魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

これぞマニアの正当な諸行

2010年10月07日 | ワイン ~2019年
本日のお笑いはこれでしょう。


これぞ3公館のワイン、消費量の7~29倍=劣化で1000本廃棄も(クリック)


ワインマニアは大笑いです。
まあ、これぞマニアの諸行に間違いございません。

税金ですし。


私のような長崎市在住ですと叶いませんが、東京在住の方はぜひとも
大使館や外交官の方と親しくされることをおすすめいたします。


もちろん税金でなく、自腹でワインをご購入の皆様におかれましては
当店も出来る限り、安くて美味しいものを提供しようという意気込みで
やらせていただいております。




さて、本日の試飲です。



2006 ペタヴェル プラチナ ピノ・ノワール
   (豪、ピノ種、赤、2千円程度)


香りは力のある熟したベリー、ミネラル、赤土、赤い枯葉、
折れたばかりの小枝など、そんなイメージでしょうか。


味わいは柔らかだけど力があり、熟した凝縮感があるピノ
でしょう。その凝縮感ゆえ、家内は苦みを感じてしまうと
言いましたが、なるほど、とも思います。


私、個人的にはそんな苦みは物ともせず、熟して凝縮感のある
ピノを愛でています。


たでゃ~~し! (ただし、のことです


この熟したフルーツは長持ちはしないでしょう。8年ほど先には
“濃いけどいちゃってる”状態になるかもしれません。

まあ、まだまだ保ちますので、濃いピノ好きな方は十分楽しめる
と思います。現在の状態では、当店のパターンとは違いますので
すぐに入れることはありませんが、注視してはいきます。


ところで、上のニュースで廃棄された劣化ワイン千本。

卑しい私のようなマニアなら「よろこんで~!」と言いながら
飲んじゃう人、いっぱいいますよねぇ。

少々の劣化ではへこたれない人達・・・エライと思います。

コメント (2)
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