魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

のだめカンタービレとボジョレーヌーヴォーの微妙さ

2011年05月29日 | ワイン ~2020年
さて、妙なタイトルですが、書いちゃった以上何となくいきましょう。


「のだめカンタービレ」はTVドラマ、もともとマンガでもあって、
クラシックとは縁遠かった人達へ、身近にクラシックや音楽をやることの
楽しさ、素晴らしさを伝えてくれると思います。


そして「ボジョレーヌーヴォー」もワインの世界とは縁遠かった人達へ
ワインの楽しさ、気軽さ、美味しさを伝えれくれる素材だと思います。



で、ですよ、実際、どれほどの人達が、それらの入門的要素から、本格的
道のりへと志したかというと、実は・・・???なんですよね。


もちろんゼロではないでしょうが、推測するに「キャプテン翼」における
サッカーの比、「巨人の星」における野球の比と比べるとあまりに小さい
のではないかと思われます。


クラシックといいますか、むしろ音楽ととらえて、そのきっかけとなるの
なら「けいおん」(実は全く知りません)とかの方がよさそうですね。


ワインでもマンガ「ソムリエ」、「神の雫」などがなかなか良いらしい。
・・・・・でもよく知らない。そういえば「神の雫」のマンガは必要に
駆られてある程度読んだはず?のですが、もう忘却の彼方・・・・・orz


ちょっとゴチャゴチャになりましたが、つまり、のだめカンタービレや
ボジョレーヌーヴォーでは中途半端で役立たずだったのでしょうか?

そう言ってしまうと可哀相ですし、一応その世界への貢献はしている
はずです。


さて、そこでこの私がどうしてワインの世界に足を踏み入れたかともうし
ますと・・・それは、もしかしたらですが刑事コロンボの「別れのワイン」
かもしれません。当然その頃には流行の漫画はありません。ボジョレー・
ヌーヴォーもそんなに知名度もなく、商材としても確立されていませんでした。

内容もかなりいい加減でしたが、コロンボがワイン屋の親父に、
「俺を1時間でワイン通にしてくれ」とお店に駆け込むところが好きだった
りします。

ワインの繊細で神秘的で人を惹きつけて離さない魅力・・・
そんなのに憧れたものです。



まだ「自分はそこまでワインバカではないぞ!」と思いの方もいつの日か
とあるきっかけで、とんでもないワイン人生を歩むことになるかもしれ
ませんよ。

コメント
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