魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

初めての・・・メンチカツ-カッコイイ白

2015年12月19日 | ワイン ~2020年
このお店は何度も通ってはいますが、トンカツがメインでそればかりを食べていたので、
他のメニューを知りませんでした。

勝山町にある「ルカン」です。

たまたまランチがメンチカツだったのでトライしてみました。



やはり良いよねえ。
メンチカツは固くてギッシリ・・・ではなく、柔らかくてふわりでした。

衣はもちろん素晴らしくて、肉の旨味や肉汁は閉じ込めたままで、優しくふわりと
揚げられています。やはりさすがだと思います。


閉店間近の百貫はふられっぱなしで、多分もう無理かなあ。





さあ、今夜はこれ。
ラベルがすごくカッコイイのさ。




2013 クロ・デ・リュヌ "リュヌ・ブランシュ"
  (仏、ボルドー、ソーテルヌ地区、白、2千円台)

セパージュはセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%となっています。
何でもドメーヌ・ド・シュヴァリエのオーナーであるベルナール家が新たに手掛けるワイン
らしのですが、試飲します。


香りは若いので当然ながら冷えているうちは弱いです。少し温度が上がると、青から黄色に
近いレモンやキンカン、スダチ系の酸味のある柑橘がメイン。ミネラルやピーマンの青野菜、
ハーブなどの青草など。

味わいは若いので、青いというより白いです。ミネラリーで透明な空間がいっぱいあって、
これから熟成してコクが出るのかなという、まだまだ早くて発展途上状態にあります。
時間が経って、温度も上がってくると、少しづつ、ミネラリーさの中からコクとモモっぽい
とろみも湧き上がりますが、まだまだ僅かです。

しばらく寝かせて、そうですね・・・せめて1年くらいは待ってやると、味の広がりや
コクももっと出て、美味しさももっと大らかに出ると思われます。
即戦力ではないでしょうね。


コメント
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