ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン
第4話 デスゲーム △+
ピンク色の悪魔のレンと図体のでかい狙撃兵のエムとは戦術的にも
アニメーション的にも見栄えのよいコンビだねえ
「ゲーム的に狙撃兵が有利」とかのように「ゲーム」であることを
「利用」して有利にもっていこうとするところは
「キリト君つぇー」でことが足りる大本の原作よりは細やかなうまみがあるね
それはまあ「物語」をつむぐものとしては当然の思考なのかもしれないけど
そういう思考実験に耐えるような世界観がこの「GGO」の世界に
あることも細かに描かれているとおもう、またそれは本家のSAOが
捨て置いているとおもわれる「VR世界のおもしろさ」についても
触れているようにもおもえる、そういう贅沢なスピンオフだ。
PERSONA5 the Animation
第4話 Steal it, if you can △+
これぞ「ボス戦」ってなかんじですわな
仲間との共闘、それに対する全体攻撃と挑発、ピンチに陥る主人公と覚醒。
でもまあ途中の雑魚戦が単なる「時間の無駄」のようにアニメーションだと
感じるのが困るのよねえ、ゲームだといろいろステータスが
上がったりするのが「わかりやすい」わけでそれならば
「レベル上げ」っちゅう単純作業にも耐えられるわけだけど。
まあクソ教師を主人公一人でつるし上げるとか、無理ですわな
理解のある仲間、親族、その他もろもろの協力があってって感じで
このP5AはP4に比べて「外の敵」が強力に仕上がっているとおもうね
P4は「自分自身」との戦いって面があって、それぞれにうまみがあった。
ゴールデンカムイ 第4話 死神 △++
「尋問と拷問」をやるやたり「戦争」のにおいがぷんぷんだね
黄金を巡って対立している元「兵士」たちのうろんさが
当邦のちゃっちい「敵キャラ」の造型とは異なり異質な生生しさがあるね
また、時代とかを考慮しても「そうかもしれんなあ」と思わせる「古さ」があり
そういった条件が整ってこの暴力劇が成立しているのだとおもう
そしてそういう「血なまぐささ」からアシリパを関わらせまいとして
杉本がそっと村を去るのに意味が生まれているともいえるわけで
当作品がうまいぐあいに歯車が回っているとおもわされるね
でもまあアシリパちゃんも「狩人」だからね、逃げたエモノは
しっかり追いかてくるという、そしてその先での脱獄王との
ユカイなやりとりがまた愉しい、活動的に生きているものが
でくわす「笑い」だ。
多田くんは恋をしない 第5話 大丈夫だ。いないから △+
こういう「やかましい友達キャラ」にスポットが当たるのは
珍しいかもしれんねえ。お節介で、寂しがりやで、いいやつ
ってのを押し込んでいって「よい友達キャラ」として踏み込んだね。
「料理をふるまう」とか実にナイスなやり方で「金持ちキャラ」が
うまい饗応をおこなうのを初めて見たかもしれない
と、それが光良を励ますっちゅう動機もかねているのもまたよろしい
いつもどおり以上にテンションが高いままで1話はしゃぎどうしだったけど
最後にちょっと真面目になって光良とフレンドトークをするとこは
まあ男女の恋愛とは別の「うつくしさ」を感じるねえ
そしてそういう温度差を演じる時の宮野さんのうまさ。
ひそねとまそたん 第4話 ヤツらが岐阜にやって来た △+
「私は動物係じゃない!」とか、2話目あたりまでのひそねを
見ているみだいだ。まあ、パイロットって連中はおおむね
プライドが高くてわがままだから、我が儘な竜とはお似合いかもしれん。
まんがとかアニメだと当話のように最初のうちに「不平不満」を
はき出させて後々修復していくって手法をとることがあるけど
「現実」にはそういうのをやるのはよっぽど度胸と覚悟が必要だろうね
大概は「なあなあ」で済ませるかあるいは「上官命令」的に無理矢理
押さえ込むかどっちか両方かをやりがちだけど
柿保さんは前者の道をとっているね、そうした方がよいという経験則が
あるのかまたは確固たる信念があるのか、わからないけれども
何にせよ毅然とした女性上司ってのに命令されたいっていうのは
オトコノコにはわからんでもないね、オンナノコはどうかわからんがw