河合荘の皆さんと一緒になって笑っておけばいいのかもしれないけどwww