魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

オー・ブリオン宣言

2007年05月06日 | ワイン ~2020年
ちょっと家の中を片づけておりましたら、こんなのが出てきました(写真)。
Ch.オー・ブリオンの木箱の焼き印部分です。

オー・ブリオンというとウィーン会議、ジェファーソン大統領など逸話も浮かび
ます。立派な5大シャトーの仲間ではあるものの、最も地味で他のシャトーの
後塵を拝している・・・ちょっと可哀想なワインです。

ボトルの形が養命酒に似て地味だからなのか? グラーヴ地区だからなのか?
メジャーな割には人気が今ひとつなのです。

ラフィットの貴婦人のようなエレガントさ、マルゴーのような女王の風格、
ラトゥールの安定感と王者の風格、ムートンのラベルの美しさと深み、
等に匹敵するセールスポイントには乏しい気もします。

しかし、判官贔屓としてちょっと応援してみたい気になりませんか?!
ついでにラ・ミッション・オー・ブリオンも応援してみたいところではあります。
(オーナーは同じですぐ側のシャトーです。89、00は伝説の出来?)


しかし応援しようにも、よく考えたら高騰している今現在、
こちらとしても、予算がないことに気付きました・・・。

やはり可哀想なシャトーなのでしょうね。

(「いや違う、可哀想なのは予算がないラリラリ・・・・」とは言いっこなしってことで。)


コメント
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