インフィニット・デンドログラム
第8話 超級激突 △(+)
脱げば脱ぐほど強くなる
つわもの同士のリソースの剥ぎあいってとこで
フィガロさんも最後の切り札は「心臓」にあったわけで
当作品が「カウンター型」推しなのがうかがえるかと。
当然だけど「ギャラリー回」なんで「説明」が
いっぱいくっついてくるんだよね、面白いっちゃ面白い
のだけどある程度「経験者」じゃないと旨みがすくないかと
かといって「素人」に面白い「説明」はそれ自体が
「芸」を有するおもしろみで、いつもはむつかしいわな
当作品はそこまで「芸」のある作品ではない気がするけど
まあむつかしく考えなくてよいともいえる。
ネコぱら 第9話 ホントノココロ △++
いつもは潤ってハァハァしてるだけのシナモンが
今回は真面目なとこもあって株が上がったかと
メイプル(本条楓にあらず)の「ツンデレ」てき
「夢」と「現実」を巡る葛藤が「猫」てき気まぐれさと
親和があってハナシがすっきりと見られた一話だったかとおもう。
しかしまあこの「猫人間」が「社会」にまったく違和感なく
受け入れられているのがソマリとは違う魅力ですわな
どっちがどっちというわけでなく、いずれにせよ
「寛容」と「理解」がキモなんだけど、当作品のキャラクターも
存分にそれを持ち合わせているのが魅力かと。
恋する小惑星 第9話 本当の気持ち △++
みなさんの「むき」な気持ちが見られて、非常に清々しい気分。
子供の「我が儘」ってだけじゃなくて人間として譲れない美質を
主張しているところが汚れちまったおじさんにはまぶしいのよ。
みら×あおがこのおはなしを繋いでいるんだよね
まあ主人公だから当たり前っちゃそうなのだけど
「ノーイベントグッドライフ」てきなおはなしだとその
「繋がり」もぼやけてしまいがちだから、当作品はくっきりと
そのつながりが見えるのがすばらしいかとおもう
と、ここで当作品が「星座」を扱うおはなしだということを想い出す
見えないものを想像力や努力で目に見えるものにする、という
学術的な喜びと人間の善性に対する喜びが一致している、ということだ。
理系が恋に落ちたので証明してみた。
第9話 理系が恋に落ちたので沖縄合宿行ってみた。 △+
そいつに手を出すんじゃねえ!
密着面積が最大になるには「合体」するしか
ないんじゃないですかねえw
とまあ「やりすぎ」ると「ムード」がブチ壊しになるのが
「恋愛」のむずかしいところだね
ハッキリと「交尾です!」と言い切れるならはそれはそれで清々しいけどさw
「水着」ってのは「裸」よりある種魅力的なんだよね
普段は被服なんぞ気にもとめない野郎ですらボッキするんだから
「ナンパされてるヒロインを助ける」とか美少女ゲーム
そのものみたいな展開だな、しかしこの大ベタも「理系」てきに
ギリギリ許容できるかもねえ、もし「現実」に起きたなら
確かに好感度爆上げでしょうしねえ。
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第19話 絶対魔獣戦線メソポタミア I △++
今まで敵味方だったキャラが惜しげも無く最終奥義を
蕩尽していくさまが「らしい」と思うね
ギルさんの「王」としての振る舞いが完璧で
「王」を無くして久しい当邦としては惹かれるとこがあるね
何がそう思わせるかっちゅうと「滅び」の「美学」なんよね
こさかしい現世の生活とは真逆の「課程」に「全力」を
尽くすことの刹那的な喜びが金ぴかさんによって体現
されているってのはこのシリーズを10年来追っている
人達にはなかなかに愉快な体験であったかとおもう。
あるいは「人類史」てきに考えるとこういう「絶滅」の
危機が幾度も訪れたのだろうとは思うのね
別に神話的怪物を持ち出さなくても滅んだ人種や民族は数多あって
それは古代の人達の「生」に対する想いを現代人が擬似的にでも享受する
っていう体験がまあこのコンテンツを一歩違う
次元に押し上げているのかとおもう。
群れなせ!シートン学園
第10話 一人の穏和な野蛮人 -アンと瞳の話- △+
ニンゲン滅ぶべし
まあそうですねえ「絶滅」された側としては
「ニンゲン」も滅んでしまえばいいのにとなるね
ソマリでもやっとったけど個々人は優しかったり
「敵」と認識しないうちはニンゲンも悪くないのにね
「集団」の「利益」とか言い出すと途端に辛くなるのが
「ニンゲン」たる由縁かともおもう。
あと当作品異種族間でも「魅力」を持ちうるので
そのあたりの「交尾」をめぐるごちゃごちゃとしたやりとりが
様人がいつも不機嫌な理由とくっついていて当作品を
ぱっぱらぱーな作品とはひと味違う味付けにしているかとおもう。