魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

BrgR-ミシェル・グロ-喜びも悲しみも

2019年11月06日 | ワイン ~2020年

今夜はこれを。

 

 

2016 ブルゴーニュ ルージュ(ミシェル・グロ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤)

チェリーやイチゴ、フランボワーズのフルーツに赤い花、花の蜜、これらの香りは

お花畑やキャンディーのようで明るく可憐です。

 

味わいは軽やかで華やか。奥に潜んでいた要素が出始めています。

前回飲んだ時はちょっとそっけなかったのですが、今回はぐんと良くなっています。

しみじみとブルゴーニュ良いよね~と感じるワインです。

 

 

実は今夜は献杯です。

故人との思い出を慈しむように飲みながら振り返っています。

今晩は最後の別れを告げてきました。きっと辛い苦痛から解放されて穏やかな心でいることでしょう。

故人の好きだったもの、思い出にまつわるもの・・・そう考えてブルゴーニュの赤にしました。

故人には本当にお世話になりました。心よりありがとうございました。

喜びの夜も悲しみの夜もワインと共に。 

 

 

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