魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

武雄 来久軒

2007年08月21日 | 美味しいもの
足を伸ばして佐賀県武雄市にある「来久軒」へ行ってまいりました。
国道34号線沿い、長崎、大村、嬉野方面より武雄に向かい、もうすぐで
武雄ってところあたりにあります。

なかなか渋い店構えです。40席ほどの広さでしょう。
お昼時でしたので、次から次にお客さんも訪れています。
店内に張り出されていたメニューは以下の写真の通りです。



替え玉はやっておらず、最初に大盛り(100円増し)を頼むのがルールです。

で、オーダーは「ラーメン」と「チャーシューメン」を頼んで、チャーシューを
分け合い、二人で食べるという黄金のパターンです。

味わいは純粋な豚骨で、臭さも抑えられて「豚骨どうよ?」と主張して
いるかのようです。豚骨一本勝負でしょう。今流行の具材が複雑に絡み合った
複雑さになれている方にとっては、少し物足りなさを感じるかも知れませんが、
コク、旨味をしっかりと出しつつ、嫌味がなく、軽やかさもあり、誰もが
シンプルだけど豚骨味の本道を感じることの出来る味わいだと思いました。

長崎駅前の閉店してしまった「一休軒」のスープをさらにひとまわりグレード
アップしたような・・・とても美味しいスープでした。(麺は数段良いです)
最近の先端を走るお店のような、複雑味や構成力はありませんが、昔ながらの
純粋味わいでしょう。

麺やチャーシューはまあ、特に優れているわけではなく、悪くはないレベル。

しかし、そのスープがずっと吸っていたいような、優しく味わいのあるもの
でした。長崎市では「一休軒」が閉店後、純なここまでの豚骨が味わえるお店が
なかったので、この発見は嬉しい限りです。(もちろん有名店ですが)

ただ、いかんせん遠いので(バイクではさすがにきつい距離)滅多に
伺うチャンスはないでしょう。近所にあったらいいのにな・・・。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする