魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

悪徳ワイン屋?

2012年04月26日 | ワイン ~2019年
1000円のはずが42万円!(クリック)という事件が長崎では発生しております。


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業者は女性の家の物干し台を見て「使える状態ではない。全部変えないといけない」
と話し、さおや台、支柱を次々と運びました。そして請求した金額は42万円でした。
いずれのケースもさおをその場で少し切って、「長さを調節したからお金は払っても
らわないと困る」という手口でした。女性は驚き断ろうとしましたが断りきれず、銀
行まで連れて行かれ30万円を支払いました。領収書は渡されず、連絡先を聞いても
教えてもらえなかったということです。

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噂には聞いていましたが、我が長崎でも・・・ですねえ。



きっと最初に物干し竿を移動販売しようとした人は真面目だったと思うのです。


物干し竿って長くて持ち運びが大変だろう。買っても自宅まで持っていくのが億劫
だろうから、こちらから移動販売すると売れるんじゃないか?ってことで。


でもいつの間にか物干し竿販売は怪しい存在になってしまいました。
声なんて掛けられないでしょう。


悪どい人達が真面目な人の職を奪ったようなものです。



・・・・・はて?


ワインだったらどうだろうか?


「テイスティングをと言いつつ、もう開栓しましたので買ってもらわないと
困ると言って強引に高額ワインを販売した酒店が~!!!」


「お客さんが飲んでみますか?と聞いたら、うんと言ったので開けましたと
無罪を主張」


「むしゃくしゃしたから開けた。何のワインでもよかった・・・」


とかないよね~?!


そうかそうか、この手を使って儲けてみようか???




ということは致しませんので、どうかご安心ください。







ということで今夜はこれ。






2008 ラパリーガ・ダ・キンタ
  (ポルトガル、トゥリガ・ナシオナル種他、赤、千円台前半)

香りはカシスやチェリー、若いので生き生きとしています。甘いカスタード
クリーム系もありますね。

果実味は鮮烈で甘さがあって、しゃきっとしたイメージでしょう。
酸自体もフレッシュで若いためでしょう。

タンニンは甘く感じます。良い感じです。若く濃厚でピチピチと元気の良い
赤です。若々しさっていいですよね。

最初はやや甘さが強めか?とも思いましたが、すぐに馴染んできます。

そして、どんどん止まらなくなって~・・・・!


はいはい、飲み過ぎたのでしょうか。



でも美味しく飲めて1000円くらいで良かった~。42万円あったらラターシュ
とラフィットくらいは飲めるかなあ。昔だったらロマネ・コンティとペト
リュスとか言えたんですけどねえ。

ついでにふと思ったけど、ペトリュスかラフルール飲みたい!誰か飲ませて~!
と叫んでおきましょう。(後者は一度も飲んだことないのでだめもとで)


コメント
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