本日の試飲ワインです。
2003 ブルゴーニュ ルージュ(ジョセフ・ロティ)
仏、赤、ブルゴーニュ地区、3000円前後
いきなり熟した香りが襲ってきます。濃厚なベリー、熟したベリー、
厚めの牛革や、肉系の香り、クリーニングから戻ってきたセーターの
ビニールを破ったばかりのような香りがズンズンときます。
味わいはこのクラスにしては、メッチャ厚みと旨味があり、その塊の
ような感さえします。旨すぎです。
ただ、問題もあります。
旨すぎるのです。過熟で酸の支えがなく、いつ壊れるかも知れない
平均台の上を歩いているようです。
薄かったり、魅力に欠けたりしながらも何とか美しいという「ピノ」が
圧倒的に多いのに、このピノは逆の意味で危ういです。
1年後ですらどう変わっているのか?想像がつきません。多分2~3年内
なら大丈夫だとは思いますが・・・あくまで予想です。
今飲んで90点。将来は一旦崩れると大きく落ち込む不安材料ってところです。
将来性は・・・ほとんど感じません。
もうひとつは価格でしょう。
味だけとったら、本当は4千円でも不満はないでしょうが、「ACブル」と
しては一杯一杯の価格です。ラベル表示から来る暗示やイメージって
やはり強いものがあると思いますから。
実はこのワインは危うい年、2004年も飲んでいるのですが、その不安を
ものともしない見事な出来です。この造り手はすごーく素晴らしいと
思います。
ですから、2005年を待って価格がリーズナブルなら、いち押ししても
良いかな?とは思います。「とりあえず05年待ち」という黄金の切り札を
出しておきましょう。ニゲテル?
2003 ブルゴーニュ ルージュ(ジョセフ・ロティ)
仏、赤、ブルゴーニュ地区、3000円前後
いきなり熟した香りが襲ってきます。濃厚なベリー、熟したベリー、
厚めの牛革や、肉系の香り、クリーニングから戻ってきたセーターの
ビニールを破ったばかりのような香りがズンズンときます。
味わいはこのクラスにしては、メッチャ厚みと旨味があり、その塊の
ような感さえします。旨すぎです。
ただ、問題もあります。
旨すぎるのです。過熟で酸の支えがなく、いつ壊れるかも知れない
平均台の上を歩いているようです。
薄かったり、魅力に欠けたりしながらも何とか美しいという「ピノ」が
圧倒的に多いのに、このピノは逆の意味で危ういです。
1年後ですらどう変わっているのか?想像がつきません。多分2~3年内
なら大丈夫だとは思いますが・・・あくまで予想です。
今飲んで90点。将来は一旦崩れると大きく落ち込む不安材料ってところです。
将来性は・・・ほとんど感じません。
もうひとつは価格でしょう。
味だけとったら、本当は4千円でも不満はないでしょうが、「ACブル」と
しては一杯一杯の価格です。ラベル表示から来る暗示やイメージって
やはり強いものがあると思いますから。
実はこのワインは危うい年、2004年も飲んでいるのですが、その不安を
ものともしない見事な出来です。この造り手はすごーく素晴らしいと
思います。
ですから、2005年を待って価格がリーズナブルなら、いち押ししても
良いかな?とは思います。「とりあえず05年待ち」という黄金の切り札を
出しておきましょう。ニゲテル?