2000 ブルゴーニュ グラン・オルディネール(アルノー・アント)
Bourgogne Grand Ordinaire(Arnaud Ente)
フランス、ブルゴーニュ、赤、2980円
本日は私にとっての衝撃のワインです。
5年ほど前ブルゴーニュの試飲会でこのワインを発見!「グラン・オルディネール」
という一番下のクラスのブルゴーニュの安酒表示なのに、とんでもない味だったの
で鮮烈に覚えています。
数ヶ月前、インデントリストで数本だけ見つけたので、即発注!先日、幸運にも
入荷しました。ところがラベルもボロボロで(写真のものはまだ良い方です)
状態は大丈夫だろうか?と心配だったので・・・・・試飲です。
(心配しなくても試飲です)
色はこのクラスとしてはとんでもなく濃いです。熟してベチャベチャのチェリーや
ストロベリージャム、コンポートなんて言う方も多いでしょう。少し革や寝かせた肉、
獣臭、針葉樹の森などもしんしんと香ります。
味わいは、やはりただものではありません。チャーミングでちょっとピンとした
チェリーのような酸はあるのですが、このクラスとしてはあり得ない厚みと
甘さを含めた旨味がビロードのように押し寄せます。2000年物のブルゴーニュは
かなり飲み頃のものも多いですが、このワインはまだまだ十分に行けそうです。
だって時間とともにぐんぐん美味しくなるのですから・・・。
裏話ですが、この年のグラン・オルディネールは実は2/3がヴォルネー・サントノー
(1級畑もの)が入っているらしいのです。
ですから、超マニアックで「プチ・伝説ワイン」と言えるかも知れません。
「ヴォルネー・サントノー」表示だと7000~10000円?
(ヤレヤレ、これだからマニアは・・・と呆れないで下さい)
逆に言いますと、「グラン・オルディネール」という安酒を何気なく出して、どう
反応するかを見ることの出来る「リトマス試験紙」的役割?も果たせます。コワ~!
でもそんな使い方はもったいない!です。やはりブルゴーニュが好きな人とじっくり
味わいたい、そんなワインです。実際とても美味しいですしねっ。
やはり「見せかけや肩書き」じゃないのよ!中身が勝負よ!って語りかけています。
飲み干したいけれど、グッと我慢して・・・・・・、
本日、試飲できるように残しておきます。
参考までに。(面倒な方は読まないで構いません)
先日は「ムルソー・サントノー」を飲み、本日はラベルは違えども「ヴォルネー・
サントノー」でした。実は共通の「サントノー」は1級畑の名前です。
白ワインの場合ムルソーの村名を、赤ワインの場合ヴォルネーの村名を名乗ります。
ある程度の広さはありますが、同じ名前の畑から造られた白と赤です。
もうひとつ、ドメーヌ・アルノー・アントは達人、神様、コシュ・デュリ並みの
実力と人気(マニアックですが)を誇るブルゴーニュファン垂涎の造り手です。
正直、見かけたら買いです。余計な蘊蓄、ご迷惑ならすみません。
Bourgogne Grand Ordinaire(Arnaud Ente)
フランス、ブルゴーニュ、赤、2980円
本日は私にとっての衝撃のワインです。
5年ほど前ブルゴーニュの試飲会でこのワインを発見!「グラン・オルディネール」
という一番下のクラスのブルゴーニュの安酒表示なのに、とんでもない味だったの
で鮮烈に覚えています。
数ヶ月前、インデントリストで数本だけ見つけたので、即発注!先日、幸運にも
入荷しました。ところがラベルもボロボロで(写真のものはまだ良い方です)
状態は大丈夫だろうか?と心配だったので・・・・・試飲です。
(心配しなくても試飲です)
色はこのクラスとしてはとんでもなく濃いです。熟してベチャベチャのチェリーや
ストロベリージャム、コンポートなんて言う方も多いでしょう。少し革や寝かせた肉、
獣臭、針葉樹の森などもしんしんと香ります。
味わいは、やはりただものではありません。チャーミングでちょっとピンとした
チェリーのような酸はあるのですが、このクラスとしてはあり得ない厚みと
甘さを含めた旨味がビロードのように押し寄せます。2000年物のブルゴーニュは
かなり飲み頃のものも多いですが、このワインはまだまだ十分に行けそうです。
だって時間とともにぐんぐん美味しくなるのですから・・・。
裏話ですが、この年のグラン・オルディネールは実は2/3がヴォルネー・サントノー
(1級畑もの)が入っているらしいのです。
ですから、超マニアックで「プチ・伝説ワイン」と言えるかも知れません。
「ヴォルネー・サントノー」表示だと7000~10000円?
(ヤレヤレ、これだからマニアは・・・と呆れないで下さい)
逆に言いますと、「グラン・オルディネール」という安酒を何気なく出して、どう
反応するかを見ることの出来る「リトマス試験紙」的役割?も果たせます。コワ~!
でもそんな使い方はもったいない!です。やはりブルゴーニュが好きな人とじっくり
味わいたい、そんなワインです。実際とても美味しいですしねっ。
やはり「見せかけや肩書き」じゃないのよ!中身が勝負よ!って語りかけています。
飲み干したいけれど、グッと我慢して・・・・・・、
本日、試飲できるように残しておきます。
参考までに。(面倒な方は読まないで構いません)
先日は「ムルソー・サントノー」を飲み、本日はラベルは違えども「ヴォルネー・
サントノー」でした。実は共通の「サントノー」は1級畑の名前です。
白ワインの場合ムルソーの村名を、赤ワインの場合ヴォルネーの村名を名乗ります。
ある程度の広さはありますが、同じ名前の畑から造られた白と赤です。
もうひとつ、ドメーヌ・アルノー・アントは達人、神様、コシュ・デュリ並みの
実力と人気(マニアックですが)を誇るブルゴーニュファン垂涎の造り手です。
正直、見かけたら買いです。余計な蘊蓄、ご迷惑ならすみません。