魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ミシェル・グロ2016-最後の大事な1個

2019年05月01日 | ワイン ~2019年

平成であろうが令和であろうが、関係なくワインは飲みます。

ワインのはなしもしっかりと書いておきましょう。

 

今夜はこれ。

私のスーパースターのワイン。

ミシェル・グロさんには一度お会いしたことがありますが、もう彼の姿を見た時は

一般的な度合いで言うと、ポール・マッカートニーに会った時と同様の感激ものです。

マイケル・ジャクソンとかその辺りのスター(よく知らんとです)などは比べものにならない。

個人的にはそれくらいの偉大さです。

 

2016 ブルゴーニュ ルージュ(ミシェル・グロ)

  (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、3千円程度)

 

香りはチェリー、フランボワーズの軽快で明るいフルーツ、コショウやセルロイド、

奥の方に熟したフルーツに肉(これは時間が経ってから)が現れます。

 

味わいは開けたては弱い? 2015年と比べると差があるかな~と思っていましたが、不思議な

ことに、時間が経つとぐんぐん良くなってきます。旨味もだんだん出ます。

正直最初はポテンシャルや熟成能力は低いと思っていましたが、時間とともに秘めたものが出てきて

ちょっとビックリです。ただし、開栓後1時間半ほどはかかると思います。

現在の状態でお客さんにお出しするなら、私ならデカンタしたいと思います。


時間とともに表情を変えていく・・・だからワインは面白いんですよね。

そんな要素が詰まったワイン、そのあたりをご理解の方へ、そして2016年ヴィンテージを

お試ししてみたい方へ、好材料かもしれません。

個人的にこの素晴らしい造り手のACブルゴーニュはヴィンテージの指標にしています。

 

 

 

と真面目にワインのことを書いてみました、が・・・

 

今日は生まれて初めてのことなんだけど、カップ麺、しかも大事に取っておいた最後の1個。

(もう売っていない)

 

 

この蒙古タンメン中本の北極ブラックを作って、さあ食べよう!

 

と思い熱湯入れて5分。掴んだと思ったら・・・見事に倒して中身を全部ぶちまけてしまうという

暴挙というか大失態をやらかしてしまいました。

奥さんに怒られたー! あー!!! 

 

 

 

コメント
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