異世界おじさん
第4話 つらい中お前がいて、支えてくれてよかった △++
「子供時分は男子だったオンナノコ」っちゅうのは相当強力な属性っすよね
カラダだけはいっちょまえに「女性」になっとって自分のモノでありながら
「わずらわしい」とも言えるわけで、そこで仲良くしていた
「おさななじみ」が―という展開がここにはあるわけね。
とまあ出すだけで勝利確定の設定なんだけど、ここで
「おじさん」と同居している唐変木がいて2人ぶんの
強度が相当たかいね。まあこれだけ恋愛フラグをへし折り続けるのは
なんかこう「厨二病」をこじらせ続けている「勇者」でも
ないと成立しないかもね、そういう「男女関係」が
ギリギリのせめぎあいが「異世界」でないこの世界でも
行われているというわけだ。
よふかしのうた 第4話 せまくない? △++
吸血鬼とおさななじみにはなさまれて川の字で寝る画がよい。
まあその前のPS(初代)のギャルゲーであそんでいる時点で
いろいろとおもうところはあるね、ここで「最新機種」とか
だすとハナシの流れが阻害されるし、ゲーム内で
「乳が妙に大きいヒロイン」とか出てくるおもしろさがそがれるわけで
(目の前に乳の育ったおさななじみがいるという状況)
ここでは「現実」の「恋愛」がどうちゃらとかのわずらわしさ
から外れた不思議な心地よさの男女(+吸血鬼)が遊んでいるという
そういうおかしみがあるわけだ。
異世界迷宮でハーレムを 第4話 卒業 △+
これはもうギリギリのせめぎあいとかやないね、完全にアウツw
でも「いけない」のではないのよね、3日間とはいえ
命がけの冒険と、盗賊の命3人ぶんで手に入れた
「正当な報酬」だからね。この
「他のオスをぶっ殺してメスを手に入れる」という一桁の足し算より
簡単な理屈をどう感取するかが当作品のうまみで艶みだ。
あとはそうですねえなんちゅうか気分を盛り上がるための
道具とか雰囲気とかまったくなくて、オスとメスがまぐわう
為だけの異常な単純さが(恋愛感情すらほとんど醸造されてないしの)
かえって訴えてくるものがあるかなあというところだ。
Engage Kiss 第5話 うたかたの爪痕 △++
ヤンデレ悪魔と昔の女にはさまれて「童貞」よりは先のおはなし。
ただこの設定が「記憶」を「忘却」する設定として活きているのよね
これがあるから「昔の女」はいまだにべたべたくっついてるし
あるいはハードボイルドふうにタバコもくわえられるというわけだ
ついでに「戦闘」もあってジェラシーの処分どころもあって
まことに男性にとってはつごうの良い世界となっているかとおもう。
あるいは女性陣が男どもの何が嫌かってとこが
「不義」にではなく「忘却」に依っているということが
わかるだけでも当作品は見る価値があるといえよう。