魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

たったひとりの精霊流し

2016年08月15日 | Weblog

本日はお盆、長崎では精霊流しです。
うちも3月に母が亡くなったので初盆です。


本来は下の写真のように精霊船(しょうろうぶね)を作って大勢で流します。






が、担ぎ手もいないし、父も長い距離は歩けないので、私ひとりで、菰(こも。藁で出来た小さな
ゴザみたいなものにお菓子や果物などを包んだもの)を流してきます。



花火も買いましたよ。

魔除けとして使う爆竹を、出発と大きな辻(交差点)で鳴らしていきます。
10発だけあります。(167円ね)




長~い線香も用意。

1本で1時間くらいはもつそうです。これだけで100円台です。




ゆっくりと県庁坂を登り、下って、メインストリートを通り、大波止の菰流し場か
尾上町の流し場まで行ってみます。


他の家の大きな精霊船の間を進んでいくので、かなりの爆竹の攻撃にさらされるかも?しれませんが、
ひっそりと、流してきます。



お盆の夜、母と歩くのもこれが最後。

ゆっくり、ゆっくり、母を送ってきます。

長崎の夏。




なお、明日8月16日(火)、17日(水)は店はお休みとなります。
このブログも休むかもしれません。よろしくお願いいたします。


コメント (4)
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