魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ジュヴレ・シャンベルタンって萌えない

2008年02月22日 | ワイン ~2019年
ワインバカ、しかもブルゴーニュバカにとって
「ジュヴレ・シャンベルタン(村)」という言葉を聞くと、堂々とした
王者のような逞しいワインをイメージすることと思います。

先日、ワイン誌「ワイナート」を買いに本屋さんへ行きました。
もちろん買う気満々です。この雑誌は写真も美しく、資料的価値もあると
思い勇んでおりました。

まずはどんなことが書いてあるか、ちょっと立ち読み・・・っと。

何か視点がずれてる・・・。カミュデチュカ?
こりゃ買うまでもないなぁ~~フニャフニャ~

カミュは76年以外は萌えないのです。・・・というより
もともと私は個人的に「ジュヴレ・シャンベルタン」には萌えないのです。
なんでだろうなあ。

もちろんこの村のワインはとても美味しいですし、高く評価もします。
ただ、「ピノの美学が私の目指す方向性と違うから」というのが本音
ですが、「好み」といえばそれまでです。
むしろ「シャンボール・ミュジニー」とか「ヴォルネー」とかの方が
萌えてきます。王者のワインはどうせなら「コルトン」が良いなぁ。

ジュヴレ・シャンベルタン村のワインはとても贅沢で、いろんな要素を
持ちすぎている気がします。
ピノというブドウが好きな人は(カベルネやシラーじゃないんだから)、
「力強さやしっかり感」がどこか弱く、ある意味不完全・・・?
それでもとても美しさを感じるピノというブドウに魅力を見出している
のだから・・・。

うまく説明するのは難しいし理解しても頂けないでしょう。
やはり好みです。(これが簡単)

でも、もしもどなたか美味しいシャンベルタンを飲ませていただける
のなら喜んで馳せ参じますけど・・・!


コメント (2)
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