魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

夏の夜のアルザス

2007年08月17日 | ワイン ~2019年
お盆休みですが、本日も試飲です。って言っても大好きなワインですから
苦痛はほとんどありません。強いて言えば赤が飲みたい、ピノが飲みたい
よねっ。

2005 ル・ジェンティル・ダルザス(ボット・ゲイル)
   仏、アルザス地方、白、2千円台前半

夏のくそ暑い時にはアルザスの白ワインなんて粋じゃありませんかー。
05年はどうだろうか?という興味は尽きませんね。

香りは柑橘系やパイン、レモン、トロピカルフルーツ等のフルーツ系と
ハーブや硫黄(温泉っぽい)等がうまく混じり合っています。

味わいはすっきりとした見事な酸、ほどほどの厚みのあるフルーツ、
コクも時間とともに感じられとても美味しいと思います。
ただ、コストパフォーマンスから言えばリーズナブルで、驚きまでは
感じません。素直には美味しいです。

もうひと皮ってところでしょうか?
暑い夏の夜にさわやかな酸は気持ちいいでしょう。
お盆を過ぎれば残暑ですね。今年の夏は早く終わりそうな・・・。
凍らせてかき氷にして食べても美味しいかも。

ところで最近戦争特集ののTV番組が多いですね。
思わず見てしまったものがいくつかありますが、下手な怪談よりも
遙かに恐怖を怯えます。
このワインが造られたアルザス地方も戦争で荒らされ多くの犠牲も出た
街だったところでしょう。

「おっぱっぴー」って(OPAPI)オーシャン・パシフィック・ピース
の略だそうで、7月の最初に書きました「小島よしお」が最近平和を
叫んでいますよね。今年の流行語大賞まで頑張ってほしい。
行けるところまで突っ走れー!


コメント
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