魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

墓参りで花火

2007年08月15日 | Weblog
8月13日は初盆のところが墓参りをします。
昨日は14日。一般の初盆以外の家が墓参りです。

驚かれる方もいらっしゃるでしょうが、長崎ではこのお盆にそれぞれのお墓で
花火をします。昔からの風習です。墓参りに行くとバチバチとあちらこちらの
お墓は花火で賑わっています。爆竹や矢火や連発花火なども降りかかってきます。

ヘビ花火や噴水のようなドラゴン花火(吹き出し花火?)、ネズミ花火や
線香花火まで、いろんな花火が長崎の夜景に百科絢爛たる彩りを添えるのです。

墓参りが終わると酒盛りでしょう。
本日はワイン試飲の合間で、久しぶりに焼酎も飲んでおります。
「赤霧島」はふくよかでサツマイモの甘さをほのかに伝えながらも
それを旨味にした焼酎ですが、しばらく飲むとやはり退屈になってきます。
ワインが飲みたくなるのですが、それは明日ということで。

さあ、あと1日で今年の夏は終わります。
酒屋としての夏はお盆までです。その後は秋を過ぎ、年末商戦へと向かいます。

明日は長崎名物の「精霊流し」が行われます。
華々しさと迷惑なほどのうるささ、そのあとのもの悲しさと淋しさ、独特の
光景や風情があります。
終戦の日と合わせていろんな想いがこの街を包み、押し流して行くことでしょう。
夏の最高潮を花火のように実感する日です。



コメント (2)
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