◇ 弁当類の伸びが目立つ = 総務省が家計調査を使って、過去30年間に食料購入の内容がどう変化したかを算出した。物価の変動は調整している。それによると、1987年から2016年までの間に大きく増加したのは「中食」で、70.2%も増えている。その半面「内食」は19.6%減少した。また「外食」は、ほぼ横ばいとなっている。
と書くと「えっ、中食ってなんだ」と思う人がいるかもしれない。昔はレストランやそば屋で食べることを「外食」と言い、中食や内食という言葉はなかった。まず外食に対して、家で調理して食べるのが「内食」。その中間、つまり調理済みのものを買って帰り、家で食べるのが「中食」というわけだ。その中食が増えている。
中食が増加した理由について、総務省は何も説明していない。だが夫婦共働きの世帯が増えたためと考えて、間違いはないだろう。主婦も主夫も、家で調理する時間が少なくなったからに違いない。また子どもが自分で調理済みの商品を購入するケースもあるのだろう。いずれにしても、社会の変化を反映した現象である。
調理済み食品のなかでは、弁当類の購入が増加した。1987年には調理済み食品の18.8%を占めていたが、2016年には27.2%の比率に拡大した。その他の調理済み単品で目立つのは、ウナギのかば焼きが6.8%から2.2%に急落したこと。これは価格の上昇と関連しているのだろう。ただハンバーグも2.0%から1.0%に落ちている。その原因は、ちょっとわからない。
≪30日の日経平均 =上げ +295.22円≫
【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】
と書くと「えっ、中食ってなんだ」と思う人がいるかもしれない。昔はレストランやそば屋で食べることを「外食」と言い、中食や内食という言葉はなかった。まず外食に対して、家で調理して食べるのが「内食」。その中間、つまり調理済みのものを買って帰り、家で食べるのが「中食」というわけだ。その中食が増えている。
中食が増加した理由について、総務省は何も説明していない。だが夫婦共働きの世帯が増えたためと考えて、間違いはないだろう。主婦も主夫も、家で調理する時間が少なくなったからに違いない。また子どもが自分で調理済みの商品を購入するケースもあるのだろう。いずれにしても、社会の変化を反映した現象である。
調理済み食品のなかでは、弁当類の購入が増加した。1987年には調理済み食品の18.8%を占めていたが、2016年には27.2%の比率に拡大した。その他の調理済み単品で目立つのは、ウナギのかば焼きが6.8%から2.2%に急落したこと。これは価格の上昇と関連しているのだろう。ただハンバーグも2.0%から1.0%に落ちている。その原因は、ちょっとわからない。
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