魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

フェチなのさ!

2012年04月15日 | ワイン ~2020年
そろそろ一年で一番良い季節がやって来ます。


って、とても勝手な決め付けだけれど、私の場合はそう。



「バイクに乗って走ること」が大好きな私は最高のシーズンが始まります。
(メカニックや改造には全く興味がない)


寒さを感じいなら、どこまでも走っていきたい気分。


いつも乗っているのは90ccの業務用のカブ号みたいなものですので、
本当は大きなバイクが欲しい。中型免許はあります。

かつては250ccを持っていましたが、結婚を機に売り払って以降、
もう長いですよねえ。

最近では風防がないと寒くて乗れなくなりました。根性なしの高血圧ライダー
です。




実は私はとあるフェチなんです。何のフェチかといいますと、大きなバイク
(原付スクーターとかではダメ)に乗っている(運転している)女性を見る
と・・・つい“萌え~!”になってしまうという習性があります。

だってメチャかっこいいでしょ!!!

革ジャンとか着て長めの髪の毛をヘルメットの中にスクッと丸め入れ、
ブオオ~ンとエンジンをかけ、ひとりで走り去っていく姿を見ると、
「その後ろの席(タンデム)に乗せて~!」と叫びたくなるのです。
惚れてしまいます。


まあまあ・・・、落ち着いて、落ち着いて・・・ゼイゼイ。



さて今日はどこを走ろうか。

ぼちぼちと温かくなった、こんな季節は大好きな場所へ。

温泉か廃墟か・・・・・???




さて思いを馳せながら、今夜はこれ。





2009 ラマ・ディ・ピエトラ
(伊、プーリア州、赤、千円台前半)

香りはプラム、ブラックベリー、黒土、革、エスプレッソ、ブラックチョコ、
黒糖など、重ためです。


味わいはこの価格としてはまずまずの濃さ。そして黒くて地味なのに甘さが
あります。例えるとやや甘めのブラックチョコのようなイメージです。
微かに粉っぽいタンニンは細かくて、そんなに強くはありません。酸もほど
良くて、全体的にコスパは良いと思います。

採用してもいいかと思いますが、これってきっとイタ~リアンな人(伊ワイン
好き)が喜ぶのかなあ。次の仕入れでは入るかもしれません。

もちろん私もイタリアワインは好きです。ただし、ピエモンテ州あたりの、
妙に熟成して果実味が薄く、酸が強め、鉄分強め、ヨードっぽさ満開、品を
感じなくてやたらと地味!とかのパターンだけはさすがに苦手です。(笑)
(分かる人ってかなり少ないと思いますが書いておきましょう)



美味しいお手軽ワインを飲んで、充実したお休みを取りたいと思います。

びゅんと動く風景、ゆっくりと動く風景、たどり着く風景、心に刻む風景、
そんな一日が素敵だと思う。


コメント
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