魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2011 ボジョレー・ヌーヴォーの会

2011年11月18日 | ワイン ~2019年
本日が世界でも、日本でも、最もボジョレーが消費される日なのでしょうか。

いよいよ解禁されましたね。

ボジョレーなんて・・・そーんな野暮は言わないで風物詩として楽しみましょう。



私も今年のヌーヴォー早速飲んでおります。






1 ボジョレー・ヌーヴォー カーヴ・ド・ベレール社
軽やかで明るい。引っかかりなく気持ち良い。フィニッシュにはエキス分が
残ってきれい。


2 ボジョレー・ヌーヴォー ジャン・ド・ロレール社
一番明るい色、やはりきれい。フィニッシュはややドライ。


3 ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー ポール・ボーデ社
明るく赤い花やバナナの香り。濃いめでまとまりよく旨味がある。この中では
コスパが良い。


4 ボジョレー・ヌーヴォー マルセル・ラピエール(以下ドメーヌです)
ハッとするフルーツ香。くっきりとした輪郭に焦点の合った香り。
酵母感と生々しい新鮮さ。良い、けどちょっと高め。


5 ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール シリル・アロンゾ
きれいなフルーツ。酵母感。紫を思わせる果実味は美味しい。







6 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー シリル・アロンゾ
(5)と同じ造り手だが、より明るくピュア。フリーランジュースを思わせ
タンニンは細かく少なめ。

 
7 ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー ローラン・ピニャール
香りよりも味が素晴らしい。太さと伸びのある味。ちょっとラムネ菓子風味。


8 ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー ジョセフ・ドルーアン
スマートさを持ったやや厚みのあるフルーツ。フィニッシュはややドライ。
綺麗で優等生的ヌーヴォー。


9 ヴァン・ド・ペイのヌーヴォー グランド・コリーヌ
南仏の日本人大岡さんによる新酒。シラー種らしい。当然この中では異色。
厚めの果実味でどビオ。チョーク(石灰)を思わせるイメージ。


10 2009 ラドワ レ・マドンヌ(カシャ・オキダン)
これだけブルゴーニュピノ。ラドワは珍しい。さすがに09年だけあって
旨味が乗ってとてもいけています。3千円台で高額のボジョレーと比べて
どうか?ということでの提供でしたが、そりゃねえ・・・。
野暮なことは言うまい。



ってわけで今年もたくさんいただきました。Mさん毎年のことながらお世話
になりました。

ある意味この日は正月とも言え、ここからまた1年がんばります。


コメント
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