意志のなかにいる

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誰を演じていても「ひろし」に聞こえる (アニメ感想)

2017-04-11 21:05:20 | アニメ感想2017年・2期





GRANBLUE FANTASY The Animation 
第1話 蒼の少女 と 第2話  旅立ち △++






なんちゅうか元のゲームはやっていないのだけど
「すごい再現度」ってのは何となくわかるね
1週回って「王道ファンタジー」という体裁だ
これはさんざんこういうゲームをやってきている人達が
「忠実な再演」を行っているすがた、ともいえる。
それなりにできる主人公(グラン)がさっくり死んで
ルリアとハンドシェイカーになるっていう展開
「死」ってのがちゃんとあるんだ、ということと
「代償」の代わりに手に入れた力が「龍王」ってことやね
こんなかんじで「ロスト」と「ゲイン」がいっぺんに
ぶちこんでおくのが「旅立ち」の時にはよい手筋ではある
「飛空艇」でのカタリナさんの大立ち回りと
旅立ちのフライトシーンはアニメーションとしての見せ場で
きっちりやってのけている、これは「王道」をやりきる
「王」のチカラと余裕をもっているともおもえる。










つぐもも 第1話  桜の香り 第2話  図書室と幼馴染 △+







なんか「なつかしい香り」がするハナシだなあと思ったけど
そもそも原作が結構続いているハナシなんで、ちょっと変わり種。
「冴えない主人公と異形調伏とおっぱい」と言えば事が済むw
とまあこんだけだと情緒もへったくれもないけど「帯の付喪神」
ってのがちょっとゆかしいね、最初に襲ってくるのも「髪」で
これは「女性」を象徴するもの同士が襲い、守っているということだ
まあオトコノコとしてはあんまし女性同士の争いに立ち入りたくないし
すぐに桐葉さん、はっちゃけさせてやりやすくしてるね
「おせっかいなおさななじみ」が図書館で迷宮帳とかもわかりやすいね
こういう「八百万神」的なメソッドのしっくりくる感よな。










進撃の巨人 Season2 第26話  獣の巨人 △++







すっごーい、きみは知性を持ったフレンズなんだね!






説明なしに普通に始まった「2期」だけどそれが必要ない
ローゼっちゅう「壁」が破られたこと、その壁も「巨人」でできていること
調査兵団でも相当な腕利きのミケさんが殺される、しかもそこには
「立体機動」に興味を持った巨人が語りかけてくる、という
「知性」を持ったものの新たな恐怖つき、という次第
そういう「人類最悪の日」を「更新」し続けている様を見せることが
何よりも当作品の「説明」であり、「オリジナリティ」であろう。
アニメーションとしては「馬」やね、こいつをマトモに走らせるだけでも
作品の実力が分かろうというものだけど、この「馬」を「投擲する武器」
として使用するのがマトモじゃない、愛玩動物でもあるこいつに
そういう仕打ちをするってのが「スレスレ」でやっているということの
なによりのあかしであろう。










フレームアームズ・ガール 第1話 轟雷/スティレットとバーゼラルド △+







ボディースーツです






ちょうど5年ぐらい前に「武装神姫」のアニメやってたね
こいつはその後継にあたるのだろう(胴元はたぶん違うが)
「人形」と「プラモ」の境界が大分曖昧になってるね、これは
その両方に技術の進歩があって、需要があるということなんだろう
現代のアニメーションとしては「はたらく小人」みたいなところが見所で
「武装神姫」のアニメーションの時点でも見られるしあがりだったけど
3D的な処理は流石に進歩しているから、さらに面白いモノが見られるかもしれん
今回の「模擬戦闘」の時点でそういう期待はしてもよさそうではある
何より堂々とぱn、じゃなくて「ボディースーツ」を晒しているのがよい(結局それかい)











アリスと蔵六 第1話  赤の女王、逃げる と 第2話 アリスの夢 △+







魔法少女育成計画






強大な魔法使いである紗名とそれに対するうちの国とおぼしき連中の
「取り扱い」とそれに対する抵抗がリアルやね
頑強な抵抗を生むようなひどい扱いではないけど
「人間」としての自由は与えるわけにはいかない、といったライン
そして実際に「外」に出たらばやっぱり大混乱が起きて
アニメーションとして盛り上げながら、締めるとこはきっちり締めてる
そういうどっちか一方に偏った見方を許さないような演出をしてる。
蔵六爺さんが「お前、人のアタマ覗きながら孫娘のことまで
持ち出して、交渉しようとしてるだろ、それ脅してるんだよ」って趣旨のことを
言うのはそういった前提があるからで、そういう「まともさ」が
当作品のつよみかとおもわれる。それは「魔法少女なんで何でもアリ」
って概念にすっかり毒された当邦のアニメーション事情が反動的に生んだ
貴重な「何か」であろう。










ロクでなし魔術講師と禁忌教典 第1話  やる気のないロクでなし △(+)








「最弱だけど最強」とか「怠惰だけど有能」とか、もうねw
そっから「ただ女の娘にセクハラするだけの無能」とか出てくるのは
時間の問題だった、その時が来たというのにすぎないw
まあでも女の娘がピンチになったら流石に本気だすかもね
むしろそこでもまだ無能だったらすごいよw
こういうかんじで主人公としては「無能」が「許容できる最後のライン」で
あとは本当に人格がクズの野郎を持ち出すしかないね
流石にそこまで攻めてはいないから、あとはその最終防衛ラインで
どう太刀振る舞うのか、という興味と女の娘のパンチr、じゃなくて
ボディースーツへの興味だけがのこる。








コメント
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