◇ ウクライナに揺さぶられて乱高下 = ダウ平均は先週20ドルの値下がり。市場はウクライナ情勢の急速な進展に追い付けず、乱高下を繰り返した末に‟行ってこい”の結果となった。週の前半は大きく下げ、ロシア軍の侵攻が始まった24日には一時800ドル以上も下落したが、あとは大きく戻して92ドル高で引けている。さらに週末は停戦交渉のニュースが飛び込み800ドル以上も反発、終り値は3万4000ドル台を回復した。
日経平均は先週646円の値下がり。ほとんどニューヨークの値動きに引きずられた。24日には1年3か月ぶりに2万6000円を割り込み、昨年の安値2万6170円を下回っている。ただ週末の停戦交渉は、取引終了後に伝えられた。このためダウ平均のように‟行ってこい”とはならなかった。このため今週は、上昇で始まりそうだ。
しかし停戦交渉がすんなりと始まるかどうかは、いまのところ全く不明。今週の市場は、その成否に左右されることになりそうだ。また西側諸国の対ロシア経済制裁とロシア側の報復措置が世界経済に与える影響も、今週あたりから本格的な分析が始まる。その結果が出るたびに、市場はまたまた一喜一憂し乱高下するかもしれない。
今週は28日に、1月の鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数。1日に、2月の新車販売。2日に、10-12月期の法人企業統計。3日に、2月の消費動向調査。4日に、1月の労働力調査。アメリカでは1日に、2月のISM製造業景況指数。3日に、2月のISM非製造業景況指数。4日に、2月の雇用統計。また中国が1日に、2月の製造業と非製造業のPMIを発表する。なお1日には、バイデン大統領が一般教書演説。
≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週646円の値下がり。ほとんどニューヨークの値動きに引きずられた。24日には1年3か月ぶりに2万6000円を割り込み、昨年の安値2万6170円を下回っている。ただ週末の停戦交渉は、取引終了後に伝えられた。このためダウ平均のように‟行ってこい”とはならなかった。このため今週は、上昇で始まりそうだ。
しかし停戦交渉がすんなりと始まるかどうかは、いまのところ全く不明。今週の市場は、その成否に左右されることになりそうだ。また西側諸国の対ロシア経済制裁とロシア側の報復措置が世界経済に与える影響も、今週あたりから本格的な分析が始まる。その結果が出るたびに、市場はまたまた一喜一憂し乱高下するかもしれない。
今週は28日に、1月の鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数。1日に、2月の新車販売。2日に、10-12月期の法人企業統計。3日に、2月の消費動向調査。4日に、1月の労働力調査。アメリカでは1日に、2月のISM製造業景況指数。3日に、2月のISM非製造業景況指数。4日に、2月の雇用統計。また中国が1日に、2月の製造業と非製造業のPMIを発表する。なお1日には、バイデン大統領が一般教書演説。
≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ≫