経済なんでも研究会

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財務次官の不可解な行動 : セクハラ事件

2018-04-21 07:32:47 | セクハラ
◇ 女性記者と何回も会食したイミは? = テレビ朝日は19日、福田財務次官によるセクハラ発言の被害者が自社の女性記者だったと公表した。当の福田次官は、セクハラの事実を否定したまま辞任。これで一般の人たちは、事件がヤマを越えたように感じただろう。しかし財務省と取材記者の関係をよく知っている人たちは、大きな疑問を持つに違いない。この事件には、もっとウラがある?

テレ朝の発表によると、女性記者は「1年半ほど前から数回にわたり、取材目的で次官と会食した」。そのたびに女性記者はセクハラ発言をされて脅威に感じ、録音した。上司に相談したが公表は難しいと言われ、その録音を週刊新潮に流したという。これについてテレ朝は「取材で得た内容を第三者に流したことは遺憾だ」と陳謝している。

だが財務次官が取材記者と2人だけで会食することは、相手が女性であれ男性であれ、極めて異例なこと。しかも1年半の間に数回というのだから、前代未聞と言えるだろう。その場所もソバ屋とか焼き鳥屋といったレベルではないらしい。会食費はいったい誰が支払ったのだろう。テレ朝は取材費として、その会食費を認めたのだろうか。

ここで福田氏のセクハラ発言を擁護する気は全くない。むしろ1人の女性記者と何回も会食を重ねたことについては、仕事以外の目的さえ感じられる。一方の女性記者も、1年半にわたって取材するような問題があったのかどうか。脅威を感じたら、会食に応じなければ済むことだ。この事件はテレビや新聞で大きく報じられているが「なぜ2人が何回も会食していたのか」という視点からの解説には、まだお目にかからない。

      ≪20日の日経平均 = 下げ -28.94円≫

      【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】  

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