色づく世界の明日から 第5話 ささやかなレシピ ○
若人の「繋がり」がびかびかに美しいね
もちろんその繋がりは「LINE」うんぬんではなくて
「善意」で繋がっているからでその強さは比較にならぬ。
ここまで視聴してきて「いやなやつ」ってのがまるでいないので
このおはなしはなまなかな「異世界転生もの」よりも
ずっと「ありえない」おはなしで
それをさも「ありそう」に描いているわけで
そういうのはある種の「使命感」にちかいなにかがないと
とても描けない緊張感にみちみちているとおもう
それは「クッキー」でできている「女の娘ワールド」を
茶色い食品で占拠してぶち壊しにすると怒る人が出るぐらいの繊細さだ。
RELEASE THE SPYCE 第5話 Phantom・Protocol △+
モモちゃんとこの「師弟関係」は師匠が完璧超人すぎて
弟子が苦労している感じですね、まあ逆に言えば師匠も
まだなりたての「師匠」でそこを配慮しきれていないような。
「敵」の側が不倶戴天の敵とかヤバいやつとか
そういう印象ではまだないんで、どっちかというと
ハナシのストレスは「師弟関係(味方)」の側で
やっている感じではあるね、これはエージェントもの
でありながら「百合」的な関係も平行して描いているようなかんじだ
ただ、それらが「別々に」存在している内は一箇の「作品」には
ならんので、当作品はまだ「煮えてない」かんじはある。
転生したらスライムだった件 第6話 シズ △+
みんなが作った輪は大きくなりすぎて
なんか凄い幸運と智恵と力を持ったリーダーを奉りながら
ブイブイいわせてる村にいろんなのが集まりだすのが
まあ自然な流れで、「オレ強い」の別のかたちだわな。
さて、「運命の人」が水晶で映し出されてからほどなく
ご登場、と、この性急さは人からせっつかれたような速度。
まあきほん「スライム」だからなんちゃって異世界ものの
強みであるかわいい女の娘の大量攻勢ってのと縁が無かったわけで
そもそも「スライム」だからこう「性的」にどうなんってのがあって
当作品はそういう「女性の征服」っていう要素を
「内政的な充足」に置き換えていたフシがあって
そう考えるとなんかこう島耕作いに登場する女性みたいな
そういう扱いにこのシズっちゅう娘はなるのかもしれんね。
中間管理録トネガワ 第18話 同調 ○!
ソツのないトネガワ先生もさすがにお年ですからね
健康診断の数値もおもわしくないわな、まあ年甲斐も無く
カツとか食べ過ぎたせいかもしれないがw
ちゅーかあの「健康診断」の結果が完璧に良好な人なんて
健康マニアで仕事を録にしてないような人しかいないんじゃないのか
長年の苦労のすえ出世したトネガワさんも「メシ」は
あんましめぐまれてないよねえ、この歳で便所メシはこたえるわなあw
でも我慢の末に贅沢もできない歳になっちまったって悲哀はあるわな。
と、こうやって見ると「ハンチョウ」がメシを楽しそうに
ほおばるのを見るのにも興がわくうまい構成だ。
「自分と気味が悪いぐらい趣味が合う他人」ってのは確かにいる。
今まで「食」に関しては無双していたハンチョウがはじめて
巡り会う「強敵」に緊張感がはしる、そして、だからこその
「ちょっとしたうわずみ」に目が行くというしかけだ
「ネギトロに豆板醤と卵」でほーほーってなるわな
そうやっておいて「君の名は」の切り返しがすごいですね
ぴりっとくる、豆板醤みたいに。