魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

試飲会の多様性

2008年02月06日 | ワイン ~2020年
博多まで行ってまいりました。

M社の試飲会でした。アイテム数は120程度。
でも結構疲れるんです。休み休み何とかテースティングしました。

この輸入元のレベルは結構高くて、ハズレなんてのはもちろん1本も
ありません。好みとは別に、それぞれに意図するところが分かる
ラインナップです。

そうなると面白いことに、知り合いの酒屋さんや輸入元の人、一般的な
人気の傾向、それに私の好みですが、全部違うんですよね~。
もちろんどれが正しい?なんてことはありませんので、それぞれの
小売店や業務店で個性あふれるラインナップを組むことでしょう。


そんなこんなで、写真の2005 ヴォーヌ・ロマネ(グロ・フレール・エ・スール)
ですが、まだ全然固いです。
キューブ型のチョコレートがあるとしますと、角っこと一部だけが崩れて
溶けて、あとは塊のまま飲みこんだかのようです。

その崩れて溶けた部分はとても品があり、張りもあって旨味ものっています。
ただ、まだほとんどがコアのようで溶けて、美味しさを表現するに
至っていませんでした。

しかしながら、ポテンシャル、エキス分も十分です。2、3年は待ってから
飲み始めた方がよいのでしょう。


さて、感想ですが、やはり値上がりしていて、コストパフォーマンスが落ちる
傾向にあることは仕方ない状況です。
お客様、ごめんなさい。

それでも精一杯コストパフォーマンスにこだわってセレクトしますからね~。




コメント (2)
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