魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

恐ろしい日と、恐ろしいブレンドと

2010年10月26日 | ワイン ~2019年
本日はとある私が通うラーメン店のオーナーさん夫妻が
ワインをお求めにお見えになりました。


あまりに突然だったので驚きました!



どうやらこのブログがバレているらしい。


チェックされていたようで、素人が“好いた放題”書いていた
のがバレて・・・・・汗びっしょり!
ちょっとだけ嬉しい気持ちもあるけど、もう穴があったら入りたく
なるような恐れ多い気持ちもありますよね。


この先どーしよう?と思案中。


でも美味しいラーメン店や食べ物屋さんは応援したい、という
気持ちは変わらないのですし、それも今の時代、こうやって
ネットやブログでつながるご縁なのかもしれません。





さて、そんな恐ろしい本日は、ちょっと恐ろしいワインで
いきましょう。


2009 アナケナ オナ
   (チリ、ピノ種メイン、赤、2千円台前半)


香りはケーキやら甘い焼き菓子香が強い。チェリーやゼリービーンズ、
明るい花びらなど赤々として明るい香りが立ちます。


味わいは、まず甘い。不安になるくっらい甘い!と思ったけど、
奥行きや深みがあるので結構ちゃんと飲めます。
ピノとしては濃いめでまとまりよく、酸を少なく感じ、スパイシー。
さらに輪郭がくっきりと感じ、甘いわりにだれた感じもしません。

驚くべきはそのブレンド術。
ピノ、ヴィオニエ、メルロ、シラーというあり得ない珍しさ。


かなり面白いワインですが、商品として販売するにはかなり不安
です。ボツにするのは簡単ですが、こんな面白いセパージュを一度
飲んでみたいと思われましたら、ぜひご連絡ください。


やや甘めですが、面白いと笑って飲めるかもしれません。



人生甘いことばかりではありませんが、たまには笑って許す
大らかさも必要だと感じるかも・・・です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする