魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

チリ-ジュラ・フルール

2016年01月23日 | ワイン ~2019年
Yahooのニュースでこんなのが出ておりました。

「低価格で飲みやすい…チリ産輸入量が仏産に肉薄」(クリック)
記事を抜粋します。

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 国別のワイン輸入量は、フランスが長年首位の座を守ってきた。ボルドーやブルゴーニュ
など生産地ごとにブランド化された強みを発揮してきた。2004年の年間輸入量はフランスが
5928万リットルと、2位だったイタリア以下を大きく引き離していた。

 チリも04年には793万リットルとフランスに大差をつけられていた。だが、その後に
輸入量が急増し、雑誌などで紹介され人気が定着。13年にはイタリアを抜いて2位に浮上し、
さらに首位をうかがうまでになった。

 日本国内で売れ行きが伸びたのは、「価格が安い割においしい」とされ、特別な記念日
などではなく、日常の食卓で飲むワインとして選ばれるようになったためだ。

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ボジョレー・ヌーヴォーがなければチリが1位だったかもしれないほどだそうです。
当店でももしかしたら一番売れているかも。(本数ベースか、金額ベースかでも違うとは思います)


ボルドーやブルゴーニュが高騰してしまい、愛好家もなかなか買えなくなっている現状もあります。
しかし、居酒屋に行ってもたいていワインが置いてあるようになり、家庭でも飲むようになり、
ワインの敷居がかなり下がったのはとても良いことでしょう。


遥か昔、私がワインに目覚め、飲み始め、調べ始めた頃、まわりにはだれ~も
お話しできる方もいなかったのですが、今は夢のようです。



そして今夜はワイン会。
夢のように美味しいワインたちと楽しいひと時です。

問題は雪降らないでねー、交通が止まると困るんです。
平地なので多分大丈夫だとは思いますが・・・。
外は寒くても、心はホットにね。




さて、昨夜はこれ。




2013 ジュラ フルール(ドメーヌ・ラベ)
  (仏、ジュラ地区、シャルドネ種、白、2千円台後半)

香りはパイナップルやトロピカルフルーツ、青い柑橘などのフルーツにミントやミネラル、
蜜や軽いナッツが湧き上がります。


味わいは若いので酸がはっきりとしています。その奥から蜜やバニラのほんの少し甘い風味が
どんどん来てます。やはりこれは基本的なところではしっかりと良いワインです。
この年は酸が多めなのか、とも思いますが、これで酸が少なかったらもっさりとして
張りが失われそうです。もう少し先の将来、これくらいの酸でも十分でしょう。

厚みと蜜とそれらをシャキッと引決める酸味のせいで、ぐんぐんと進んでしまいます。
・・・さすがに飲み過ぎになりそう。

ハアハア・・・一端止めましょう。

恐ろしいほど飲み進めてしまいそうです。ヤバイです。

また決算後、入れときます。


コメント (2)
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