放課後さいころ倶楽部
第12話 私たちの大好きな場所 とまとめ △++
いつでも会えてた友達と長期休暇で会えなくなって寂しいとか
センチなJKですなあ、でも引っ込み思案な主人公の美姫ちゃん
だったからこそ「導入」の役所としてはぴったりだったかと
「ゲーム」っちゅう面白いモノがあるってところから
「世界」は面白いモノっちゅう大言荘厳になるのが
「題材もの」の全能感ですわな、でも「ゲーム」そのものの面白さは
いささかも誇張とかは無いし、途中翠ちゃんの「ゲームクリエイト」の
苦労の部分は「楽しいだけ」のおはなしとは違う側面を見せて
このおはなしの信用度をずっと高めるものになっていたかとおもう。
しかしまあこの「優しさ」はなんでしょうね、こんだけ「親切」に
誘われればやってみようかと思わずにはいられないですよね
「説明」が押しつけではなくホントに楽しいモノであるように見える
そういうのも「魅力」なんだと当作品を視聴していて感じましたわな
あるいは「人間」そのものへの肯定感というか。
ハイスコアガールII 第24話 ROUND 24 とまとめ △++
5年越しの「因縁の勝負」もはじめ5分で決着ってのが
「格ゲー」っぽいっすよねえ、勿論その戦いのあいだには
もの凄い量の情報が交錯していて、結局それは実際にプレー
している人しかわからんものになっているというところだ。
しかしまあ春雄ってなあずーっと負け通しだったよねえ
「対戦ゲーム」ほど「負け」るゲームってのはそうないよね
あるいは自分より「強い」人がいて、負けてもまだやる魅力が
あるものがそうないってことかもしれないね。
しかしその「敗北感」がなんちゅうか「恋愛もの」として
「成就」の先延ばしのだるさと「ハーレムもの」の非現実感を
中和して一本上り詰めるところまで到達させた要因のひとつだった
かもしれないとおもうのね、「漫画」としては高嶺のヒロインと
ひつこく離れたりくっついたりっていう潮汐ゲームだったのだけど
その間をリアルに「ゲーム」がくっつけている正直さが
この作品の「勝因」だったとおもう。
ゲームのキャラが「応援」する画ってのはなんかこう凄まじかったねえ
これこそまさに「現実と空想の区別がつかなくなった人」の顕現で
見ている人の「ゲーム愛」がためされている瞬間だったかとおもう
私としてはこの演出も「現実の人間」の演技ももう大して意味合いの違いは
感じられないので「あっち側」の人間なのかもしれないね
「アタマのおかしいひと」と言われりゃそうだけどそもそも
なんちゃか「愛」はアタマがおかしいことを受け入れることなんじゃないのか。
戦×恋 第12話 恋する乙女 とまとめ △(+)
ヘタレが「戦士」になるまでの時間を扱ってわけで
「導入」としては手頃なあたりだったかとおもう。
この「導入」は「童貞」がさきっちょを入れるぐらいまでの
間ととってももちろんいいわけで、別に「本番」の方が
価値があるとかないとか言いたいわけではないので
この姉妹丼の持ち回りの恋愛ゲームがけしからんとか
言いたいわけではないのね、しかしまあ「ぬるい」っすよね
だってこのゲームには「寝取られ」がないのだもの
それなりに戦闘で死にかけはするけど「恋愛」の「致命傷」には
なかなかなりそうにはないものね、まあ少年誌でそんなこと
しないでもいいけどね、あれは本当に心に傷がつくw
しかしまあ少年誌の主人公はボッキしない主人公ばっかよな
まあ他に夢中なことがあるからで、そこにしびれるのだろうね
作中ではオンナノコが、そしてそれを視聴しているオトコノコが。
Fairy gone 第24話 放たれた空 つないだ手 とまとめ △++
PAさんてのはいつもハナシを浮ついて視聴させないぐらいの
ラインを綺麗に提示してきますよね、ハナシの重み作画の質
いろいろな要素があって、研究に価する価値があるかとおもう。
しかしまあそのラインより当作品はずっと「重め」に仕上げてきましたね
これはもちろん意図的なものだろうし、あるいは「軽め」ばっかりの
業界の中でなんというか「責任」をとっているかのような義務感がある。
まあ言っちゃずっと「義務と責任」を取っていたような作品だったしね
「戦争」は多くの人がそれまでのクソ体制からの「自由」と
生きているものの「責任」の両極端を生きる契機になるんだって
たかだか1アニメ作品を視聴して錯覚できるのだから相当なものではあるね
こんだけ「スタンド能力」をモチーフにしながら「スッキリ」しないのは
なんというか「現実」の「重み」がいつも当作品にはあって
「気持ちよくなる」すべての要素を否定することで目の前の
「映像」(あるいは現実)に集中させようとする試みだったかもとも思えるね
しかしまあそれを2クールも続けるのは作り手側も相当大変だったろうね
いっそ「劇場版」に向いたストイックさだけども、もうしばらくは
こんな「くそまじめ」な作品には出会えないかもしらんなあ。