魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

カキフライ-安05ボルドー

2015年12月29日 | ワイン ~2020年
お昼は「カキフライ」が食べたいぞ!

ということでやって来たのは「JA(農協)の地下食堂」。

うちから近いのもありがたい。




ここへ来るといろいろとお安いので悩んでしまう。

日替わり定食がお手軽で一番人気だが、ぐっとこらえて初志貫徹。


さあ、カキフライ定食。



やや大ぶりのカキ。いいね~。
結構幸せ。






鉄板のお昼を食べたので、今夜も鉄板で。




2005 Ch.ラロッシュ・ベル・エール
   (仏、ボルドー、赤、千円台半ば)

ぜろごーです。

かなり前、2012年に飲んだ時の印象です。

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香りは沈んだ暗めのベリー、プラムやちょっと干しブドウ、日陰の植物に、
井戸の苔、レンガやドライフラワー、土、しめじなど。
それは偉大な年であるがゆえでしょう。


味わいは沈んだ黒系の果実味、これがとてもしっかりとたストラクチャー。
価格の割には目が詰まった果実味、細かいがしっかりと詰まったタンニン。

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今回もまさしくそんな感じでした。

つまりは偉大なヴィンテージは3年くらい経ってもそんな感じなのです。
ストラクチャーがしっかりしているので保つんですよね。

ちょっとタンニンは強めですが、実にボルドーらしい味わいで、それも千円台半ばで
核心に触れる何かを味わえるわけで、これこそ偉大な2005年のなし得る力なのかもしれません。
当然お奨めで、実際に飲まれたお客様の評判も良いのです。
ストックしておいても良いと思います。何気にデイリーワインでこんなのを出して飲むと
カッコイイとだろうな。

コメント (2)
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