さて、こんな所へ行ってきました。
昔の旧道だった通りの商店街です。ちょっと哀愁です。
場所は島原半島の最南端、口之津。
当然ここへ。
歴史民族資料館へ。
ここに入るとちょっと空気が重たくなります。
でもなぜか好きなんだよなあ。
そうそう、今日は戦争のコーナーとからゆきさんのコーナーへ。
面白い展示物。
そして昔のきわめて怪しい写真も。
いやいや、なんと申しましょうか・・・。
そしてからゆきさんのコーナー。
ここは悲しみなしには見ることができません。
不幸や恵まれない人生の元は、やはり社会の底辺に渦巻く貧困なのでしょう。
今に、この世の中も格差がもっともっと広がれば、当時の二の舞になるかもしれません。
ところでからゆきさんの悲しみを歌った「島原の子守唄」も調べてみました。
どうやら「まぼろしの邪馬台国」で有名な宮崎康平氏(クリック)が昭和30年頃に
作ったようでまったく新しい曲でした。ちょっとショック。当時の人の歌なら
感慨もひとしおでけどねえ。
しかしこのあたりでは、いろんな過去が浮き彫りにされて、悲しくも実に
哀愁が漂う風景や思いがありました。