◇ 致死率が高い? 変異ウイルス = 世界の感染者は1億0087万人となり、ついに1億人を超えた。死亡者は217万4143人に達している。死亡者は25日だけで1万4200人も増加、過去最多を記録した。最悪のアメリカは感染者が2560万人、死亡者は42万9214人にのぼっている。死亡者だけをみると、ブラジルが22万0161人、インドが15万3847人と多い。パンデミックの勢いは、少しも衰えていない。
累計の死亡者数をみると、世界第4位はメキシコで15万人台。次いでイギリスが10万人台、イタリアが8万人台。さらにフランスとロシアが7万人台、イラン・スペイン・ドイツが5万人台と続く。またアジアでもインドネシアが3万人に近づき、フィリピンも1万人を超えた。変異ウイルスも世界50か国以上に拡散している。
こうしたなかで、致死率つまり感染者に対する死亡者の割合を調べてみた。すると世界全体の致死率は2.1%。アメリカは1.67%、インドは1.43%だったのに対し、イギリスは2.74%、ブラジルは2.44%、南アフリカは2.97%と、明らかな相違が出た。言うまでもなく、致死率が高い国は、変異ウイルスが発生した国である。変異ウイルスは感染率が高いと言われているが、致死率も高いという報道はまだない。
日本の感染者は38万1137人、死亡者は5514人となった。致死率は1.44%と比較的に低い。しかし死亡者の増加傾向は続いており、この1週間では628人と過去最多。この調子だと、緊急事態宣言を2月7日に解除することはとてもムリ。政府はメンツもあって部分的な解除あるいは縮小を考えているようだが、この際は小手先の修正に走らない方がいい。
≪29日の日経平均 = 下げ -534.03円≫
【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】
累計の死亡者数をみると、世界第4位はメキシコで15万人台。次いでイギリスが10万人台、イタリアが8万人台。さらにフランスとロシアが7万人台、イラン・スペイン・ドイツが5万人台と続く。またアジアでもインドネシアが3万人に近づき、フィリピンも1万人を超えた。変異ウイルスも世界50か国以上に拡散している。
こうしたなかで、致死率つまり感染者に対する死亡者の割合を調べてみた。すると世界全体の致死率は2.1%。アメリカは1.67%、インドは1.43%だったのに対し、イギリスは2.74%、ブラジルは2.44%、南アフリカは2.97%と、明らかな相違が出た。言うまでもなく、致死率が高い国は、変異ウイルスが発生した国である。変異ウイルスは感染率が高いと言われているが、致死率も高いという報道はまだない。
日本の感染者は38万1137人、死亡者は5514人となった。致死率は1.44%と比較的に低い。しかし死亡者の増加傾向は続いており、この1週間では628人と過去最多。この調子だと、緊急事態宣言を2月7日に解除することはとてもムリ。政府はメンツもあって部分的な解除あるいは縮小を考えているようだが、この際は小手先の修正に走らない方がいい。
≪29日の日経平均 = 下げ -534.03円≫
【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】