魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

地雷・初心者禁止のピノ・ノワール

2019年11月15日 | ワイン ~2020年

今年の流行語大賞のノミネートを見てみた。

30個余りのワードの中で知っているのは10個くらいだった。

 

紅白歌合戦の出場歌手の発表も見てみた。紅白見ないけど。

知ってるのはポツンポツンだ。なぜか聞かないのに演歌歌手は意外と知っていたりする。不思議。

島津亜矢はめっぽう声が良いし歌が上手い。知ってる!

私は音楽やってるのにそういう流行っている音楽シーン?の状況はほぼ知らない。

どんどん世の中から取り残されていることが明白にさらされる。

 

 

もう飲むしかない・・・。

 

 

飲みながらふとひらめいた。

 

このワインの店内の説明書きに記そうと思う。


「地雷 初心者注意」と。

 

なかなかの注意書きだな。

 

 

スペインのピノ・ノワール種、そしてオーガニック。さらに2008年で10年以上熟成。

 

このワインを飲みながら、多々思うところがある。

 

・スペインはピノ・ノワール種に向いているの?

・オーガニックって何のためにあるの?

・熟成って何のためにするの?

 

 

答えとして、すべては美味しいワインのためじゃない?と思う。

 

 

でもね、経験則から、オーガニックが全部美味しいワインには決してならないんだよなあ。

そして、多分オーガニックワインで美味しいけどそれを名乗らないワインがたくさんあったりする。

ピノ・ノワール種のワインは天と地ほどの差があるワインになる。ブルゴーニュの美味しいのは天国さ。

さらに寝かせれば寝かせるだけ良いってものではない。でも寝かせないと分からないことが

たくさんある。化けることもある。


・・・そんなことを考えるととにかく面白い。

 

すべてはワインが美味しければどーでもいいんじゃないの?と思う。

所詮、いろんなチャレンジは方法論なわけで美味しくワインを造り、美味しく飲むことが一番重要。

 

考えてみるに、このワインはそんなことを教えてくれるワインなのだ。たった千円程度で。

地雷 初心者注意。良いと思う。 

 

 

コメント
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