意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

2017年アニメアウォーズ!

2018-01-09 22:18:03 | アニメ感想2017年・4期














おちゃつのちょっとマイルドなblogさんで
やっている企画です
新鮮な気持ちはもうないけどアニメはいつも新しいので大丈夫









最優秀作品賞








昭和元禄落語心中 -助六再び篇-






「落語」が好きで「アニメ」が好きなら視聴必須
どちらか片方だけでも見ないと損、どっちも好きでは無いなら
まアそう言わんとちょいとどうです、といった出来映え。
凄いのは「人生」と「生業」がそのままに「くっついている」
ということで、「落語」を通してそれでなんもかんも
「語れる」ということの凄さと伝統芸のうらやましさだ。
しかもまあそれを「声優」がやることの意欲と発見ですよね
声優業界も50年ちかくの歴史になって、いよいよ
「もう一段上の価値」を付与してもいいのではないか、と
思わされるね、少なくとも当作品の仕事に関してだけは
その異議を認めぬ。









ブレンド・S→「ポップカルチャー」の端の端の端
結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-→端正で残酷なシステムとその描写
クジラの子らは砂上に歌う→「犠牲」の誠実な支払いと生命の賛歌
宝石の国→「こわれやすい宝石の世界」と少女達の「こころ」
キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series→「代替わり」の約束された成功
NEW GAME!!→「たのしいおしごと」の身も蓋もないファンタジー性
ひなろじ~from Luck & Logic~→「雛」して正しい「学園モノ」
プリンセス・プリンシパル→最も過酷な「たのしいおいしごと」
メイドインアビス→「子供の視線」の回復と「リスク」による刺激
恋と嘘→封印された「うつくしいおもい」
神撃のバハムート VIRGIN SOUL→ファンタジー的熱気と物語の逸脱への回帰
ソード・オラトリア→「完璧な彼女」の描き方
サクラクエスト→「そこにある困難」への真摯な解答
サクラダリセット→「文芸」の側からの「ラノベ」への回答状
GRANBLUE FANTASY The Animation→「アニメに耐えうる」スマホ原作の発見
エロマンガ先生→「ラノベ的展開」の王者的質
冴えない彼女の育てかた♭→「冴えない」なにかの「芽生えさせ方」のドラマ性
進撃の巨人 Season2→不倶戴天の「敵」の変質の衝撃
ID-0→「カラダ」が無いことによる自由とドラマ
亜人ちゃんは語りたい→人間がいないからこその「倫理」
小林さんちのメイドラゴン→「破壊」をはらむ最良の「ホームラドラマ」
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス→「原作」への最大のリスペクト
クズの本懐→「うつくしくないおもい」のうつくしい描き方
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ→「流血」の行き着く先








特別賞







けものフレンズ







ようこんな珍妙な何かを発見したものよな、っておもう
CGつかってるけどのんびりと動かしているのが「生モノ」の
魅力に繋がっているね、そしてのけものはいない
なぜなら「対立」なんてしているヒマはないから
そういうゆるやかな合理性、「新しい自然」を発見した気分。







鬼灯の冷徹(第弐期)→「地獄」という名の「おもちゃ箱」の再発見
少女終末旅行→「文明」の枷がはずれた少女2人のふるまい
セントールの悩み→「亜人」だから描けるキュートさと一滴のにがみ
異世界食堂→「文化」による「異世界征服」の快感
徒然チルドレン→男女ともに「うぶな」恋愛のもどかしさと生々しさ
賭ケグルイ→ギャンブルを契機とした「解放劇」と顔芸
ガヴリールドロップアウト→ニッポン人の正しい「天使」と「悪魔」観








男性キャラ部門







有楽亭八雲師匠
(昭和元禄落語心中-助六再び篇-)








ついに一人の人生とある所行をはじめからおわりまで見通してしまったねえ
という満足感とさびしさがありましたわなあ
でもただの漠然とした「人生」ではない、迂路曲折そしてすごい仕事を
やってのけている時の確かなきらめきがそこにはあった
ここまで「昭和」を賛美できたモノは他にはない。








女性キャラ部門








三ノ輪銀
(結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-)







もの凄く「いい娘」のままに逝ってしまったから
欠点とかほとんどない娘のような印象ですわな
消費さるる「キャラクター」としてはそれでよいのだろうけど
一方できれいなだけではない「生きる」娘たちも当作品は描き出していて
ちょうどそのあわいでもがく娘達の一方の極まで到達していたかとおもう
もう一方はもちろん「結城友奈の章」の主人公でしょう








OP部門



















ようこそジャパリパークへ
(けものフレンズOP)







たまーにある「無条件でハジけちゃう曲」ってやつだ
むずかしいコトバもややこしい感情もここにはない
けもののように楽しむべし、大丈夫みな同じフレンズだ








ED部門


















ソラのパレード
(グランブルーファンタジーED)







こちらはカラオケで歌うのには練習が必要だろう
「すっごーい冒険」を描く為にもの凄い努力と費用が
このEDにまではらわれている、といった印象







過去の分はこちら↓に関連動画はリンクが切れちゃっているけど



2016年版

2015年版

2014年版

2013年版

2012年版

2011年版

2010年版

2009年版

2008年版

2007年版

コメント (1)
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