魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

沈んでいく~

2012年04月22日 | ワイン ~2020年
Jリーグを熱く見るにはtotoくじを買うに限ります。


Big(6億円)は夢を見る用として。


自分で勝敗予想のくじが実は熱いんです。

買う口数も、勝者を選ぶのも、全責任は自分自身ですし、TV中継を見るのが
間違いなく面白くなります。


昨日もとある試合で、予想通りに進んでいたのに、ロスタイムの最後の最後に
負けているチームが同点に追いつき「すでに1等はならず」状態で悔しい思いを
しました。もう沈んだ気持ちです。


楽しむ秘訣は自分のひいきチームが負ける方に賭けることです。

ひいきチームが勝ったら嬉しくて、くじがはずれても許せるし、ひいきチーム
が負けても、おっ、くじが当るぞ!と思えるからです。


でもあんまり熱くなると、仕事に身が入らなくなるので、ほどほどでいきま
しょうね。



来年は我がV・ファーレン長崎もJ2に上がって、totoくじで勝敗予想が出来
るとすごく楽しいでしょうねえ。







さて、昨日は新しいワインリストと格闘しておりました。
何とか完成の目途が立ち始めたところで・・・・・



今夜はこれ。





2006 ディオメーデ トロイア
   (伊、ウーヴァ・ディ・トロイア種、赤、千円台後半)


普段なら当店のラインナップにしないパターンの味ですが、試飲会でなぜか
とても気に入ってしまい、仕入れた異色のワインです。


香りはブラックベリー、プラム、黒土、黒糖、ブラックチョコ、ココア、
かつお節だし、ヨード、クローブ、ウコンなど。


味わいも香りと似てちょっと地味。でも果実味の甘さは結構目立っていて、
深く、トースティーで華やかさには欠けますが旨味はしっかりとあります。


試飲会の時は「沈んでゆく~」的感覚がとても気に入ったのですが、それは
きっと重たい果実味(厚いのとは違う)のせいなのでしょう。
イタリアワインに傾倒している方は、きっとこんな味わいが好きなんだろうな~
と想像してしまいます。

今日もtotoに当たらず、沈んでいく~的感覚が、酔いも手伝って、まあどー
でもいいか~と流れにまかせてしまうような堕空間が心地良いのです。


さあ、本日はV・ファーレン長崎を応援に島原まで足を伸ばそうかどうか?
悩んでいるところです。


コメント
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