魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

謎の一味-ペトローロ

2015年12月23日 | ワイン ~2019年
最近お気に入りのトウガラシがあります。

やたら辛いんです。







「夕陽が丘そとめ」、外海の「道の駅」に売ってあります。

なんでも同じ造り手の「ゆず胡椒」もかなりきてるらしい・・・。(それはそのうちに)

これかけると普通のトウガラシじゃ物足りなくなります。特定のファンが付いているようで、
隠れた名物かもしれませんのでご紹介しておきますね。
思いっきりかけたら涙が出ます。油断してはいけませんよ。



さて、今夜はこれ。




2009 トリオーネ (ペトローロ)
  (伊、トスカーナ州、サンジョヴェーゼ種主体、赤、3千円台)

ペトローロが造るトリオーネという名のワインです。
香りはプラム、カシス、梅、スグリ、赤土や革、セルロイド、メタル(鉄)、ミネラル、肉など。
若々しくもイタリアらしいどこかダシ系の何かを感じます。


味わいは酸が効いていて、スタイリッシュで厚みのあるフルーツ。そして旨味がじんわりと
溢れてきます。酸味がダメな人には旨味まで到達できないかもしれないですが、ブルゴーニュ
ワインが好きな人には、問題なく美味しいと感じることでしょう。(でもそこまで酸味が
きついとかいうわけではありません、誤解なきよう)


まだまだ張りもあってしっかりとしています。タンニンは細かいながらもしっかりあって、
でもきつくはありません。酸味の方が強めではっきりとした輪郭を示しています。
上記のトウガラシのようなスパイシーさはありませんが、エレガントでとても美味しいです。
評価もパーカーやスペクテイターでも90~93点程度で毎年推移するようです。
そのうち入れておきましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする