LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

星めぐりの歌

2012-12-24 09:57:48 | 日記・エッセイ・コラム

大陸からの高気圧が張り出してきたようで、朝は冷え込んだけど青空の良い天気です。 バイクを走らせるのは・・・・う~ん、寒いし[E:coldsweats01]

浅田次郎の作品「終わらざる夏」の中に、宮沢賢治の詩が
出てきました。
宮沢賢治は、そう、あの誰もが知っている「アメニモマケズ カゼニモマケズ」や「銀河鉄道の夜」などを書いた詩人ですね。

昭和20年8月、疎開先の子供が歌う『星めぐりの歌』です。 聞いたことがありますか?

あかいめだまの さそり  ひろげた鷲の  つばさ
あをいめだまの 小いぬ  ひかりのへ びの とぐろ
オリオンは高く うたひ       つゆとしもとを おとす

アンドロメダの くもは        さかなのくちの かたち
大ぐまのあしを きたに  五つのばした  ところ
小熊のひたいの うへは そらのめぐりの めあて


この詩に宮沢賢治は、曲もつけているんですね。 知らなかったぁ。 
この年になって、無知だなぁと思わされる事が出てくること。[E:coldsweats01]

あれ?どこかで聞いたことのある詞だなぁ。 何処だったかな?と考えていて、

「そうだ! 高倉 健 主演の映画『あなたへ』だ。

富山の刑務所
天空の城”竹田城跡”の場面で、田中裕子が歌うシーンで、はじめてこの歌を聴いた事を思い出しました。Photo

 

刑務所で木工技術を指導する高倉健のもとに届いた、亡き妻(田中裕子)からの絵手紙。 
平戸郵便局への局留め郵便と、“故郷の海に散骨してほしい”という想いが記された2枚の絵手紙。

なぜ今、絵手紙なのか?生前にその想いを伝えてくれなかったのかとの思いを持ちながら、手作りのキャンピングカーで、富山~飛騨高山~京都~瀬戸内~門司~北九州と1200kmを走って、平戸市の小さな漁港に辿り着きます。

旅の途中で起こるさまざまな事をあつかった映画は、ロードムービー(Road Movie)と言われます。

Photo_2 『イージー・ライダー』がそうですが、この映画『あなたへ』もロードムービーと言っていいでしょうね。

田中裕子の澄んだ歌声が、いまでも耳に残っているようです。

季節が良くなったら、映画に出てきたような、ハンドメイドで仕上げたキャンピングカーも、ビートたけしが乗っていたメーカー製のキャンピングカーも持ってないけど、岡城趾(豊後竹田城)にちょっと似ている所がある竹田城趾まで、バイクを走らせてみましょうかね?

Photo_3